治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

謎が解けたって

2011-07-08 07:05:07 | 日記
ニキさんと久しぶりにお電話。

長沼先生の本は
疑問を全部解いてくれたとニキさん。
これが2000年台の頭くらいに出ていたら、ニキさんが発達障害の脳みそを探求する必要がなくなり
のちの仕事が生まれなかったかもしれない。

じゃあよかったね。そのころ出なくて。
おかげで私たちはニキさんの本も長沼先生の本も読める。

まあとにかく「すとんと腑に落ちた」一冊だったのでしょう。

私にとっても色々謎が解けましたよ。

神田橋先生が予言されていたことを、長沼先生が裏付けてくださったというのもあるし

長年の疑問だった次の二つが解けた。

1 発達障害=天才説はうさんくさい。でも「いいところを伸ばす」っていうのは有効な気がする。ていうかいいところで勝負しないと世の中渡っていけないし。天才説に感じるうさんくささといいところを伸ばすということに感じる希望、この二つの折り合いをどうつければいいんだろう?

2 「いいところを伸ばす」っていうのはいいことだし必要だ。でも苦手なところは完全放置でいいのかな?

そう、この二つが解けた。

来週からお相撲始まります。
そうしたらまた早起き生活だろうし、いっちょこれをまとめようかな、と思ってます。

それで電子書籍にするかも。

「自閉っ子と未来への希望」はメイキング・オブ・自閉っ子シリーズですが

これはメイキング・オブ・活かそう! 発達障害脳

という位置づけですね。

あとね、「活かそう! 発達障害脳」は読んだ人全部が自分の脳の強いところに気づけるようになってますが
私も気づきましたよ。

そのへんまとめてみようかな。

完成するかどうかは
稀勢の里の成績次第でしょうね。