治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

スポーツ=身体作り ではないわけ。

2014-07-31 09:38:04 | 日記
「自閉っ子の心身をラクにしよう!」予約受付が始まりまして



ご注文いただいたAnnieさんから、リマインドをいただきました。
そういえばこの「運動神経」と「身体の賢さ」の違いについて書くとお約束してそれきりになっていましたね。

=====

待ってました! (Annie)
2014-07-16 13:09:37
講座に参加できないので、心待ちにしていました。うれしいです!
息子は日々異常な疲れや感覚過敏に悩まされています。
運動神経は良いほうなので体の問題とはとらえていなかったのですが、
確かに小さい頃から排泄の問題もあり、やはり土台作りをしっかりやっていきたいと思います。
これまでの書籍も含め、花風社さんに本当に御礼申し上げます。


=====

「身体作り」っていうとまず思いつくのは「スポーツ」ですが、そしてそれはある程度当たっていると思いますが
私たちが目指しているのはあくまでも、「アスリートの身体」ではなく「働ける身体」です。
発達援助で目指している「身体作り」は「働ける身体作り」。
それを確認しておきましょう。

そのための方法としてスポーツは、悪いものではありません。
身体の使い方がわかるでしょうし、いかに身体に力を入れるかはスポーツを通じて学ぶことが多いのです。

では、賢ママさんが栗本さんに一回みてもらって劇的によくなったのはどうしてでしょうか?
身体に力を入れる方法を学んだからではありません。
身体から力を抜く方法を学んだからです。

これまでの経緯を見ていて、おそらく賢ママさんは身体、とくに首から力が抜けないのだろうなあ、とあたりをつけておりました。
栗本さんが実際にみてもそういうみたてでした。
そこを緩めると、身体の方々の問題が一挙に解決していく。それが賢ママさんに今起きていることです。

そう。
働ける身体とは、賢い身体とは
力の入れ方と抜き方を両方使い分けることができる身体なのです。

時は夏。お子さんを連れてプールに行く方も多いと思いますが
私は小学生の時、ある決断をしました。そしてその決断に今でも助けられています。

私はもともと泳ぎは得意でした(小学生レベルでは)。湘南地方出身の父に海に放り投げられて泳ぎを覚えたのですから、たとえば25メートル泳ぎ切るとか小学生がやりがちな競争では、たぶんクラスで一番だったと思います。
当然期待をかけられ、スイミングスクールみたいなところに通わされました。

でもあるとき、きっぱりとやめたのです。
競技水泳はやめようと思ったのです。それより自由に水と戯れていたい、と。

その決断のおかげで今でも私は水泳は頑張りません。
私にとって水泳って、ひたすらリラックスする時間です。
水と親和性を交わし合う時間です。
先日40時間浮いて助かった方の話が出ていましたが、私はああいう風に浮くの、おそらく何時間でももつと思います。

だから今でも、私は年(や体重)の割に激しい運動をしても
水に入ると疲れが取れるのです。
その代わりゴーグルつけてがんがん泳ぐようなことはしません。
ぷかぷか浮いてゆったり泳ぎます。

そしてこの緩急が、実は「働ける身体」を作るのにとてもいいことだということを
栗本さんと知り合ってから知りました。

スポーツは身体の使い方を覚えるきっかけとなります。
でもそのあと、力を抜くことを覚えないと
睡眠や排泄といった方面には効果はないかもしれません。

コンディショニング講座に出た方なら、足首のアセスメントの運動を体験したと思いますが
(そしてそれは今度の本にも載っていますが)
あれも問題は「柔軟性」ではないのです。
関節がぐにゃぐにゃの自閉っ子は、たまに180度開脚とかできる人がいますが
そういう人でも実は身体不調があったりします。

問題は「柔軟性」ではなく「可動域」「力の出し入れが自在にできるか」なのです。
それが健康の鍵なのです。

先日も個人講座で、「運動神経抜群だけど可動域のない身体」の方がいました。
やはり不調が出ます。

一方で賢ママさんのように「病気のデパート」でもすぐに効果が出たり
療育を考えるのが上手な人もいます。

たとえば靴紐が結べないお子さんがいる場合
靴紐結び練習グッズみたいなのを作って悦に入っている方っていますよね。
私はそういう人を見ると、おそらく身体系のLDなんだろうなと思います。

私は身体系のLDではたぶんないので、やはり指先だけを鍛えても土台がもろければ無理だろう、と判断してしまうのです。
そして、元となる土台作りに興味を持つのです。

そして病弱でも運動神経いいとは言えなくても、身体系のLDでない人はいます。

賢ママさんのように、ご自分は小さい頃から体育で苦労しながら
大人になって色々な病気を抱えながら
それでも「まっすぐ歩けない子に靴紐結べというのは無理だろう」と見抜き、
まず楽しく親子で田んぼのあぜ道を歩くところから始める人は
「病弱だけど身体が賢い」のだと思います。

