TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

TABI逆上

2001-06-07 04:48:31 | インポート
早朝TABIをトイレに出し、いつものように暖炉の前で寝かせてからキッチンの
箱の中に戻した。やれやれ、とママもカウチへ。
ところが、TABIはすぐに目を覚まし、クンクン泣き始める。オシッコはしたの
だから、これは甘えているだけにちがいない。ここは心を鬼にしてしつけなければ、
と放っておく。

しかし、次第に泣き声が大きくなる。そのうち箱から飛び出したらしく、
キッチン中を走り回り、ドアをガリガリ。しまいには、オオカミのように遠吠え
までし始めた。
一体どうしたらいいのだろう?TABIパパはいないし・・・
布団をかぶってひたすら
「TABI、お願いだから泣きやんで。寝て頂戴」
と祈る。

だが、TABIの悲しげな泣き声が続く。ママのほうが泣きたい。
時計を見ると、7時半。イエローページでうちに一番近い動物病院を探し、
電話してみる。(カナダの病院は、朝が早い)
もうワラをもつかむ思い。受付の女性は、電話を通してTABIの声が聞こえるらしく、
「ずいぶん元気なワンちゃんね。シェパード?あ、ちがうの?パニックになると
子犬はみんな同じに聞こえるわね」
と、朗らかに笑う。
そして、まだ赤ちゃんなのでママを求めて泣いているのだろうから、出してあ
げるようにと言われる。とりあえずチェックアップと予防注射のため、午後の
予約をとる。

早速キッチンのドアを開けたら、TABIはすぐに泣き止み尻尾を振りながら駆け
寄ってきた。抱き上げるとママの顔をペロペロなめ、なき疲れたのだろう、
腕の中でぐっすり眠ってしまった。ママも一緒にカウチで眠る。
<a href=http://members.accesswave.ca/~superpuppy/jpeg/baby24.jpg><img src=http://members.accesswave.ca/~superpuppy/jpeg/baby24-t.jpg border=0></a>
病院から帰るとTABIは、予防注射のおかげでぐっすりひたすら眠り続けた。
おかげさまでママは、数日ぶりであたたかい夕食をおなか一杯食べ、
いつもより深い睡眠をとることができた。


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