TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ハリ治療…6

2016-01-09 17:23:54 | ハリ治療
今年初めてのTABIのハリ治療。



い~っぱい打ってもらった。
先週別の動物病院(かかりつけ)で診てもらった獣医さんも、実はハリ治療をやるらしい。TABIのハリの先生とも知り合い。「右肩がだいぶ痛むようだから、次回Dr.Rのとこに行ったら肩に打ってもらいなさい」と言われたので、それを伝えたら先生は肩とか前足に打ってくれた。

血液検査の結果も出たので、そのことを報告。
とくに異常なし。ホッとして安心だけど、しかし高額な検査だったな。結局なにが高いかっていうと、検査そのものは血液を機械にかけてサッとデータが出て来るので簡単なのだが、その先。そのデータを、二人の専門獣医が分析してコメントをくれる。そこの部分が何百ドルなのだ。

そこで私には疑問なのは、正常値ってどうやって出すの?
若い犬とはさすがに正常値は違うだろうことは想像できる。しかし、16歳の高齢犬なんてそんなにたくさんいるもんじゃない。それに、そこまでトシをとればあちこちガタがくるのは当たり前。どれが正常値で、どれが異常値なのか、どうやってわかるの?

「実のところは、誰もわからないのよ」と、先生。

血液検査で異常が出たからといって、深刻な病気とは限らない。逆に、検査で全く異常がないのに、あれよと言う間に弱って死んでしまうこともある。なんだ、検査なんてあんまり意味ないじゃん!

前に読んだ本、「日本人の死に時」の中で「老人のいろいろな検査は、治らないことの確認に終わってしまう」というようなことを書いてあった。確かにね。


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