新刊をお楽しみに。

どーん

2014-07-30 11:17:15 | 日記
↑初お目見えです。↑

多くの方が待ってくださっているコンディショニング講座の書籍化。
こういう子になりました。

もうすぐ予約始まります。
ご登録の方々にお届けするメルマガの原稿を一応書きました。

今皆さんにしたいお知らせとしては

1 新刊のご案内
2 8月12日の「なんとなく遊びましょ」会のお話
3 9月13日、秋のお勉強会のお話

なのですが、まず一番目と二番目をお送りします。三番目は分けて数日後にお送りします。
7月13日からの振り替えご希望の方も、一応そのメルマガが流れてからもう一度お申し込みいただいたほうが間違いがないかもしれません(私が)。

秋のお勉強会は、午前が「愛甲さんに質問する会」で、午後が栗本さんの「集中力をつけるためのコンディショニング」です。秋は集中力をつけやすい季節なんですって。

そしてお勉強会の翌日、栗本さんと愛甲さんと私は鹿児島に飛ぶのです。
神田橋先生にご挨拶。

愛甲さんから神田橋先生のあるメッセージを聞き、栗本さんはすごくびびっています。
そこに「わ~い、きっとテストだよテスト! きっと力量を試されるんだよ~」とか追い打ちをかけている私。

人と人がつながっていくのが速くて話が早い。

これが「ベテラン」になることのメリットだと、年を取るのも悪くないなあと思う今日この頃です。

でも私は基本的に子どもだからね。
「なんとなく遊びましょ」会に備えて買っちゃったよ。何かに使おうと思って。
来た人と遊ぼうと思って。



ニトリで買ったの。
お値段以上。
家で遊んでいます。

新刊の表紙、いいでしょ。
サッカーファンのデザイナーさんをW杯期間に働かせてしまったので
「もうブラジル色でいいよブラジル色で」っていうことになりました。
2014BRAZIL大会の間、作ってたっていう記念になると思います。

そして、もう一つのワールドカップ
サムライブルーwith 知的障害 へのご寄付をご希望の方は、どうぞこちらへ。

目標はmaru君

2014-07-29 09:00:42 | 日記
うめさんちのmaru君は、昔弱かった夏にも負けることなく
元気に働く大人を続けているようです。
色々な遊びにも挑戦して、健康な社会人生活を送っているそうです。
神田橋先生のアドバイスのおかげもあって
昔は苦手だった夏も崩れずに元気だそうです。

その姿を見て「うちもいろいろ挑戦させたい」と思うお母さんもいるみたいですが
うめさんは基礎作りを怠らないように、とアドバイスしたいみたいです。
やっぱり人間として、ていうか生き物として、土台ができてこそ積み上がるものがあるよね。
自閉っ子の場合には、とくに重度の場合には、睡眠・排泄・パニックなどの問題があって
この土台作りに手間暇がかかるけど
その土台がなければどんなごりっぱな療育も入っていかないということ。

さて、うちの地元にmaru君が目標というママとカナーの高校生男子がいらっしゃいます。
目標が高いだけあって、なかなかの落ち着きぶり。穏やかに集団指導にも個人指導にも参加されています。
身体を緩める指導を栗本さんにしてもらってうっとりしていたなあ。

そしてこういう安定した方の基盤にはやはりTEACCHがあるのです。
TEACCHは神の業、と言った支援者(世間的にはABAの人)がいましたが、本当に自閉脳に合わせた構造化はすごくご本人を安定させる。
私のギョーカイ嫌いをTEACCH否定と見間違えている頭の悪い人はいますが
私は一粒の卵ボーロと引き替えに内なる衝動を無理矢理抑える犬の曲芸系の療育の百万倍くらい、TEACCHのすばらしさを知っているつもりです。
ただギョーカイは嫌いです。
TEACCHの日本における本家争いというか、NCの寵愛を奪い合う争いというか、そういうのがギョーカイには渦巻いていて、その専門家たちの家元争い、コップの中の嵐が見えていないと、皆さん療育の選び方を間違えるよ、という忠告をしているだけです。
私の抱えた被害が裁判に発展したのも、NCの寵愛争いに巻き込まれたからですよ。

まともかく

ふたたび頭の悪いカエルさんのツイートを貼りましょう。



この人がモンダイな想像力を発揮しているように神田橋先生は別に次々方法を捨てたりしませんが
強烈に頭はいいと思います。
それほど頭に恵まれていない支援者は、仕入れた療育方法にしがみつくのに必死で「目の前の人をラクにする」前に「自分が必死に悪い頭で覚えた方法を擁護する方を優先させてしまう)のかもしれませんが
頭が良い人は次々と覚えられる、っていうのは言えると思います。

