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TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Spec cPL三度目

2016-09-12 19:22:57 | 腎不全/膵臓炎
先週やった検査結果が出た。

腎臓の値は、ほぼ正常のまま。BUNは正常より低くなっている。ずっと超低タンパクの食事してるから無理はない。
BUN............2.8 mmol/L (7.84mg/dL)
クレアチニン ..99 umol/L (1.3mg/dL)
リン ..............1.1 mmol/L (3.41mg/dL)

つい三か月前は、獣医から「余命はあと二週間くらい」と宣言されてたわりにはなかなかの進歩である。ま、人間の医者もそうだけど、余命宣告ほどアテにならないものはない。

前回の尿検査で出てた尿タンパクも、今回は全くなし。タンパク尿症ではなかったということで、良かった。獣医が心配してた肝臓の値も、何もしないのにぐっと下がった。

しかし、Spec cPLは逆に898まで上昇。

先月、例の獣医からの処方薬で反応を起こしたのがまだ尾を引いてるらしい。反応当時に検査をしてたら、おそらく何千の値(つーか、Spec cPLは2000が上限)になってたのかも。そこから下降するのだから、そりゃ時間がかかるだろう。今後も膵臓サマのご機嫌をそこねないよう、食べ物と食べ方には厳重な注意が必要ってことね。

BUNが低いので、毎日やってる皮下注射は量を減らして一日150mlにする。良かったね!


お庭ご飯

2016-09-11 19:12:04 | 腎不全/膵臓炎
やっとお天気になったので、外のパティオでお昼。


「もっと食べたい!おかわり!」

脂肪分7%のご飯が大丈夫なようで、今のところ下痢も何もなし。なので今日からは大さじ一杯と小さじ四分の一に増量。これを三時間ごとに、一日七回。だけど少ないよね。TABIがいつもおなか空かしているのも無理はない。

私の夏の楽しみは、こうして花に囲まれた庭でご飯を食べること。



でも虫が苦手なTABIパパは、外で食べるのは好きじゃない。だから、外のテーブルに食事をセットすると不機嫌になり、一口もしゃべらず黙々と食べ、終わるとサッサと家の中に入ってしまう。

つまんねー人生送ってるよね、この男。


再診と再検査

2016-09-08 16:06:32 | 腎不全/膵臓炎
かかりつけ獣医さんが夏の休暇から帰ってきたので、検査に行ってきた。

朝一番のオシッコをとって持ってゆき、尿検査もやってもらった。7月の検査で尿たんぱくが出てたので、もう一度検査してもらいたかったからだ。それと、今回も膵臓の検査を追加してもらった。

体重はさらに減り、12.7キロ。健常なときの半分ちかく。
先生はすごく心配してるけど、膵臓を守るため脂肪分を極力取り除いているのだから仕方がない。それでも本犬はけっこう元気で食欲はあるし、頭脳明晰なままだしちょこまかと動きまわっている。

先生は「念のために」と、抗生物質を処方したいと言ったが、とくに感染症でもないのになぜ抗生物質なのか?先月は処方薬Zentonilにひどい反応を起こして大変な目にあったばかりだし、必要でない薬は飲ませたくないので断った。

昨日のTABIのご飯は、白米ご飯・皮なしジャガイモ・ゆでた卵白の他に、2グラムのゆでた鶏ささみを加えてピュレにしたものを大さじ一杯。脂肪分は、2%。これで大丈夫だったので、今日からは鶏ささみの量を増やして脂肪分5%にし、大さじ一杯をあげて様子をみる。

さて、庭のブドウをすべて収穫し終わる。
TABIパパは果実ワイン作りのためにほとんどを冷凍してしまったが、このブドウは生食でもマスカットみたいに美味しい。デザート用に少しとっておく。種がないし、本当に甘くて食べやすい。また来年までお楽しみ。




ウンチ快調

2016-08-29 13:35:51 | 腎不全/膵臓炎
TABIのウンチは、3センチくらいの小さいが形がしっかりしたものが出るようになった。

そこで、昨日から五分粥でなく軟飯(米1に対し、水3の割合で炊く)に変えた。お粥のピュレより、やわらかめのご飯のほうが食べやすそうだからだ。そして、卵白の他に蒸したジャガイモのピュレが加わった。この三種を合わせて、大さじ1杯。


一食分

これを、三時間おきに一日7回食べさせる。
これまで冷蔵庫に保存した食事をそのままあげていたが、やはり温かい食べ物のほうが消化がいいので、レンジでちょっとあっためてからあげるようにした。私は電子レンジのファンではなく、普段は家では一切使わない。なるだけオーブンとか蒸し器とかで食べ物をあたためるようにしている。が、大さじ一杯とかほんのちょっぴりの量をあたためるにはレンジでチンが一番。

けっこう熱くなるから、ご飯をあげる前に温度を確認して火傷しないように注意。

本犬は大喜びで、「もっとくれ!」とうるさい。そりゃそうだよね。


「くれくれタコラ~」

さて、二年前に植えたブドウが今年は豊作。


赤いのは、庭のイチゴ

去年の夏までウンともスンとも言わなかったのに、今年はガンガン実っている。これはマスカット系で、生食にもワイン作りにも使える。さすがにブドウだけでワインを作るほどは実ってないが、他のベリー類と合わせればボトル30本分くらいできると思う。

実はだいぶ充実して、アシナガ蜂がすごい勢いで食べている。蜂に全部持ってかれないうちに、収穫しなくちゃ。


三歩進んで二歩下がる

2016-08-27 15:26:31 | 腎不全/膵臓炎
裏のお宅から、庭にたわわに実ったリンゴを籠いっぱいいただいた。

で、今日のお昼にキャラメル・アップル・ガレットを焼いた。
家じゅうが甘い香り。でも、TABIは食べちゃダメ。ごめんね。



さて、TABIは重湯から五分粥のピュレに調理した卵白を混ぜたものへ移行。一回に小さじ一杯半、三時間おきに食べさせる。ウンチは小さい豆粒状のものが出た。これを二日ほど続け、ウンチの様子が良ければジャガイモのピュレを混ぜる。

膵臓炎はすっかり回復するまで何か月もかかると言われたが、いやはや、本当に亀のごとき進歩である。本犬は食欲旺盛なのに食べさせてもらえないので、かわいそう。でも、仕方ない。

今日もご飯の支度をしている間、キッチンをウロウロ。
ああやって走り回ってるだけでも、けっこうな運動になりそうだ。が、危ないのでTABIパパがついにキレて「お前はあっちに行ってろ!」とリビングのベッドに連れて行かれてしまった。


「ちぇ、つまんな~い!」

ところで、今日はTABIにとってちょっぴり寂しい出来事が。
いつもTABI連れで買い物に行く先のホームセンターで、TABIが来るのを楽しみにしてくれていた店員さんが今日を最後にお店を去ることになったのだ。突然、レイオフ(といっても、事実上の解雇)を言い渡されたという。「この店が開店してから六年間も務めたのに」と、彼女は涙ぐむ。

マネジメントが変わったのだ。
彼女のような年配のフルタイム店員は一斉に解雇し、安く雇えるパートの学生に全面的に変える。お客に対するサービスの質なんて、どうでもいい。今ではどこも、そうしたビジネスプランになってきている。カナダの民間企業は、ドライだ。

私達は、今日の午後TABIを連れて彼女にお別れをしにお店まで出かけた。そして、「いままでありがとう」のカードとギフトカードを渡して来た。またどこかで会えるといいね、Sandra。