治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

ギョーカイに逆らうと損なのか?

2018-11-22 18:42:23 | 日記
みるさんのブログがラジオで紹介された記事のこの部分を読んで

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みるさんがそうやってローカルギョーカイに楯突くことを「損だ」と猿烏賊界隈は言っていたはず。彼らは臆病だからギョーカイに逆らうと未来はないと思っている。本気でそう思っていたとしたら、社会性の障害ですな。

=====

「えっ、ギョーカイに逆らうのは損じゃないんですか?」っていう質問がきました。
そしてまた別口で
お子さん(成人)はどんどんよくなっているのに親御さんがまだまだギョーカイの圧力に弱くて親子喧嘩になったというメールも来ました。

私は逆に、猿烏賊たちが「ギョーカイに逆らうのが治ったということなのか。だとしたら早く目が覚めればいいのに。本人が損するのに」とか言っているのを見て、なんでギョーカイに逆らうと損だと思うのか心底わかりませんでした。

でもギョーカイがいやなのにギョーカイに逆らうのは損だと思っている人とか、お子さんはもう吹っ切れているのに親御さんはまだギョーカイの圧力になすがままでお子さんがキレているという情報とかが入ってきて、ああ、封建時代のメンタリティなんだなと思いました。

愛甲さんが『愛着障害は治りますか?』のあとがきで書いていたでしょう。
愛甲さんも長い間主体性のないまま生きてきたと。
それは裏返すと、愛甲さんが女の子らしくいい子に育ったということです。
女の子はとくに、他人の言うことを聴くことが美徳だと育てられるし
その途上で(とくに権威ある人に)逆らうことは損だと教えられる。

そして男でも女でも封建的な地域やコミュニティに育つと割とそれを信じるのでしょうな。
そういう人にとって、ギョーカイをこれだけディスっている私は損に見えるのでしょう。

私から見ると、治してもくれず親をただ働きさせて接待させて集客が悪い会には動員するギョーカイなんてしがみつく価値ないと思います。
一昔前は威張るギョーカイ人の接待で親の会の幹部大変だったでしょ。
そういうこともあって、今親の会がすたれているんじゃないですか。

治りたい人は治せない医者にしがみつく必要ないし、役に立たない支援者にすがりつく必要はない。それがみんなわかってきてるからJDDは閑古鳥鳴いているんじゃないの。
最後の最後に国会議員に見栄張るために動員される人たちは主体性のない人たちなんでしょうな。

あの夜私は噴火しました。
みるさんを説教した夜です。

地元ギョーカイがみるさんにひどいことするのにみるさんは怒りつつもギョーカイの洗脳が解けない。
どういうことかというと就労支援を経ないと就労できないと思い込んでいたのです。

「仕事につくのに就労支援なんかいらない」と私は言いました。
就労支援を頼らなきゃ就労できないというのがもう洗脳だと。
そしてみるさんをがんがん説教する私を十数人が「既読」だけつけて黙り込んでいるので「君たちも社会人としてきちんと発言しろ~」とそっちにも切れました。
そうしたらみんな、社会人としての経験を述べてくれました。

その五日後みるさんは卒後初めての本物の(就労支援からの自習とかじゃない本物の)仕事が決まり、勤務後五日目には新人を指導していた。
浅見噴火後二、三週間のうちにみるさんは後輩を指導していたのです。

わかるんです。
親の世代が怖がりなんですよね。
なんとなく支援者に逆らってはいけないように思う。
でもよく考えてみてください。
役に立たない人たちは見限っていいんです。

今は封建時代じゃないんです。
それに気づいていない人が多い。
猿烏賊もそうなんでしょう。
彼らは基本臆病だし。

私は「他人のいうことを聴かない力」がありますから、現況がその分見えるんだと思いますよ。
母は「昔から親の言うこと聞かない子だったけど、しょうごさん(夫)の言うことだけは聴くから良かった」と言っていますが夫は「ほんっとにお前は人の言うこときかないな」と言っています。
その点愛甲さんとか、お子さんが花風社のアプローチで良くなっているけどまだギョーカイ圧力に負けてしまうお母さんとかは、たぶん女の子としては親の言うことをよく聴くいい子だったんですよ。

資質って言うのはね、一見悪いところも入っているんです。
これ1月14日の読書会のテーマでもありますし
今日の南雲さんとの共同ブログにも書いておきました。

見てね。
コメント欄も盛り上がってますよ。


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三つのお知らせ

2018-11-22 10:08:05 | 日記
先日お流ししたMLを貼っておきます。
しばらくこの記事はトップに置きます。
日々の更新はこの記事の下をご覧ください。

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お世話になります。花風社の浅見です。

お知らせ1 新ブログ開設しました!