それはお母さんでも同じじゃないかな。

TEACCHを採り入れてお子さんが安定するとしても
TEACCHの外にある方法の方が効果があるものはあります。
自傷なんていうのはその最たるものでしょう。
ご自分もASDで「自閉っ子のための道徳入門」でもおわかりになるとおり、療育上手で知られる賢ママさんはコンディショニングを受けられて、こういう感想をお持ちになったようですが

=====

うちの上の子は力の入れ方が下手だし、下の子は力の抜き方が下手なような気がします。小さいとき体を硬くしてきーきーわめいていたのはつらさの表現だったのだと今思います。自傷行為も体のつらさを紛らわすための行為だったのかなあと今自分が力の抜き方を覚えてふと思いました。

自傷をやめさせるためにいろいろ手を使いましたが体の緩め方を私が知ってたらもっと早くラクにしてあげられただろうなあと思いました。

=====

自傷行為なんていうのは構造化とか一粒の卵ボーロと引き替えにするより
本人の身体をラクにしてあげるのが素早く効果があるに決まっているんです。
実際一回来ただけで治まってしまった人もいるもんね。

でも来られない人もいるよね。
来られない人のぼやき。





maru君のママうめさんは、重度の子にあれこれ取り組める土台作りを
「早寝早起き朝ご飯」と言っていました。
そりゃそうだろう。人間なんだから。身体的コンディションが整っていたら学習能力高まりますよ、重度の子だって。いや、重度の子ならなおさら。

それを、食事とか運動とかそういうものすべてトンデモと片づける人の哀れな末路は
口にするものに気をつける親の方をバカにしている人の末路は
そもそも経験値を積める場に出せるほど状態が安定していない、っていうことなんですね。

これがエビデンスガーの末路かあ。かわいそうに。

これから大きくなると、ますます差がついてくるわね。

でもね、選ぶのは皆さんですよ。
「口にするもの、運動」に気をつけることを「トンデモ」かどうか選ぶのは皆さんです。


尊敬する人

2014-07-28 10:07:39 | 日記
昨日は関係者でのコンディショニング個人講座デイでした。
愛甲さんに本作りの基礎となる棒人間会議におつきあいいただいたとき
愛甲さんが抱えていらっしゃる肩こりが一発でなくなってしまったので、驚かれていました。
愛甲さんはこれまで整体とか結構試してきて、それでずいぶん救われてきたそうですが
その中でも栗本さんの力量はかなりのものだと判断されたようで
一度息子さんとお嫁さんと三人でコンディショニングを受けたいとおっしゃっていました。
小田原より横浜の方がまだ近いから、ということで
「ひみつのおへや」をとっておいたのです。

私は朝からコンディショニングを受け、夫がやっていただいている間に、駅まで賢ママさんをお迎えに行きました。
最近持病が増えたとのこと、心配していたのですが、お会いするとお元気そうでした。
お昼のシウマイ弁当とお土産の特製シウマイをゲットし、ひみつのおへやに戻ります。
栗本さんには、「賢ママさんは私が尊敬している人物の一人ですから」とお伝えしておきました。
じっくりとお話をきくところから始まり、時間をかけて丁寧にコンディショニングされていました。
その結果、前記事のコメ欄でも賢ママさんがご報告くださっているとおり、ずいぶん身体がラクになったようです。
そのままシウマイ弁当タイム。賢ママさんの子育ての話、とくにその観察眼は、プロの方たちも学ぶところが多いと思います。
栗本さんもお話を聞きながら感心されていました。

午後愛甲さんがいらっしゃるまで賢ママさんが残ってくださったので、愛甲さんにもお引き合わせすることができました。
やがて賢ママさんがお帰りになるというので、途中までお送りして
「今日の効果は結構続くと思います。そして日々の身体のお手入れの方法は習ったので続けるといいですよ」とお話ししました。
早速実感していただいているようですね。

それから画伯ご一家が。
画伯のお母様は80歳を過ぎていらっしゃるようですがいつお会いしても若々しくお美しい。
あれほど元気なおばあさんは、他に一人しか知りません。ていうか実家の母なんですけどね。

「画伯が一番先にやっていただいたら。そうしたらテレビでお相撲見ましょう」っていうことで
その後は画伯と一緒に千秋楽を見ました。


人と人をつなぐことができて、楽しい一日でした。

8月12日午前中「なんとなく遊びましょの会」の前に、個人指導ご希望の方がいらしたらお知らせください。
三組集まれば、ひみつのおへやが空いているかどうかきいてみようと思います。

写真は賢ママさんの息子さんから私への
心づくしのプレゼントです。
キティ好きでお相撲好きな人はこれがいいと思ったんですって。
おまけに中の綿棒は使えるし、とのこと。
セオリーオブ浅見マインドのある坊ちゃんです。
ありがとうございました!
お母さんは元気になって、おうちに帰ったと思います。

