TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

病院つづき

2011-04-02 13:21:13 | インポート
な我が家である、このところ。

夫は歯の詰め物が欠け(二十何年ぶりの治療だそう)、私は脳腫瘍その他で
病院めぐり、そしてとどめはうちの犬!

なんか今週の始めごろから、よく吐いていた。
最初は、噛み噛みオヤツが胃に合わないのかと思ったが、何を食べてもゲロ。
食欲はあり、便通は良く、消化器官がやられているようでもない。
観察すると、猫が毛玉を吐く時のように「ゲボ!」ってかんじの咳をし続け、
その勢いで胃の中のものが出てきてしまうようだ。つまり、喉に何かつまって
いるか、人間でいう風邪、犬でいうケネルコフか。

そういえば先々週にアメリカでアジリティ競技会で走ったとき、お隣のお隣
にクレートを設置していた女性の犬が、体調が悪かった。食べ物を戻したり
して、結局競技は途中で棄権して早めに帰っていった。

ケネルコフは空気感染で、感染力がとても強い。
以前住んでたアメリカで、AKCのショーにケネルコフの犬が一頭混じってて
あっという間に多数の犬に感染したことがある。ワクチンを接種している犬
でも感染してしまうので、接種もあんまり意味がない。ケネルコフ自体は
別に風邪と同じで自然に治るのを待つだけで心配ないが、肺炎などを併発する
とやっかいである。

今日早速獣医に連れて行く。詳細に診察してもらった結果、喉には何も詰まって
おらず、やはりケネルコフのよう。熱はないし、元気いいので峠を越えた様子。
ただ、咳の連続で喉に炎症があり、それがさらに咳をひどくし、吐くのが
止まらない。で、Metacam(Meloxicam)を一本打ってくれた。

威力は抜群で、すぐに咳が止まって楽そうになった。先生は他に、ホメオの
レメディを調合してくれた。粒じゃなくて液状なので、飲ませやすい。
ご飯を食べても吐かないし、本犬も「あ?、楽になって良かった?」って
かんじである。