ということで、今夜はお雑煮。
例の、簡易鏡餅を開く日がついにやってきた。
お飾りをといてプラの餅の底をとると、小さな丸餅が十個も。トースターで
餅を焼き、あらかじめ作っておいた野菜スープの中に入れ、お雑煮のできあがり。
お餅がふくらむのを夫と一緒にキャーキャーワイワイ言いながら見てたら、
TABIも「なになに?」といったかんじで仲間入り。そうかそうか、お前も
お雑煮が食べたいか。縁起物なので、TABIちゃんにも小さく分けたお餅を
食べさせてやる。健康で長生きするんだよ。
小さい餅だがさすがに十個は食えねえな、と思っていたが、結局みんなで
全部たいらげてしまった。年神様に守られて、今年も家族そろって元気に
過ごせますように。
子供のころは、ほぼ毎年年末になると父の実家に親戚が集まり、お正月を皆
で祝った。父の兄弟姉妹とその配偶者、子供、さらに従姉・ハトコなど全部で
十家族以上!農家だから家が広いとはいえ、よく布団が足りたものである。
農家の長男に嫁に来た伯母も、文句一つ言わず本当に偉かったと思う。
子供心に、たらい船のようにデカイ釜でご飯を炊く伯母の姿を覚えている。
そして、家族総出の餅つき。
ホカホカのもち米が、餅になってゆく過程は、都会っ子の私には珍しくて
寒い中をじっと我慢して見ていたものだ。伯母達は、つきたての餅を丸めて
自家製餡子をまぶして子供達にふるまってくれた。女の子達は少しお姉さんに
なるとお勝手に入れてもらえて、母親達の手伝いをして切った餅を並べる仕事
をまかされた。年上の従姉は、時々餅の切れ端を口に入れてくれた。すべすべ
した餅の美味しかったこと。
あんな楽しい時代は、もう戻って来ない。
田舎の正月に比べたら、こっちのクリスマスなんてチンケで商業主義で全く
つまらない。
お餅を食べながら、昔を思い出す。
例の、簡易鏡餅を開く日がついにやってきた。
お飾りをといてプラの餅の底をとると、小さな丸餅が十個も。トースターで
餅を焼き、あらかじめ作っておいた野菜スープの中に入れ、お雑煮のできあがり。
お餅がふくらむのを夫と一緒にキャーキャーワイワイ言いながら見てたら、
TABIも「なになに?」といったかんじで仲間入り。そうかそうか、お前も
お雑煮が食べたいか。縁起物なので、TABIちゃんにも小さく分けたお餅を
食べさせてやる。健康で長生きするんだよ。
小さい餅だがさすがに十個は食えねえな、と思っていたが、結局みんなで
全部たいらげてしまった。年神様に守られて、今年も家族そろって元気に
過ごせますように。
子供のころは、ほぼ毎年年末になると父の実家に親戚が集まり、お正月を皆
で祝った。父の兄弟姉妹とその配偶者、子供、さらに従姉・ハトコなど全部で
十家族以上!農家だから家が広いとはいえ、よく布団が足りたものである。
農家の長男に嫁に来た伯母も、文句一つ言わず本当に偉かったと思う。
子供心に、たらい船のようにデカイ釜でご飯を炊く伯母の姿を覚えている。
そして、家族総出の餅つき。
ホカホカのもち米が、餅になってゆく過程は、都会っ子の私には珍しくて
寒い中をじっと我慢して見ていたものだ。伯母達は、つきたての餅を丸めて
自家製餡子をまぶして子供達にふるまってくれた。女の子達は少しお姉さんに
なるとお勝手に入れてもらえて、母親達の手伝いをして切った餅を並べる仕事
をまかされた。年上の従姉は、時々餅の切れ端を口に入れてくれた。すべすべ
した餅の美味しかったこと。
あんな楽しい時代は、もう戻って来ない。
田舎の正月に比べたら、こっちのクリスマスなんてチンケで商業主義で全く
つまらない。
お餅を食べながら、昔を思い出す。