「なんとなく遊びましょ」の会

2014-07-27 07:07:59 | 日記
昨日はももくろという人たちが日産スタジアムでお祭りを開くため、カラフルな人々が集まった新横浜。
その中をぬって、ラポールまで打ち合わせに行きました。

9月13日の会場、お金を払い込んだので、これで晴れて週明けには
「秋のワクワクお勉強会」のご案内ができそうです。

すでにコンディショニング講座には連絡協関連の方々もお越しいただいて効果を実感されているし、このブログでもどういうものかはわかったりするので、早速栗本さんを呼んで横浜の支援者の方たちがお勉強会したいというお話があり、その場でおつなぎいたしました。

12月にラポールの和室で行うそうです。あの広いラポールには和室もあったんだへー、っていう感じです。

あやしげなおっさんの割には人気があるようです。

支援者の方たちが、子どもたちの「ぼしきゅう」に関心を持ってくださるだけで
お子さんの睡眠や排泄のQOLはアップすると思いますよ。
自傷とか感覚過敏にもいい影響があるでしょうね。


それと急遽ですが、8月12日に「なんとなく遊びましょ」の会を港北公会堂第一会議室でやります。
いつものお部屋。

入場無料、出入り自由の会です。
会っていうかそこに栗本さんと私がいるだけです。来た人となんかやって遊んだり「ぼしきゅう」の観察をしたりすることになるでしょうたぶん。新刊はここで買うのがたぶん一番早いです(部数に限りがあります)。

これも来週告知します。無料ですけど一応人数把握のため、お申し込みはしていただく、みたいな感じになると思います。

画像は話が遠くてかわいそうな人のツイートスクショです。
話遠いでしょ、犬の曲芸系は。
原因と対処法を五分で会得できる場におでかけになる皆様に比べると
本当に話遠いと思うわ。

対等感と治療効果

2014-07-26 07:45:36 | 日記
それにしても、私はよく屈託もなく神田橋先生にゲラを送って
「推薦の言葉がいただけそうな本だったらぜひ推薦の言葉をください」なんて言えたもんだ。
自分をほめてるんじゃないですよ。
神田橋先生を尊敬したんです。改めて。私に屈託なくアプローチを許したのは、神田橋先生の常々からの度量の大きさですよ。

だってさー、噂に聞く吉田友子医師のように
服巻智子先生のようなギョーカイ大メジャーに対しても「医師じゃないくせに」とか言ってしまう人だったら
(ちなみにこの情報のソースは別のギョーカイメジャーね。当時仲良くしていた人)
栗本さんのような「あやしいおっさん」(栗本さんごめんなさい)の初めての著作に推薦の言葉なんてとうていお願いできないじゃないですか。
要するに私が屈託なくお願いできたのは、神田橋先生がそれだけ心が広いっていうことを、接している上で確信できるような人格の先生だからです。

ちゅん平はアスペルガーっていう診断がついて、わりとすぐに内山医師の著作に触れ
「寝言のように頑張らなくていいと書いてあったので嫌気がさして」ぽいっと人にあげたそうですが
そしてその後、「頑張らなくていい」なんて一瞬たりとも思わなかったことはちゅん平の今が示しているわけですが
あそこのクリニックにかかると、ちゅん平くらい高機能な人が行動障害治らなくて親が一緒に暮らしきれなくて入所したりしてるんですよ。
そういうお父さんが苦労話を手記にしていますが、それで一応感動秘話っていうことになっていますが、息子さんの部分に関して言えば、感動的って言うより「医者の選び方間違えただけでしょ」ていう感じ。
医者の選び方で、ちゅん平のように自分で稼いだお金で楽しくミーハーな暮らしができるか、入所施設に閉じ込められるか、決まってしまうんですね。

当時ちゅん平がお世話になったそれいゆは、頑張らせる方針だった。
そしてお医者様にも恵まれたことは
「30歳からの社会人デビュー」で主治医の瀬口先生のお話をいただいているのでお読みになるとわかると思います。
主治医の瀬口先生は、本当に自閉症のことをよく理解されていると思います。
そして瀬口先生、自閉症の理解に関しては、同じ地域にそれいゆがあったことが大きいとおっしゃっていました。情報が豊富でしょ。つまり、「医師じゃないくせに」とか言わずに、医師じゃない人からも有益なことは学ぼうという治療者としての姿勢をお持ちの先生だったということですね。

