<鎌倉長谷寺 かまくらはせでら>
亡くなった身内や知り合いだけでなく、
顔も名前もよくわからない
遠い先祖の存在を意識できる人というのは、
生きている人間を思いやり、
大切に思うことができる人でもあると思います。
近代化が進む社会の中で、
なぜお盆休みが継続しているのかを考えれば、
そこには、先祖へという存在を無視できない、
多くの日本人の「良心」があるからなのでしょう。
亡くなった人を弔い、
ご先祖に思いを馳せるという行為は、
日本に生きる私たちに課せられた使命です。
ゆくゆくはその思いが大きなエネルギーとなって、
日本というすばらしい国を守るのかもしれません。