TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

風の子TABI

2008-12-18 16:53:41 | インポート
今日は、日中の気温が摂氏マイナス十度と暖かな日。

公園にトンネルとジャンプを持ち込んで、シークエンスの練習。
出発前に、モノにしておきたいキューがいろいろとあったのだ。

この子は全く、飲み込みが早い。
当初の予定では、半分くらいやったらいいや、と思ってたが、結局二十近い
シークエンスを全てマスター。初めは暖かくて良かったが、雲がお日様を
隠し風が出てくると一気に寒くなった。

手がかじかんでがちがち。TABIのパッドにも雪が固まって凍っている。
ごめんね、いくら雪が好きだっていったって、これじゃあ楽しくないよね。
ママとパパの酔狂につきあってくれたTABIに、感謝。


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水のちから

2008-12-18 16:44:43 | インポート
影響力がこんなに強いとは。

新しいシャワーフィルターが届き、夫が早速取り付けてくれた。
今まで使ってたのは活性炭が塩素を取り除いてくれるやつだが、今度のは
VOCやトリハロメタンなど様々な有害化学物質を取り除いてくれるという。

塩素などの化学物質は皮膚にダメージを与えるだけでなく、シャワーやお風呂
の場合は蒸気を吸い込むことでダイレクトに体に吸収される。そっちの方が
ヤバイのである。特に、発がん性物質は。飲む水に気を使う人は多いが、
肌に触れる水にも無頓着ではいけない。

だからカナダにいたときからずっとシャワーフィルターを使っていたが、
夫が「今度のはすごいぞ!」とはしゃいでいたのを見ても「たいして違わない
んじゃない」と思ってた。だけど、実際に使ってみたら、なんと表現したら
いいか、水が軽い。そして、ブラの肩ひものあたるあたりがかぶれて炎症を
起こしてたところが、いつもはお湯がしみて痛かったのが全然痛くない。
そして、翌朝には炎症が消えて薄いカサブタになり、いつのまにか治って
しまった。

また、排水溝にたまる抜け毛がほとんどないことにも気づいた。
肌も、この冬の湿度二十パーセント未満という超乾燥状態で粉をふいていたのが
今は落ち着いている。こんなに違うなんて!

塩素を除くだけじゃダメだったのか。
今の水道水には、それほどたくさんの毒素が含まれているということか。
今まで知らずに使っていた水の怖さ。じわじわと様々な化学物質で、少しずつ
首を絞めていくように殺されるのではたまらない。


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TABIのにっき

2008-12-16 16:39:46 | インポート
きょうは ままが
はちみつの まふぃんを
やきました

よのなかに こんなに
おいしいものが あったなんて

ぼくの よだれで
きっちんの ゆかに
いけが できました

また たべたいな
はちみつ まふぃん


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明日の記憶

2008-12-13 17:39:07 | インポート
前から読みたかったが、やっと日本から届く。

介護する家族から見た物語は多いが、患者本人の一人称で貫く小説はこれが
初めてではないか。病状が進行するにつれ周囲は当然動揺するが、本人だって
つらいのだ。その心の中がよくわかる内容で、一気に読んでしまった。

職場でボロを出すまい、迷惑をかけまいと、片っ端からメモをとるようになる
主人公。その箇所を読んで、思わず「あ!」と思った。数年前、実家に帰省
したときの様子が目に浮かんだ。

壁のカレンダーからなにから、筆ペンで書いたメモだらけなのだ。
便箋を小さく切った紙に、「燃えるゴミは火曜」「町内会費は誰それへ」など
日常のことから、「桜が開花」「大相撲始まる」とか様々な覚書。それが所
狭しとテープで貼ってある。かつては自慢の一つだった床の間の、特注の
ナントカいう木の柱まで、鱗のようにメモが貼られ、それが決して最近のこと
でない証拠に、紙は黄ばみ端がめくれている。親はおそらく、異変に自分で
気づき、なんとか失われる記憶をとどめようと必死だったに違いない。

台所の食品棚の中には、賞味期限の切れた天ぷら粉がいくつも入っていた。
買ったことさえ忘れて、同じものを続けて買ってしまったのだろう。
本人も、つらくて怖くて悲しかったのだ。

小説に戻るが、私にはやはり主人公の妻の献身ぶりが印象に残った。
やはり妻にするなら日本女性である。これが舞台がカナダとかアメリカで、
英語の小説であったら、中盤までには彼女は新しい男を見つけて家を出ていく
だろう。「私が結婚したのはバリバリ仕事をするかつての彼なのよ。それが
まだ五十なのにボケちゃって、セックスどころか仕事もダメ。私はまだ若い
んだし、人生やり直すなら今だから。それにこの人、私のことだって忘れる
でしょうし」と、サバサバと見切りをつけるワイフ。周りを見てもそういう
シナリオの方が断然多いし、読者だってその展開のほうが納得するだろう。

冷たいのではなく、弱肉強食が骨まで浸透している風土なのだ。
弱いものへの労わりが、必ずしも美徳とされないお国柄。
私は何年住んでも、そこまでドライにはなりきれないでいる。


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Sixteen Candles

2008-12-13 17:05:01 | インポート
The Crestsのなつメロではない、私たちの記念日である。

全く、周囲を見渡してもこれだけ長く続いているのは珍しいので、ここらで
敢闘賞をいただきたいくらいである。思えばその半分がTABIと三人の暮らし
なので、一番の功労賞はこの子であるが。犬はかすがい、とは本当だ。

さて、ディナーは前にも行ったことのあるフォンデュの店。
夫が予約の際に結婚記念日であることを告げていたせいか、とても素敵で
静かな個室を用意してくれた。メニューはたいして変ってないが、サービス
の仕方が良くなっていて、どれも美味しかった。デザートは止めようと
思ってたが、見たら食べたくなってホワイトチョコのフォンデュにした。
キャラメルが入っててこってりとし、またシナモンパウダーをフランベ中に
ふって花火を出すなど、演出が凝っている。Dulce De Lecheがスペイン語で
液体キャラメルであることも、ウェイトレスさんに初めて教えてもらった。
OPIのネイルに同名のがあったな。

外に出ると雪。
でもフォンデュで温まった私たちは、駐車場まで歩くが寒くない。
平和な記念日を迎えさせてくれた神様に、感謝。


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