対等感。
きっと「医師じゃないくせに」とか言わずに、他の職種のプロにも対等感がある先生たちの方が
目の前の苦しんでいる人を癒やすのではないでしょうかね。

だから医師を選ぶときの一つの目安は
その医師がコメディカルな人をバカにしていないかどうか、っていうことがあるのかもしれませんね。

だってさあ
とにかく癒やしたい、という先生だったら、有益な知識持っている人からは学ぶと思うんですよ。
ふたたび頭の悪いカエルさんのついーとを貼りますが
一番下の水色になっているツイートしている児童精神科医の先生、この先生は「医師じゃないくせに」とか言わず、岩永先生やもりしーさんから屈託なく学ばれています。
一度お会いする機会もありましたが
こういう先生がいい先生なんだと思いますよ。



「医師じゃないくせに」って誰かを救っている実践家にいい放てる人にとって大切なのは
当事者ではなくちっぽけなプライドなのではないかな。

え~と、ここに実名挙げられている方で、不満をお持ちの方
見てないと思いますけどもしうっかり目にしてしまったときのためにご忠告。
一応私は、辻井大先生に「浅見さんが何をお書きになろうと浅見さんの自由です」と言われています。

同じことを辻井大先生は、かつて言ったのですよ、YTにね。
だから彼は自由だと思って書いたんです。事実無根のことをね。

私はYTほどの勇気はありませんから
ソースのあることのみ書いています。

ただそれは書かれたくないことかもしれない。
たとえ事実だとしてもね。
でも私は少なくとも、想像で書いているんじゃありません。

まあともかく

私に「何を書くのも自由」と宣言したのはあなた方ギョーカイ側なので

そして同じことを自閉症者にギョーカイが言ったために
そして件の自閉症者の場合には「何を書いてもいい」が「想像上の事柄」だったために
それが不法行為になり我々は裁判を起こしたわけで

まずはギョーカイ内で話し合ってくださるのが筋だと思いますよ。
私の発言に制限をかけたければね。

私としては制限をかけていただく必要はないので、今後も言い続けます。

それは誰かを貶めるためではないのですよ。

支援ギョーカイがいかに浮き世からかけ離れているかを指摘しているだけのこと。

だって

本当に社会の中に生きたかったら
ギョーカイの「一生治りません」や「親のせいではありません」や「高機能でも障害者枠の就労」や「二次障害回避原理主義」に関しては
用法用量を見極めましょうよ、と読者の皆様に呼びかけなけることが、自分のミッションだと思っているからなんです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

いやあ、びっくりした。
優勝戦線に絡んでいないのに、独走の横綱白鵬に堂々と力勝ち。
これから稀勢の里はやめられない。

今週末は、瀧澤久美子さん、賢ママさん、愛甲さんに会えます。
あ、画伯にも会えます。
優勝が絡んでいないので、気楽なもんです。

私的優勝戦線に絡んでいる人の応援度は

1 高安
2 琴奨菊
3 豪栄道
4 鶴竜
5 白鵬

の順番ですね。

高安関のお母様は、パーティでお話したこともありますが
きっとこの週末は名古屋に駆けつけられているんだろうなあ、と思います。
笑ってしまうほど関取にそっくりなお母様です。
さぞこのご活躍を喜んでいらっしゃることでしょう。

対等感と被差別感(神田橋先生とYTはどっちが権威主義か)

2014-07-25 08:56:16 | 日記
神田橋先生とYTはどっちが権威主義か。
これは私のように「社会性の欠如にバックアップされた対等感」を持っている人じゃないとそもそも思いつかない疑問かもしれませんが
実は私がヒマなときぼーっと考えるトピックです。

どっちも私の人生の同じような時期にかかわりがあった人物です。
神田橋先生とは非常にポジティブに。
YTとは非常にネガティブに。
ベクトルが違うだけで、ある時期かたちは違えと密度が濃くかかわってその後の進路を決定づけたということに違いはありません。
神田橋先生は「発達障害は、治りませんか?」という疑問に導いてくださったし
YTは「治さないといけないだろう」という確信に導いてくれました。

そしてどちらがより権威主義かというと
神田橋先生は、ある意味、カリスマ精神科医として権威が服を着て歩いているように見ている方もいるかもしれませんけど
私はYTの方が権威主義的だと思います。
そしてその意味で、彼はあれほど嫌っていたギョーカイととても親和性があると思います。

YTは岩永先生が医学博士であるけれども、医師免許はないこと
そのような人物を花風社が高く評価して本を出していることをさげすんでいます。

かたや花風社が神田橋先生とご縁を得たのは、岩永先生のお仕事を神田橋先生が高く評価されたからです。
「こころの科学」に載った神田橋先生による「もっと笑顔が見たいから」の書評から抜粋します。神田橋先生の岩永先生に対する評価がわかると思います。

