TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

お留守番TABI

2003-04-19 19:37:39 | インポート
留守中に一番心配だったのは、もちろん犬のこと。

夫はなんとか生きていける。以前は、日本へ発つ前にスープやキャセロールなど
調理したものを一食ずつ小分けにし大型冷凍庫へ整理して入れて、解凍して
食べればいいようにして行ったこともある。が、彼は「解凍が面倒」とほざいて
結局ピザの出前などで生き延びていた。
こんな男に、忘れずに犬に餌をやれと言っても無理だ。

でも、犬は水さえ飲んでいれば21日間は餓死しないという。
それにTABIは、いよいよ空腹となれば散歩中に近所の顔見知りの犬好きに会ったら
こびを売ってクッキーやホットドッグをめぐんでもらうくらいの知恵はある。

ママを恋しがって泣くかと思ったが、意外と平然としていたらしい。
「何か変」というのは、私が車にスーツケースを積んだあたりから察していた
ようだが、ママが失踪(笑)してもパパが平気な顔しているから、きっと心配
いらないんだな、と彼なりに感じていたのだろう。散歩の質・量ともに低下した
ことは不満だったようだが。
一度、日本から電話して留守録に歌を吹き込んでみたが、それをTABIに聞かせると
ビクターの犬のように首をかしげ、耳をピンと立てて静かに聞いていたそうな。
遠吠えするかと思ったのに、拍子抜け。

それでも、私がこっちに帰るとたいへんな熱烈歓迎だった。
空港の駐車場に停めた車の中から、真夜中だったが私の姿を遠くから見つけた
らしく、ぶんぶん尻尾を振りつつ窓に顔をくっつけていた。
ドアを開けるとダッシュで出てきて、まずはくるくる私の周囲を嗅ぎ回って
「最新ニュース」をチェック。それから飛び上がってぺろぺろ攻撃。
移動中も、後部座席から頭を乗り出して私の肩に鼻を押し付け、うれしそ?な
顔でじっとしていた。

ママが帰るのをず?っと待ってたんだよ。
言葉がしゃべれたら、きっとそう言いたかったんだよね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ただいま? | トップ | イラク戦争 »
最新の画像もっと見る

インポート」カテゴリの最新記事