TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

番犬

2001-09-21 10:19:26 | インポート
夜の8時過ぎ、突然玄関のベルが鳴る。

何かと思ったら、ホーム・セキュリティ・システムの営業だった。
要するに、泥棒よけだ。本来$1000くらいするものを、キャンペーン中なので
お験し期間1ヶ月はタダだという。

「うちには盗まれるような金目のものがないんで」
と言ってみる。(これは事実だ、悲しいが…)
だが相手もさるもの、今どきの強盗は金や貴金属を盗んでいくだけでなく、
人の命も奪っていくから、安全のためにセキュリティ・システムは必要だと
力説する。

「一応、犬がいるから」
と言ってみる。私の側では、TABIがニコニコして座っている。
「でも、こんなにフレンドリーなわんちゃんでは番犬にならないでしょう」
だって。図星だよ??
TABIじゃ、泥棒に尻尾振って玄関から客間までエスコートしそうだ。
クッキーをもらったら、金庫の鍵をくわえて持ってくるかもしれない。

夫が出張中なので、即答できない、と言ったら名刺を残して帰っていった。
TABIは、営業マンをポーチまで見送って尻尾をぶんぶんしている。

こいつ…やっぱり番犬にはならないな。困ったもんだ。