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診断と治療・援助との互助関係が廃れ、一方向の流れ作業と化したために生み出された「マニュアル難民」がボクらの領域に氾濫している。発達障碍については殊に顕著である。専門家は分類作業の精緻化に専念し、現場医師の多くは二次障碍に対する薬物使用だけで、障碍は放置である。援助者は生活の場での不器用を克服するための訓練に工夫を凝らすが、サーカスの犬の曲芸訓練との異同に注目していないようにも見える。
 発達障碍とは脳の発育の遅れであり、脳自体は絶えず発育しようとしているとの前提に立てば、脳の発達遅滞部位を同定し、そこで進んでいる発育努力に寄与しようという治療姿勢が生まれる。

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そう。神田橋先生は「脳の発達遅滞部位を同定し、そこで進んでいる発育努力に寄与しようという治療姿勢」を共有する人として、岩永先生に興味を持たれた、それが始まりです。

資格という「権威」でしか人を判断できないYTと
「プロとして障害当事者にどういう貢献をしようとしているか」という点を重視される神田橋先生。
YTの方が権威主義的だという私の主張がおわかりいただけるでしょう。

YTは診断書を印籠のごとくかざせば誰でも自分にひれ伏すと誤解し、自称貧乏で、高額なクリニックや高額な講演会を無料にせよとたかりました。そして死んだふりギョーカイはそれを許しました。
権威主義的で人間をランク付けする人たちは、それだけ被差別感を持つようですね。

ベムこと宮本晋はその昔「まともな医者が花風社を相手にするわけがない」と言いました。
「医者」に関しても「出版社」に関しても、ベムもまたYT同様、ランク付け大好きおじさんみたいですね。

彼の「まともな医者」の定義は知りません。
花風社で仕事をしてくださる先生たちだけではなく、お医者様に勧められて花風社の本を読んで次々読むようになったとか、待合室に置いてあった花風社の本をきっかけに読むようになったとか、そういうお話もたくさんありますが、花風社の本を評価して患者に勧めるようなお医者さんは彼に言わせると「まともな医者」ではないのでしょう。

おそらくギョーカイで「社会の理解ガー」をやり、治療より政治活動に明け暮れるような「有名医」がベムの定義による「まともな医者」なのでしょう。それならそれで結構。
それを振りかざされても「プーケットの浜辺でくりからもんもん見せびらかすちんぴら」みたいなもんです(前記事のコメント欄参照)。
私にとっての「まともな医者」って「治す医者」のことですから。

ただここでもわかるでしょう。「差別ガー」と被差別感の強い人って、実は権威主義的なんですよ。

さて、真打登場です。
この人も岩永先生を「発達障害の専門家」と評価していた花風社をあざ笑っていた。
その後、岩永先生が全国でひっぱりだこになり、国際的な会議でも評価され、という展開になりましたが
まあこの「男」が予想をはずすのはいつものこと。
誰かを口汚くののしっているようですね。「呪い」ってやつかな。




誰かに消えろと命令してます。言葉遣いが穏やかではないですね。
そして消えてほしいのは「男」のようですね。「野郎」っていう言葉を使っているのだから。
女性に「野郎」とは言わないでしょうから。
差別が差別がと蝉のように大合唱するこの「男」。
当然ののしるときも、ジェンダーには配慮するでしょう。もし彼が「消えろよ」と言っている「ヘイト野郎」がうっかり女性だとしたら、それは男性に対して不当だし。

ねえ。

面白いでしょ。

こうやってみていくと、被差別感を振り回す人たちって
ランク付けが好きな人たちだってわかります。
世の中を格付けし、勝手に自分や家族の属性をしたの方において憤る。
それを趣味にしている層が一定数いるみたいですね。

医師はエライらしいけど、その医師でありながら、ていうかカリスマ医師でありながら岩永先生のお仕事を発見され高く評価されている神田橋先生は、その対局にいる方。まっとうな対等感の持ち主です。
そしてその神田橋先生とYTを脳内の同じ土俵で比べている私は、社会性を欠いているからこそ、「プーケットの浜辺のくりからもんもん」にびびらないからこそ得られる対等感の持ち主なのです。

対等感と社会性

2014-07-24 06:14:04 | 日記
昨日、大橋恵子さんの「そのまんまで素敵だよ」を読み終わったという方から
同僚や保護者に読んでもらうため追加で買いたいけれどもどうすれば? というお問い合わせがあり
近い方なら横浜タカシマヤに直接行くという手もあるのですが、この方は遠方なので
スペース96さんに在庫があるようだとお伝えしておきました。
研修にいらした方です。
こうやって「やればできる子」を実際に戦力にしている企業の存在が全国に伝わっていくとうれしいですね。

大橋さんからは記念のブツが届き(大橋さん! ありがとうございます!)
それにお手紙が添えられていました。
当日お買い上げの「10年目の自閉っ子」を読破してくださり、社会とは饗宴であるに同意、ということ。
そして浅見さんのいいところは「対等感」ですね、それで人が集まってくるのでしょうね、と書き添えてありました。

