初めて会う犬に対しては、かがんで体を小さく見せろ、とよく言われる。
たいていの犬本にそう書いてある。犬に安心感を与える、といわれる。
だが、必ずしもそれは正しくない。
犬によっては、人間がかがんだ姿勢が「異様な形」に見え、恐怖感や警戒感を
与えてしまうのだそうだ。
今、MLでそれが話題になっている。なるほどな、と思う。
グレートデンの大きさの犬なら、人間がかがむと犬が人間を見下ろす形になり、
犬に安心感を与えるかもしれない。ゴールデンなら、同等の目線になり、
仲間として接近しやすいとも言える。
だが、小さい犬、それも臆病な犬の場合、人間がかがむという動作、それに
かがんだ姿勢を不自然と感じ、「なんかコイツあやしいぞ」と腰が引けてしまう。
そればかりか、かがんで近づこうとした人間を恐怖のあまり噛んでしまうこともある。
たしかに、それは私もよく目撃する。
カーミング・シグナルもそうだ。犬のカーミング・シグナルを学んで犬と同じ
動作をとることで、犬に安心感や親近感を与えることが、できるとき「も」ある。
例えば、プレイ・ボウの姿勢をとって遊びに誘う、など。
だが、犬によっては人間が人間らしくない動作をとっているのを見ると、
「なんかコイツあやしいぞ」とビビビと警戒アンテナが立ってしまう。
人間なのに犬みたいに行動するやつ=化け物 というわけか。
そういう犬にとっては、むしろ人間らしい普通の行動をとったほうが摩擦が
生じず、平和におつきあいができる。
まさに犬により様々で、「犬は○○だから××すべき」というような絶対の
法則というのは、ないと思う。
犬の専門家はみな一家言持っており、それぞれ納得のいく内容かもしれないが、
一人の人間が一生に出会う犬の数は限られている。その人の経験から生まれた
犬論が、必ずしも世界中の犬に共通するとは限らない。
ひとつの犬論を盲信するよりも、フレキシブルな心でまず自分の犬、そして
周囲の犬を観察することが大切だな、と思う。
たいていの犬本にそう書いてある。犬に安心感を与える、といわれる。
だが、必ずしもそれは正しくない。
犬によっては、人間がかがんだ姿勢が「異様な形」に見え、恐怖感や警戒感を
与えてしまうのだそうだ。
今、MLでそれが話題になっている。なるほどな、と思う。
グレートデンの大きさの犬なら、人間がかがむと犬が人間を見下ろす形になり、
犬に安心感を与えるかもしれない。ゴールデンなら、同等の目線になり、
仲間として接近しやすいとも言える。
だが、小さい犬、それも臆病な犬の場合、人間がかがむという動作、それに
かがんだ姿勢を不自然と感じ、「なんかコイツあやしいぞ」と腰が引けてしまう。
そればかりか、かがんで近づこうとした人間を恐怖のあまり噛んでしまうこともある。
たしかに、それは私もよく目撃する。
カーミング・シグナルもそうだ。犬のカーミング・シグナルを学んで犬と同じ
動作をとることで、犬に安心感や親近感を与えることが、できるとき「も」ある。
例えば、プレイ・ボウの姿勢をとって遊びに誘う、など。
だが、犬によっては人間が人間らしくない動作をとっているのを見ると、
「なんかコイツあやしいぞ」とビビビと警戒アンテナが立ってしまう。
人間なのに犬みたいに行動するやつ=化け物 というわけか。
そういう犬にとっては、むしろ人間らしい普通の行動をとったほうが摩擦が
生じず、平和におつきあいができる。
まさに犬により様々で、「犬は○○だから××すべき」というような絶対の
法則というのは、ないと思う。
犬の専門家はみな一家言持っており、それぞれ納得のいく内容かもしれないが、
一人の人間が一生に出会う犬の数は限られている。その人の経験から生まれた
犬論が、必ずしも世界中の犬に共通するとは限らない。
ひとつの犬論を盲信するよりも、フレキシブルな心でまず自分の犬、そして
周囲の犬を観察することが大切だな、と思う。