TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

雪山の週末

2006-03-13 10:43:00 | インポート
金曜日から泊りがけでスキーへ。

TABIとスキージョアリングのクラスに参加するためだが、リゾートはどこも
犬ダメなホテルばかり。やっと見つけたホテルは古くてアメニティもないが、
場所がいいし寝るだけなら十分だ。

さすがに山は雪がいっぱい、スキーヤーやスノーボーダーでいっぱい。
クラスにはいろんな犬が参加して、地元の新聞記者も愛犬と一緒に来ていた。
「アウトドア系の記事を書いてるんだけど、今日も取材なんだよ」と言っていた。
一緒に来たカメラマンは、TABIのブーティーが気に入って「かわいいわねえ!
走ってるとこ撮らせて」と、さかんにカメラを向けていた。

スキーのあと、車で30分ほどの温泉へ。
硫黄泉ですごいニオイだが、疲れた体をひたすと日ごろのストレスも消える。
日本のと違って温度が低く、江戸っ子の私には物足りないが、長い時間入る
にはちょうどいいのかもしれない。

今朝はホテルを出るころから雪が降り出し、高速にのるころには完全な吹雪。
目の前で交通事故を目撃。2、3台前を走っていた四輪駆動があれれという間に
スリップし、ひっくり返ってしまった。車は殺虫剤をかけられたゴキブリの
ように、腹を見せてタイヤだけが回っている。黒いガラスなので中の人が
どうなっているかは全く見えない。

夫は車を止め、救助に向かおうとしたが、すでに反対車線を走っていた車が
数台止まって事故現場にかけつけ、さらに高速に設置してある緊急連絡用電話で
連絡をとっている人もいたので、去ることにした。あまりワイワイかけつけては
逆に迷惑だからだ。

一寸先は全く見えないとはこのことだ。
あの車だって、この週末に家族でスキー旅行に行った帰りかもしれない。
こんな天候のときは、一分でも早く家につこうと急いだがために事故ることが
多い。とにかく気をつけて走ることにした。事故を見た車はだいたい、その後
非常に注意深くスピードを落として走っていたが、中にはガンガンとスピードを
出して消えていく車がある。ま、そういう人が事故れば自業自得だが、こちらが
巻き込まれてはとんだ災難だ。無事に帰宅できたことは、僥倖である。

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