対等感。
それは良くも悪くも私の特徴の一つで、実は一種の社会性の欠如(社会性ではありませんよ。社会性の欠如)の賜ではないかと思っているんですよ実は。
私のこと嫌いな人怖がっている人はいっぱいいるはずなのに、自分のところに来た重度の人で私を怖がる人ってまずいないのは、たぶん人間として対等だよと「心の底から」思っているからだと思います。彼らは飛ぶ、私は飛ばない。彼らは奇声を上げる、私は奇声を上げない。でもそれは彼らがお相撲ファンじゃなくて私がお相撲ファンであると同じような違いに過ぎないと「心の底から」思っています。彼らは賢いからそれを察知するのでしょう。

そして対等で見られたくない人は、私のことを差別者だと思うのですね。
たとえば猿烏賊騒動のとき「立場が強いのだから」とかいさめられたんですけど、さっぱり意味がわからなかった。
障害児の保護者だから立場が弱いとか、出版社やっている人間だから強いとか、全然思いませんね。
やられたから専守防衛しただけです。

自閉症者に対して裁判を起こしたのも同じ。迷惑だからやった、それだけ。
YTは自閉症者だから訴えられないと思っていたようですが、そっちのほうがよほど卑屈な考え方だと私は思いますね。

あと吉川徹への反撃も「お医者様に対してなんということを」みたいなこと言う人もいましたが
彼は医者として誰かを救っているのかもしれないけど、少なくとも私は全然彼に世話になっていない。むしろ迷惑なだけです。
その吉川がつまんない議論ふっかけドヤ顔でツイート集なんかを自分のブログにのっけて「先生すごい」とか言われているので、化けの皮をはがしてあげました。

ギョーカイづきあいがまだあったころ、吉田友子医師が服巻智子先生の台頭を面白くないと思って悪口言っているという噂も聞いて、その理由が「医師じゃないくせに」だったらしいんですが
そのときにも「医師ってそんなにえらいのか」と不思議な気持ちになりました。
吉田氏も服巻氏もそれぞれの立場で誰かを支援しているのでしょう。だったら対等じゃないですか。
少なくとも服巻氏は、こういう無礼な真似はしませんよ。
ああそうか、吉田氏がうちに無礼なことをしてきたのも私が医師じゃないからかしら。

でもね、皆さんが多動なお子さんを抱えていたとして
「様子を見ましょう」しか言わない医師と、栗本さんみたいにその場で多動を治めてくれておうちでできる治め方を教えてくれる医師ではない人と、どっちがありがたいんですかね。

私から見ると私が対等感の持ち主だというよりは
世の中の人が私の知らない序列(しかも無意味な序列)をお互いつけあっているなあ、という感じなんです。
だからこれは、一種の「遅れ」なのかもしれませんね。

その点ではYTの方が発達していたんじゃないですか、私より。
岩永先生が医学博士でありながら医師ではないということをさげすみの対象にしていたようだし。
いったい何様なんだよ。

猿山の猿のように序列意識にとらわれている人とそうじゃない人がいる。

そして一生治らないと思います。
大人になったら治らない。
治す気のない人は治らない。
ギョーカイはここでは正しい(ほめてません)。

あ、対等で思い出した!

もう一つのワールドカップ(知的障害のある人たちのワールドカップ)に選手を送るため
募金が行われています。

私もささやかな志を送りました。
応援したいなあという方がいらしたら、どうぞこちらへ!
医師の皆さんは、エライならエライでいいから、いばりたければいばってていいから、
こういうときに奮ってお金送ってほしいですね。



☆☆☆☆☆☆☆☆

会心の相撲がひとつも見られないまま勝ち越しです。
とりあえず区切り。
さあどこまで星を伸ばすでしょうか。


初めての花風社

2014-07-23 06:33:44 | 日記
おとといいただいたご注文。
先日コンディショニング講座に来た小学校低学年の男の子が、花風社の本に興味を持ってくれて、読みたいというので
まだちょっと早いかも知れないけど、ということで
専用の「ぼく、アスペルガーかもしれない。」をご注文くださいました。

うれしいですね。
初めての花風社なので
特製オリジナルスタンプを押して送り出しましたよ。



そして海の日に初めてお会いした中学生の女の子。
パパママに連れられてご家族でコンディショニングを受けに見えた方。

お母様からメールをいただきました。

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娘は、知的障害も最重度で、自閉も強く、YES・NOがはっきりしているし、
「難しい」と言われる子です。公共機関の乗り物に乗って、いつも移動 です
が、「このレベルの子が!」と、それにも驚かれる位です(って、別に崩れたり
はしないんですが・・・)。

