春の便り

日本のお友達から、おもいがけず春の便り。

器用な彼女は、かわいらしい「招きTABI」を作ってくれた。
そっくり！アゴの白いとこまで再現してある。これは「Qを招くTABI明神」
と呼んで、アジリティ競技会のときは連れていくことにしよう。

おとといは猛吹雪で昨日も外は銀世界だったが、今日はポカポカ陽気。
TABIは、招きTABIが入ってたタイヤキまくらが気に入って庭に持って出て
走りまわっている。水仙の花も咲き出した。このまま春になってくれると
いいな。

Grave Matters

日本へ帰る機内に持ち込んで読んだが、なかなかおもしろかった。

現在アメリカでどのような葬儀と埋葬が行われているのか、今では一般的と
なったエンバーミングから始まり、より環境にやさしい死体処理と埋葬の
数々を紹介したもの。

エンバーミングに使われるのは今ではホルマリンだが、昔は砒素だった。
古い墓地では砒素が地下に染み出し、飲料水の水源を汚染しているという。
そのうちホルマリンが水源を汚染するだろう、というか、もう始まっている
かもしれない。死体から染み出した毒物が生きている人々の体に知らず知らず
のうちに入り込み、健康を損ねていく。なんともオカルトである。

メモリアル・リーフは最もロマンチックな埋葬と言えるだろう。
海の好きな人、ダイバーとかなら最適だ。青い海の中で、新しい生き物を
育む助けとなる。私なら、セイシェル島なんかいいな。