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TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

意外な発見

2009-11-08 13:01:27 | インポート
無農薬野菜の宅配をとるようになってから数週間。

買い物に行く手間が省けて便利なだけでなく、旬の様々な野菜が食べられる。
自分で買いに行くと、どうしてもいつも同じような好きなものばかり手に
とってしまい、ワンパターンになりがち。栄養も偏る。

ただ難点は、向こうが勝手に選んで詰めてくれるため、今まで食べたことが
ないような野菜が入っていること。食べたことなくても見たことがあり、
何ていう野菜かわかればいいが、ときには名前すらわからないことも。
こないだも黒い大根みたいのが入ってて、とりあえず火を通したらなんと!
ビーツ。丸いのは知っていたが、大根みたいのがあるなんて。

今回は、エルサレム・アーティチョークが一袋入っていた。
名前とは裏腹に、アザミの一種であるアーティーチョークとは全く関係なく、
なんとヒマワリに近い植物の根だという。根しょうがみたいな形で、牛蒡の
ようなニオイがする。ネットで調べてみると、調理するとじゃが芋のように
なり、「じゃが芋よりずっと美味しい」とみな絶賛している。

じゃが芋に似ているのなら、じゃが芋レシピを工夫すればいいのだな、と、
ビシソワーズを作ってみた。霜に当たって甘くなったポワローが一緒に入って
いたので、丁度良かった。冷たくせずに、暖かいままで出した。

これがバカうま!
じゃが芋よりクセのある香りがするものの、なんとも滑らかで美味しいスープ
に仕上がった。胡椒を加減すれば、もっと微妙な味が楽しめるだろう。

いつも驚かされる宅配野菜であるが、こんな発見があるのも嬉しい。


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十四年目の再会

2009-11-07 15:11:11 | インポート
もう二度とお目にかかれないと思ってた。

ひとによってはこんなもの、価値ゼロなんだと思うけど、結婚前に夫が買って
くれた調理器具についてきた料理本。といってもほんの申し訳程度の小冊子
ではなく、200ページを越す立派な本で、器具の手入れ法だけでなくレシピも
わんさか載っている。新婚時代は、よくこれのお世話になったものだ。

その後カナダで、同じ器具を持っている友人にその料理本を貸してあげた。
彼女は本を紛失してしまい、困っていると言った。「コピーをとったら、
すぐに返すわ」とも言った。しかし、本は返ってこなかった。

カナダからアメリカへ引っ越す前に、共通の知人から彼女の連絡先を教えて
もらい、本を返してくれるように聞いてみたところ「あなたから本を借りた
覚えは全くない」という返事が返ってきた。そうか、最初からそういうつもり
だったか、と気づいてもあとの祭り。(ちなみにこの人は、カナダのある有名
大学の教授である)

発行元へ問い合わせたが、もう絶版になっており入手できないとのこと。
ある人から「e-bayを見てみたら?」と言われ、実際に調べてみたらなんと!
料理本にしては信じがたい高額で売られているではないか。コレクターでも
いるのだろうか?私の本も、このようにしてオークションに消えていったの
かもしれない。好きなレシピがたくさん載っているので欲しかったが、たかが
料理本に高額は出したくない。あきらめることにした。

ところが最近になり、どうやって見つけたか夫がこの本のオークションを
探し出したのである。売り手は別にボロ儲けを考えてないらしく、妥当な
値段であった。夫は売り手と交渉してくれ、小切手を送った。そして、今日
その本が届いた。

かなり年季が入った様子ではあるが、間違いなく私が持っていたのと同じ年
に発行された本である。ぱらぱらとページをめくると、なつかしいレシピが
たくさん。ああ良かった。

もう二度と、本の貸し借りはするまい。全く勉強になった一件。


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今月の座布団十枚

2009-11-06 05:40:16 | インポート
It isn't the mountain ahead that wears you out,
it's the grain of sand in your shoe.

...Anonymous


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ゴールデンなお友達

2009-11-05 14:44:52 | インポート
犬は人柄をあらわす。

Bethからメール、先週送ったカードがもう届いたらしい。
チャンピオンシップの写真を加工してメッセージを書いたので、「とっても
素敵な写真ね!TABIが生き生きとしてすごくいい顔ね!」と褒めてくれている。
彼女の二頭のゴールデンのうち若い方は、このごろもっぱらアジリティに
熱心にとりくんでいる様子。あの子がまだほんの小さな子犬だったころから
知っている。ニコニコと楽しそうに走っているのが目に見えるようだ。

彼女は犬クラブで会ったときから、ずっと変らず親切に面倒をみてくれた。
セラピーや他の活動でもよく一緒だった。ボランティアも彼女とやったし、
わからんちんが多いクラブのメンバーの中でもいつもまっとうな意見を述べる
人だ。送ったカードに返事をくれたのも、今回彼女が一番乗りである。

彼女はまるで、ゴールデン・レトリバーが人間になったような人。
よく犬クラブでは、飼っている犬種によってその人の人柄を想像するが、
まあハズレもあるけど大体当たっている。ゴールデン飼いは、全部とは言わない
けど、おおむねみんな朗らかでフレンドリー、良い人で、嫌な思いというのは
あまり経験がない。

これは、その人の人柄が犬を呼ぶのだろうか?それとも、ある特定の犬を
飼っているうちにその犬種の性格が人間の性格に影響を及ぼすのだろうか?

そういうテーマで書かれた記事を読んだことが多々あるが、まあどっちとも
言えない。半々ってとこかな。だけどこれから新しいお友達を探すなら、
長年のゴールデン飼いはけっこう安全だと思う。大体あの想像を絶する抜け毛
と生きていける人なら、めっぽう我慢強いに決まっている。そういう人は、
お友達になっても無理難題をつきつけてこないハズ。

ゴールデン飼いからよく「TABIちゃんは先祖にゴールデンが入っていると思う
のよ。この子のやさしさは、ゴールデンよ、きっと」と言われる。う?ん、
なるほどね。ルックスは全然違うが、性格はそうかもしれない。
私はこの子と暮らして、少しはゴールデンに近くなったんだろうか?


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