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へ? そうだったの? と思いました。
知的障害最重度だったのかあ。
そういえば、言葉は交わさなかった気がする。
でも笑顔を交わしたし(少なくとも私はそのつもりでした)
全然「知的障害最重度」っていう感じは受けなかったのでした。

あのお嬢さんがタカシマヤのワーキングチームで働いていても全然違和感ありません。
だからやっぱり、障害の軽重ってそういう意味で関係なさそうだな。

YES・NOがはっきりしているのは、支援する側としてはやりにくい面もあるんでしょうけど
強みは弱みの裏にあります。
このお嬢さんも、ひみつのおへやに入ったとたん盛んに探検されていましたが
開けてはいけないと教わった扉は絶対に二度と開けませんでした。
これがYES・NOはっきりしているいい面なんではないでしょうかね。

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実は個人指導、とっても不安でした。部屋に入らない・・・は、ないと思ってい
ましたが、(中略)横になれないんじゃないか・・・などなど。でも、「やって みないと分か
らないし、ダメならダメでいいや!」と。

正直、昨日の娘の様子には、本当にビックリでした。(中略)お部屋から出る時、裸足の足が、しっかり地につ いているのを見て、胸がいっぱいでした。

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お母様がお嬢さんの姿を写メにいっぱい撮っていらっしゃいましたがそれは、学校の先生に見せるためだったようです。こういう風に指導を受け入れられている姿自体が驚異だったようです。学校の先生は「伸ばそう! コミュニケーション力」も読んでくださるような身体づくりに熱心な先生だそうです。いいですね~。



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帰りもとても楽しそうで、家に帰ってからも、ニコニコで、私達も嬉しくなりました。

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栗本さんはプロなので、このお嬢さんの身体がどうやったらリラックスするかその方法を見つけた、っていうのが私が見ていた感想です。これはご両親にとっても発見だったでしょうけど、お嬢さんにとっても当然発見だったわけで、「やって~」と夜ご両親に頼んだそうです。

神田橋先生は「気持ちいい」を目安にするといい、と常々おっしゃいます。
でもそもそも「気持ちいい」がどういうことか知らない人がいます。
栗本さんは「気持ちいい体験」が健康の羅針盤になると言います。
このお嬢さんはご家族での指導を通じて一つ、それを覚えられたのでしょう。

愛されてるなあ

2014-07-22 05:44:00 | 日記
昨日はコンディショニング個人指導の日でした。横浜北部にある「ひみつのおへや」で、午前十時から午後五時まで五組十一人のご家族が受講されました。
ご夫婦と中学生女子、という親子三人の講座では、やはり一家で取り組むと違うなあと思いました。
ランチタイムをはさんで午後からは
お母様と高校生男子
お母様と成人女子
お母様と中学生女子
お母様と小学生男子

という組み合わせでした。

どのお子さんも愛情を受けてすくすく育っているなあ、という顔をなさってました。

他に気づいたこと。

あまり大風呂敷を広げたくはないけれど
それでも多動というかぴょんぴょんというか
そういうものは私の見ている限り少なくともその場では100%治まるなあ、ということです。

多動もぴょんぴょんも自己治療です。
そういう意味ではとがめるべきものではないのですが
その根本になる苦しみが取れると、治まるのですね。

その前に「うっとりタイム」があるのですけど。
そして親御さんたちにはこの「うっとりタイム」が衝撃のようです。
ちょっとのことでお子さんたちがそういう状態になることが衝撃なのでしょう。

つまり、この「うっとりタイム」をおうちでいくばくかでも再現できたらお子さんもラクだということで
そしてそれはお母様の身体もラクにすることで
それを学んで帰られるのがコンディショニング講座です。

昨日いらしたお子さんたちが愛された顔をしていたのは当たり前かも知れません。
愛情がある親御さんだからこそ、その身体のつらさに気づき、なんとかしたいと思うのでしょうから。

それを思うと、身体的なつらさに気づいているのか気づいていないのか知りませんが
「エビデンスガー」で身体アプローチを頭ごなしに拒否する人たちの感性って
どうなっているんだろうなあ、と思いました。
「エビデンスガー」の支援者を見ると「しょせん他人事よね~」と思うという方がいました。
ほんと、その通りだと思います。

支援者が他人事なのはある程度仕方ないかもしれませんけど
他人事であれこれ批判している支援者は、先日のくむさんのコメント

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自分の中に引き出しが沢山あれば、困った時に対応するにも余裕が生まれます。そういう情報が誰かしらのチェックでなくなってしまうとしたら、保護者にとっては損失であり、それを支援者が率先してやっているとしたら、そんなに悲しいことはありません。

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をかみしめていただきたいですね。

救わなければいけないのは誰なのでしょうか?

自分たちの療育イデオロギーではなく
現に目の前で苦しんでいる人なんじゃないでしょうかね。

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