だから貧乏ってイヤね

カナダ海軍軍人の無言の帰還。
http://cnews.canoe.ca/CNEWS/Canada/2004/10/05/656913-cp.html

まだ２歳の幼児と、生後７週間の赤ん坊を連れた未亡人が痛々しい。
すべては、万年貧乏のカナダがイギリスから中古の潜水艦を買ったことから
始まった。これがまたとんでもないポンコツで、もともとイギリス海軍が
処女航海に出た当初から魚雷発射管が故障したりして使い物にならなかったらしい。
だから今回の火災事故だって、起こるべくして起こった。

そんなのを売ったイギリスもイギリスだが、そんなのを買ったカナダもカナダだ。
ブレアはこの件について、知らんふりを決め込んでいる。全くあの男も、
中古車のセールスマン並みだな。「おたくが承知で買ったんだから、俺は
知らねえよ」ってことだろ。もと大英帝国のゲス男め。

とにかく、内部事情をよく知る海軍の人によれば、新しい潜水艦を買えるぐらいの
お金が、これまでこのポンコツの修理にかかったのだという。
日本にはね、「安物買いの銭失い」って諺があるのよ。

だけど銭を失うくらいならまだしも、人命を失うようなことがあってはなるものか。
お金がないって、悲しいことね。