ブログにて告知いたしましたとおり、このたび南雲明彦さんと浅見が共同で運営する「片道切符でいいんですか?」というブログを始めました。
率直な議論のプラットフォームとして、皆さんにご活用いただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

新ブログ「片道切符でいいんですか?」




お知らせ2 無料読書会参加者募集します!

また、花風社では2019年1月14日、横浜市の港北公会堂第一会議室にて無料の読書会を開きます。ファシリテーターは浅見淳子です。
テーマは「資質の開花」。
参考図書は赤本こと『自閉っ子、こういう風にできてます!』と『10年目の自閉っ子、こういう風にできてます!』です。


ニキ・リンコさん、藤家寛子さんの本を初め、もっともっと読んでいただきたいものはあるのですが、とりあえずこの2冊だけは読んだ上でお越しください。花風社HPからお申し込みいただければお送りいたします。
参加費は無料ですが、だいたいの人数を把握しておきたいので、ご参加希望の方は

1 お名前
2 参加人数
3 連絡先メールアドレス

を花風社あてに(mail@kafusha.com)メールでお知らせください。

皆様にお目にかかれますのを楽しみにしております。

お知らせ3 栗本さんが佐賀で感覚過敏に関する講座を行います!

佐賀で来る11月23日、栗本啓司さんの感覚過敏に関する講座が開かれるそうです!
貴重な機会なのでお近くの方はお出かけください。
こちらに詳細をアップしてあります。



今後とも花風社の本をよろしくお願いいたします。

花風社 浅見淳子
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一般人の良識

2018-11-21 09:55:50 | 日記
昨日はなまはげ県に出張した栗本さんが手配したきりたんぽ鍋をまずランチに一人前だけ作ってほかほかしました。

そして12:30頃スマホのローカルFMアプリを奄美の島ラジオからラヂオつくばに。
榎本さんが出るからです。

テーマは「刑事」。
最初は刑事っぽい話題が続きました。

そして「発達障害」。
榎本さんが刑事として発達障害と向き合ったときの話
すなわち私の抱えた事件の話も出ました。
まだ読者の方に話していない情報も。
発達障害だからの事件だったのか。
加害者は罪を納得したのか。

これはいずれ話してもらわないといけないなあと思いました。

そして時間を予定よりオーバーして新刊『自傷・他害・パニックは防げますか?』の話。
ここで私は思わぬ展開にびっくりしてしまいました。

というのは、MCの方(ラジオではパーソナリティというのですね)も教育現場にいた経験があるようで、自傷他害パニックは「治らないもの」と思っていたけど治るのなら治した方がいいに決まっていること。とくに他害。

そして「発達障害は脳機能障害」と流布されてきて思い込んできたけれど神経発達障害というのが最新の見方なら治療法が違って当たり前だと思ったこと

そして何よりもパーソナリティの方が本に載っているみるさんのブログにかなり時間を割いたことです。

というのは「強度行動障害の当事者」という人の声が、とても貴重だから。
そして「絶対に治さなければならない」というかつて強度行動障害だったご本人からの叫び。
強度行動障害だとレッテルを貼られたために養護学校や支援の場で受けた扱い。
それがメンタルをへこますものだったもの。
などを熱心に紹介してくださいました。

そして、「こんなに明瞭に言葉にできる方が将来は精神病院に閉じ込められる生活が待っていると言っている」と驚き(とおそらく怒り)を表され

それに対して榎本さんが「私がお会いした段階ではすでに治っていてお元気だし、仕事もしていると聞いている」と応えていました。

なんというか、榎本さんだけじゃなく、みるさんにもスポットライトが当たった番組でした。

本には「東北地方」としか書いてないけど、調べればみるさんが「あまちゃん県」だということはわかるし

「あまちゃん県」がどこかは普通わかるし

ある意味あまちゃん県の福祉がやってきたみるさんへの暴虐非道が電波に乗ってしまったわけですな。

いや、過去は過去として、私は今地道に地域生活を送っているみるさんの邪魔をギョーカイにしてほしくないんですな。

まあ元はといえば私の怒り(っていうか良識で)

