TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

From Hell

2001-10-21 11:57:17 | インポート
夫の上司から映画のチケットをもらったので、二人で映画を観に行く。

Cats and Dogs を観たかったのだが、時間が合わなくてFrom Hellにした。
ジョニー・デップ主演の話題作だ。

舞台は19世紀末のロンドン。
ジョニー・デップは、Jack The Ripper事件を追う捜査官の役だ。
映画のために特訓しました、といったかんじのイギリス・アクセントがお笑い
だけど、映画そのものはなかなか良かった。
(次々と殺される女性の血しぶきを見ながら、ポップコーン食べてる私たち
夫婦って…?)

Jack The Ripper事件は、JFK暗殺と並んで謎の多い事件で、「真犯人はこいつだ」
みたいな小説や映画がたくさん出ている。この映画もそういう、仮説をもとに
したお話だ。最後のひねりが、けっこう粋だった。

タイトルは、事件当時ロンドン警察に「犯人から」と称して届いた手紙の
差出先に記してあったFrom Hellからとっている。
当時この事件は、今のテロ事件と同じく超ホットな話題だったから、いたずら
やガセネタがすごかったらしい。
ちょうど今出まわっているメール「ハロウィーンの夜に気をつけろ」みたいな
もんだ。

100年前も今も、話題の事件をネタにしたコピーキャットや
いたずらが後を絶たないもんだな。人間って、変わらないね。


犬の喧嘩

2001-10-21 10:17:25 | インポート
<img align=center src=http://members.accesswave.ca/~monjardin/diary-jpeg/ag1.jpg>
アジの練習場

今日からTABIのアジリティ練習が始った。

これから毎週土曜日は、朝早く起きて水筒に熱い紅茶を入れ、クーラーボックスを
車に積んで山まで走ることになる。

前回見学に来たときについてくれたトレーナー、Heatherがついてくれて、
今日はプランク、タイヤくぐり、ティーター(シーソー)を練習した。

グループにわかれてワイワイ楽しくやってたところ、突然背後で犬の喧嘩が
始った。1歳の未去勢のオス、ケイン・コルソのCHICOが、すぐそばでプランクの
順番待ちをしていたアイリッシュ・セターのオスを突然攻撃。
飼い主はそれぞれリードを引き、女性トレーナーが二人とっさに止めに入り、
一人がコルソにわき腹を噛まれてしまった。

幸い、というか、今朝は寒かったので彼女はフリースのセーターとダウンジャケットを
重ね着していたため大怪我にはならなかった。しかし、セターの飼い主の若い女性は
泣き出すし、一時場内は騒然。
私は犬の喧嘩は何度も見たし、血を見たことも一度や二度でないので慣れている
つもりだったが、体重50キロを越すコルソが唸り声を上げて襲いかかるのを
間近で目撃してちょっとドキドキしてしまった。

噛んだ犬は、アジリティから服従訓練クラスへ格下げになった。
ここは一応、服従の基礎がしっかりできていることが入学の条件で、彼もよその
服従クラスを卒業している。しかし、こうした事件が起きると参加者たちに
不安を与えるし、何より怪我人・犬が出たら大変だ。

もう彼を練習場で見ることはないだろう。
人間にはなついて、私にもお腹を見せて甘えていた子なのに、残念だ。
年齢的にいって性的成熟をむかえ、テリトリー意識が強力になってきている。
早く玉抜きしてやらないと。