TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

夢にまで見た

2013-01-28 13:04:26 | その他
はなびら餅。

高校生のころ、有吉佐和子の「和宮様御留」を読んでその中に出てくる「はなびら餅」というものの存在を知った。

京都で新年のお祝いのころだけ作られる、ぎゅうひに甘い白味噌のあんと煮た牛蒡をはさんだもの。私は生まれも育ちも東京なので、見たことがなかった。主人公のフキが、普段は宮様の替え玉として十分な食事もさせてもらえないが、このはなびら餅が道喜から納められた日にはお付の女官とおなかいっぱい食べる。

「さすが道喜や、おいしおすな」
という女官のセリフも覚えてる。
どんな味なんだろう、とワクワクしていた。

今では東京でも、お正月の間なら手に入る。
そこで、買って食べてみた。



ん~~~、想像してたのと違う。
でも、濃茶に合いそうな、お茶席のお菓子にもぴったりといったお味。


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