なんでこんな人の生命力を削ぐような営みを支援と呼ぶのかわからず、なんとか知らしめたいと思ってみるさんにブログを書くことを薦めた。

そしてブログを通じて色々なことを皆さんが知るようになり、みるさんには県外にたくさん仲間ができた。

そして私にとって「自傷・他害・パニック」の本を出すことは、現行の支援批判なくしてできなかった。
そして一人称で語れるみるさんのブログを掲載させてもらった。

それが榎本さんを媒介にラジオで紹介され

パーソナリティの方が良識に基づいて意見を言ってくれたわけです。

すべて私のおかげ。

というのは自己アピールじゃないの。

そうやって誰かが最初に動かさないと物事は動かないの。
そしてたとえ少しずつしか動かなくても、それをバカにされる時期があっても
それは動かない理由にならないの。

努力は報われないこともあるの。
だけど報われないことは努力しない理由にはならないの。

そういうこと。

私は奄美の島ラジオを日常的に聴いている変わったやまとんちゅですが
実際にローカルFMの視聴者数は知りません。

そんなのたいしたことない、ってあまちゃん県のギョーカイ人はたかをくくるでしょう。

でもね

JDDの全国大会が今んとこ14名(昨日から一人減ってた)(定員200名)。

そのあとの障害者週間に内閣府がJDDに丸投げして有楽町マリオンで行うイベントが今んとこ参加者8名(定員100名)。

それよりは昨日のFM聴いていた人は多いと思います。

ギョーカイを潰そうと私は思ってたけど
もうギョーカイは潰れている疑惑、を呼び起こす閑古鳥っぷりです。

それに比べてみるさんはブログを始めたらラジオでも放送された。

何度も言います。
これは最初にみるさんにブログ書いて、って言ったところから始まったの。

みるさんがそうやってローカルギョーカイに楯突くことを「損だ」と猿烏賊界隈は言っていたはず。彼らは臆病だからギョーカイに逆らうと未来はないと思っている。本気でそう思っていたとしたら、社会性の障害ですな。

そんなはずがないの。
だってギョーカイより一般社会人の方がずっと良識的で、頑張る人を応援するんだから。
むしろギョーカイの非常識から離れた方が一般社会は応援してくれるんですよ。

昨日は榎本さんお手柄でした。

みるさんは生放送聞けなかったけど、ブログにまとめています。
私のツイートも転載されています。
見てね。


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ハンパないほど人生が楽しいっス!!

2018-11-20 09:35:32 | 日記
っていう件名でメールをくれた人がいました。
実はこの人です。
このあと大発展して仕事をするようになるまで元気になったのです。



発売後たった一週間で

メールからちょっと引用させていただきましょう。
個人情報につながりそうなところは落とします。

=====

 いやー、それにしても、もう人生がハンパないほど楽しくなってきましたね。
 今月は、8日から一人で鹿児島に行って繁華街のビジネスホテルに泊まって、神田橋先生の診察を受けてきまして、 またもや減薬が実現しています(やった―!)
 バイトの方も、研修が終盤に差し掛かってきました。 けっこう肉体労働ないまの仕事だけど、早番(AM9時~PM5時)も遅番(PM5時~AM1時)も、どちらも一日 8時間やれる体力が身体アプローチによってついています。
 職場の人間関係も、最初のうちは怖かったけど、苦手な人、怖い人をイメージして神田橋先生の「指いい子」を毎日徹底して行ってたら だんだん怖くなくなり、今回の鹿児島行きで神田橋先生に教わった「進化の体操」をやり始めたら、もうぜんぜん怖くなくなってしまいました(笑)家族間のトラブルも起きなくなっています。
先月は、いまの仕事で9万円強のお金を稼ぐことができました。 「今年の4月まで働いたことなかったオレが、その年のうちに10万近く稼げるようになってるよ。すごくね!?」と感じました。  大好きなおしゃれの方も充実してきて、鹿児島でも服を買ってきました。 身体アプローチのおかげで働いてお金を稼げるようになり、それで好きなものを買って、おしゃれして、いろんな本を買って読んで、自分に自信がついて、 自己イメージが上がって、それでまたいろんなことにチャレンジできて、という好循環の流れが生まれています。
 減薬も進んで、いま、ハンパないほど人生が楽しいし、未来が明るく感じられます。 「なんだってやれるよ。苦しむことがあっても、必ずどうにか、なんとかなって、前へ前へ進んでいけるものなんだよ」という真実に気づきました。
 みるさんもバイトを始めたようですね。頑張ってほしいです!

