栗本さんが巡業に出かけてしばらく経つと、主催者の方々からご報告をいただきます。
会の様子もさることながら、書籍販売が可能な会場で書籍をお預けしている場合には、何がどれくらい売れたとか。そして精算の手続きに入ります。
私が家でお相撲見ていてもお料理していてもシマ唄聴いていても栗本さんが出張してくれると売り上げが入ってくるありがたい状況です。
講演の主催者の方には、販売の労を執っていただいたのですから、割引で販売しています。差額が手数料です。
これに喜ばれ、次の講座開催の資金や手伝ってくださった方への手当、懇親などに使われる方もいます。
そういう風に使ってくださると聞くと、うれしいなあと思います。
社会性の発達にバグがある人たちがわかりにくいけど知っておかなければいけない仕組み。
それは「金は天下の回りもの」です。
金を稼ぐのも使うのも悪いことではない。稼いだ金で何かを買えば誰かが潤うのです。ところが育つ途上で出会う家族や教育関係者に何かと節約とか金儲けは悪いとかすり込まれるがゆえに、社会が怖くなってしまっている人がいますね。ニキさんの本はこのあたりを解毒してくれます。
これを解毒しないで育った発達凸凹の人が「稼げない人」とか「ニート」とか「利用者」になると(ギョーカイに身を委ねていたらなる確率も高いのですが)世の中で景気が良さそうな人たちは悪人だという世界観を持ってネットで悪口書き込んだりするようになります。
これに陥らないためにもまずお母さんたちが「本を売って、差額をもらって、みんなで楽しく過ごした」とか、そういう時間を味わうのは大事なのです。
それでも主催者団体の性質から、あるいは小規模だから、いらない、という方もいます。
先日もそういう団体があって、でも二日間も販売してたくさん売ってくださったので、私はお礼にニキさんの本を献本しました。
お子さんを育てている方たちに、不思議な言動の裏には意味があるのですよ、とゲラゲラ笑いながら知ってほしかったからです。
私はどの方にも挨拶の最後に
「これからも花風社の本をよろしくお願いいたします」と書きます。
決して「花風社をよろしく」でもなく
「浅見をよろしく」でもなく
「花風社の本」としっかり書きます。
なぜなら花風社の売り物は本であり、読者と花風社・浅見をつなぐのは本だからです。
私個人への信用は、わりとどうでもいいのです。
栗本さんが講演に行ってその実践が素晴らしければ、本は売れるのですから。
大事なのは栗本さんの人格でも私の人格でもない。「読者にとって役に立つかどうか」です。
「でも浅見さんの作った本だから買いますけど」とおっしゃってくださった方がいました。
ありがたいことですが、それはこれまでの本たちの積み重ねがあったからで
信頼を勝ち取ったとすれば、それは私ではなく本の力なのです。
でも世の中には「人間的魅力で世渡りしていきたい」人たちがいますね。
そういう人たちが自己啓発本とか書いていますね。
世の中の仕組みがわからない凸凹な人たちがこれを真に受けて、仕事人としての腕を磨かず自分(?)を磨くことに専念し、あげくの果てに食いっぱぐれて世の中が悪い! となるのを私は危惧するものであります。
会の様子もさることながら、書籍販売が可能な会場で書籍をお預けしている場合には、何がどれくらい売れたとか。そして精算の手続きに入ります。
私が家でお相撲見ていてもお料理していてもシマ唄聴いていても栗本さんが出張してくれると売り上げが入ってくるありがたい状況です。
講演の主催者の方には、販売の労を執っていただいたのですから、割引で販売しています。差額が手数料です。
これに喜ばれ、次の講座開催の資金や手伝ってくださった方への手当、懇親などに使われる方もいます。
そういう風に使ってくださると聞くと、うれしいなあと思います。
社会性の発達にバグがある人たちがわかりにくいけど知っておかなければいけない仕組み。
それは「金は天下の回りもの」です。
金を稼ぐのも使うのも悪いことではない。稼いだ金で何かを買えば誰かが潤うのです。ところが育つ途上で出会う家族や教育関係者に何かと節約とか金儲けは悪いとかすり込まれるがゆえに、社会が怖くなってしまっている人がいますね。ニキさんの本はこのあたりを解毒してくれます。
これを解毒しないで育った発達凸凹の人が「稼げない人」とか「ニート」とか「利用者」になると(ギョーカイに身を委ねていたらなる確率も高いのですが)世の中で景気が良さそうな人たちは悪人だという世界観を持ってネットで悪口書き込んだりするようになります。
これに陥らないためにもまずお母さんたちが「本を売って、差額をもらって、みんなで楽しく過ごした」とか、そういう時間を味わうのは大事なのです。
それでも主催者団体の性質から、あるいは小規模だから、いらない、という方もいます。
先日もそういう団体があって、でも二日間も販売してたくさん売ってくださったので、私はお礼にニキさんの本を献本しました。
お子さんを育てている方たちに、不思議な言動の裏には意味があるのですよ、とゲラゲラ笑いながら知ってほしかったからです。
私はどの方にも挨拶の最後に
「これからも花風社の本をよろしくお願いいたします」と書きます。
決して「花風社をよろしく」でもなく
「浅見をよろしく」でもなく
「花風社の本」としっかり書きます。
なぜなら花風社の売り物は本であり、読者と花風社・浅見をつなぐのは本だからです。
私個人への信用は、わりとどうでもいいのです。
栗本さんが講演に行ってその実践が素晴らしければ、本は売れるのですから。
大事なのは栗本さんの人格でも私の人格でもない。「読者にとって役に立つかどうか」です。
「でも浅見さんの作った本だから買いますけど」とおっしゃってくださった方がいました。
ありがたいことですが、それはこれまでの本たちの積み重ねがあったからで
信頼を勝ち取ったとすれば、それは私ではなく本の力なのです。
でも世の中には「人間的魅力で世渡りしていきたい」人たちがいますね。
そういう人たちが自己啓発本とか書いていますね。
世の中の仕組みがわからない凸凹な人たちがこれを真に受けて、仕事人としての腕を磨かず自分(?)を磨くことに専念し、あげくの果てに食いっぱぐれて世の中が悪い! となるのを私は危惧するものであります。