寝正月

鬼の攪乱というやつで、ひごろ超丈夫なTABIパパがついに風邪で寝込む。

彼は子供のころからやたら頑丈なので、養生するということを知らない。
「風邪なんか、病気じゃない！」が口癖。私が風邪で寝込むと、「ふん、やわなやつ」と皮肉な笑いを浮かべる。そんな彼だから、夜中に熱があるのに上半身裸でパジャマのズボンだけはき、雪の残る庭にTABIを出してオシッコさせたりしてたもんだからちっとも風邪が治らない。お酒もひかえなかったため、脱水してつらそう。

「今年の風邪は、しつこいな」とか言ってるが、そうじゃないだろう！お前が養生しないからだよ、もう若くないのに。

で、さすがに今日は彼は目まいと頭痛、喉の痛みと咳で起きられず、生まれて初めて風邪で一日寝込んだ。パパおもいのTABIは、すぐそばに置いてやった自分のベッドに横になり、ず～っとつきそって寝ていた。

私も家事と看護で疲れると自分が風邪で倒れちゃうかもなので、今日はあまり忙しくしないでのんびり過ごした。せっかくの新年なのに、寝正月。旅行の予定を立てていたが、どうなることやら。

でもね。
「のんびり休養しなさい」っていう天からのメッセージかもしれないよね。