=====

いい話だ。
それまで精神病院入退院を繰り返していた人が『発達障害、治るが勝ち!』を読んだことをきっかけにメールくれて、減薬相談されて、それは鹿児島に行く以上にいい方法を私は知らないとお返事して、そこからするする始まって今年の四月に初めて働いた人が結構な肉体労働で十万円近く稼いだ。それでお洋服を買うことを楽しんでいる。

最後にみるさんにエールを送っていますが、最近私気がついたんです。
発達障害の人って、生活習慣だとか二次障害だとか三次障害だとかで体力をなくしていること多いけど、おそらく定型発達の人と同じように高体力の人って中にはいて、そういう人は健康になってくると実は体力あったんだって気づく、みたいなことがあるような気がします。もちろん定型の人と同じようにどっちかというと体力ない人もいるとは思いますが、治るとどっちかはっきりしてくる感じ。
みるさんにせよこの方にせよ、治ってわかったのは割と体力ある人だということですね。
だから頑張り効きますよね。

それにしても「人生がハンパなく楽しい」って感じられるのは本当にいいこと。
これをもたらしたのが身体アプローチ、言葉以前のアプローチです。
エビデンスガーといんちき扱いしていた人たちは、息してるかな。
してるんならJDDの全国大会行ってあげなよ。まだ15名だから。
よく見たら国会議員とかも呼んでいるのよ。観客15人だったら「これは票にならないな」って思われるだけですよ。
ギョーカイ人はどうせ治せないんだからオルグぐらい頑張れ!

GOGOGO! ギョーカイ、ファイトー!


あ、それと
南雲さんとの共同ブログ
南雲さんが記事更新してます。
どうぞお越しを!

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コミュニケーション力?

2018-11-19 09:10:50 | 日記
イマドキ支援がなくたって就労なんかできるでしょ、という話をすると驚く人がいます。とくに学校関係者ね。
彼らは一つずつステップしていくという習い性が身についているので就労支援のその向こうに就労があると自然に考える生き物なのですな。

でも現実は、就労支援は利用者じゃなく支援者の就労を支援しているので、そこに引っかからない方が就労できたりする。就労目的なら使わなくていいかも。デイケア目的なら使ってもいいかもしれませんが。

ところが教育関係者って、就労状況を調べようとハローワークに行ったりするわけ。そして厳しい話を聞いて「やはり現実は厳しい」「コミュニケーション力を鍛えなければ」とかになる。そもそも就労についてハローワークに取材に行くほどのセンスのなさっておそらくコミュニケーション力の欠如から来ているので(世の中の情報をきちんと受け取ってないという意味で)、そういう人々にコミュニケーション力など教えられるわけがないのです。

なんで私が就労に関して「支援いらんだろう」と思うかというと、実際に就労支援が飼い殺しになっているという現状もあるけど、そもそも私自身が会社立ち上げる前に正社員として勤めた2社は両方とも私が応募した時点で求人してなかったという事情があるかもね。求人ないところに「私を雇ってください」と乗り込んでいったわけです。

そういう話をすると、教員免許取って採用試験受かって、という道をたどってきた先生達は「そういう風に自分を売り込めるのはやはりコミュニケーション力」とか言うんだけど、違うと思うなあ。

どうも先生達の頭には紋切り型の職業ガイドブックがあって、たとえば営業とかも「口のうまい人」がなる、というある意味民業蔑視ともいえる職業観が詰まってて、それに基づいて的はずれな支援したり悲憤慷慨したりしているような気がするなあ。

クリエイティブな才能がある、とかいうとすぐに絵とか音楽とか言うんだけど、私から見ると営業も相当クリエイティブな仕事で、しかも絵や音楽より手っ取り早く生活費稼ぎやすい。でもそういう発想にはならないんだなあ。

まあコミュニケーション力を第一プライオリティにしている限りはなかなか生活力に結びつかないでしょうね。

方々の飼い殺し機関でやっているSST、あれ、ただのデイケアでしょうね。就労支援と言うからには高齢者デイケアのようにおうた歌って塗り絵しているわけにはいかないからビジネスっぽいことやっているだけ。

みるさんは就労支援も養護学校も実際には役に立たなかった、と現場に出て知ったそうです。
役に立ったのは小学校のときにいた普通級での体験。
なるほどね。世の中色々な人がいるものね。それがわかるのは普通級だったりするよね。

