TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

この子どこの子

2005-09-08 13:33:30 | インポート
チャンピオンシップの画像がネットで公開される。

3人くらいカメラマンがいたと思うが、人によってたくさん撮る人とそうでない
人がいて、ばらつきがある。仲間のパグなんか、一日で18枚も!
TABIは「おお、これは!」というのが一枚あったが、ピンボケもあったりして
今回はいまいちだ。表彰台にTABIパパと上がったときのやつも含めて、全部で
8枚くらいか。

それにしても、レギュラー22インチはボーダーコリーばっか!
レセプション会場でも写真が一部公開されたが、あんまりボーダーコリーが
多くて飼い主でも「あれうちの子かしら?でも違うみたい」なんて言ってた。
うっかり他人の犬の写真を買っちゃうこともあるんじゃないか。

ところで、新しいアジクラスを見学してきた。
見学の予定だったが、コース設定を手伝ったりして結局は走ってしまった。
場所は馬術競技練習場で、足元は土、最適だ。馬糞臭いのを我慢すれば。

コーチ2人はAKCのジャッジで、アドバイスが的確。思ったより良いかも。
クラスの面々はまだ競技に出始めたばかりのもいるので、コース設定は私たちに
とっては物足りないが、それでも学ぶ点はいろいろあった。
TABIもチャンピオンシップ以来しばらくぶりに走って、楽しかったもよう。
鶏手羽をたらふく食べたあと、グースカ寝ている。


秋田犬との遭遇

2005-09-01 08:30:36 | インポート
いやな予感があたってしまった日。

なぜかそのお散歩ルートをとると、いやなことに遭う。
だから、やめれば良かったのに。

前方に白っぽい大型犬がこちらへ歩いてくるのが見えた。一人歩きだ。
逃亡したな。巻尾、ストレートなフロント、アメリカン・タイプの秋田犬だ。
オスで100ポンドはあるだろう。TABIを見て、道路を横断してまっすぐ
こちらへ向かってくる。

平和にニオイ嗅ぎしてるからOKかと思った瞬間、なんの警告も見せずにその犬は
突然、歯をむいてTABIを攻撃してきた。犬はTABIの首元に食らいつこうとした
らしいが、敏捷なTABIはうまく逃げて、かろうじて背中の一部に歯が当たった。
首をやられていたら、一巻の終わりだったろう。

通りの向こうをジョギングしていた若い夫婦が気づき、マッチョ系の旦那が
犬に罵声を浴びせて追い払ってくれた。彼らによると、その犬は今朝からこの
あたりを徘徊していて、人を見ると追いかけて襲っているとか。

アメリカン秋田は獰猛で、オスはとくに攻撃性が強く、彼らの犠牲になった
オス犬は数知れず。常識の通用しないチンピラだ。
日本では国の宝となっている秋田犬、どうしてアメリカでこんなにひどくなって
しまったのだろう?祖父だって秋田を飼っていたが、いい犬だった。
まあゴールデンみたいに仲良く遊ぼうタイプじゃないけど、やたらめった喧嘩
をふっかける犬じゃない。アメリカン秋田の70%が甲状腺の異常による攻撃性
を有していると言われる。なにが原因なのか?

帰宅してすぐ、アニマルコントロールに逃亡犬目撃と咬傷事件の報告をした。
あの犬は野良犬ではない。栄養のゆきとどいた体、グルーミングされたコート、
この高級住宅街のどこかで飼われている犬だ。純血秋田は決して安くはないから
飼い主はこのあたりに住んでいる金持ちに違いない。
裕福なのに、自分の犬の管理ができないとは、なんと情けないことか。

アニマルコントロールのレスポンスは早く、電話連絡から20分以内には
うちの玄関にオフィサーが来た。今日から三日間は彼らがこの界隈をパトロールし、
問題の犬を捕獲する。つかまった犬は拘留され、飼い主が見つかればその飼い主は法的に罰せられる。場合によっては、犬は致死処分となるだろう。