就労支援事業所から実習に連れてってもらったこともあるけど、それも役に立たなかったそうです。
そうだろうね。支援者がついてきちゃうもんね。
それに賃金発生しないもん。
賃金発生しないと覚えられないことはたくさんあるのです。
だから現場に飛び込むのが一番なの。
そして今、現場はいっぱいありますよ。世の中人手不足だからね。

逆にギョーカイはお母さんたちをただ働きばかりさせてるから、人材の相場観が狂ってる。
だからみるさんを「全介助が必要な人」とかあほな判断するのよ。

あ~JDD参加者増えないなあ。
どうするんだろう厚生労働省や文科省や警察庁からも講師頼んでいるのに。
定員の1割も来ないって異常事態だと思うな。
でも死んだふりかな。
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タンパク質チャージ

2018-11-18 11:40:18 | 日記
はあ~がっかり。
私ってやっぱりインフルエンサーじゃないんだわ、と思いました。
だって昨日からJDDの参加者が増えていないんだもの。
未だに募集定員200のところ15名です。
えらい先生たちとか厚労省とか文科省とかいろんな人が来るのに。
この分じゃマンツーマン指導になってしまいますね。

佐賀の感覚過敏の講座は、子どもの感覚過敏の部は満員御礼だそうです。
午前の「成人の感覚過敏」についてはまだ入れますが、すでにJDDの参加者は上回っているようです。
いったいどっちがギョーカイメジャーなんだろうね。

まあともかく、週末だからゆるいネタを。
と思って最近のタンパク質チャージの話を。
この本ね。



タンパク質チャージの話がツイッター花風社クラスタ及びFB花風社クラスタで盛り上がっていますが、私は「超個人的浅見通信」に書いたように筋トレの夏を送りまして、鶏肉が異様に食べたくなりました。ちょうどそのときふるさと納税で胸肉が何回か計10キロは来たので助かりましたよ~。まだ冷凍庫には鶏肉がいっぱい。

ジムでタンクトップをまくって自分のおなかを鏡に映してうっとりしているお兄さんたちは、粉末のプロテインをしゃかしゃかして飲んでいますが、私はあれはいやだ。

ということで私はプロテインソーセージを買いました。

で、どうなったかというと

まずくて食べられなかった。
私はね。

でも粉はいやだ。

でもね、タンパク質チャージの本読めばわかりますけど必要なタンパク質を取ろうと思うとステーキなら700グラムとか取らなきゃいけないの。鶏肉はかなり効率いいんだけど。だから鶏肉ぱっかりほしくなったんだろうけど、それでも肉のみから必要量を確保するのは大変。成長期ならなおそうでしょう。だからタンパク質チャージを推奨する本ではだいたい粉末のプロテインを勧めているんですな。

私は筋トレするとすぐ筋肉つくところからして吸収はいいと思われるので、本の推奨より多少摂取量が少なくてもいいことにしました。

でも食事から全部取るのはさすがの私でもきつそう。
カロリーが多すぎてもだめ。
プロテインソーセージはカロリーとの兼ね合いが絶妙。


でもまずい。

と思っているうちに大量に買ったプロテインソーセージの賞味期限が迫ってしまい

ちょうどFBで試してみたいとおっしゃってた読者の方々に食べきれない分送りました。
そうしたらそんなに評判悪くないみたい。
男の子さんなんて食べ盛りだから届いたらすぐむいてむしゃむしゃ食べておいしかったみたい。
よかったよかった。

私にはちょっと塩辛すぎたのと、私は普段からコンソメキューブとかそういう人工的な味付けをしないのでそれが違和感あったのと、そもそもの加工肉嫌いと(じゃあ買うなよ

家族に加工肉大国に留学していて加工肉は一生食べたので加工肉見ると怒る人がいるので消費が進まなかったのですな。

そして最近気づいたのは、そのまま食べるのはまずいしポトフ的にしてもコンソメの味が嫌いなんだけど

炒めるとわりといける。
基本加工肉なのでゴーヤと炒めるとなんとか食べられるランチョンミート的に使えばいいんですな。

それに気づいてからは朝からタンパク質チャージオムレツ作ることにして、野菜もいっぱい入れたタンパク質チャージオムレツを食べるようになったら

加工肉嫌いの人も気づいていないようだし

体調はいいですね。
それとね、この本の藤川先生が推奨しているのは「高タンパク、糖質制限」なんだけど
高タンパクにすると結果的に糖質がほしくなくなるのです。

とくに朝にどかんとタンパク質チャージすると一日間食への欲求がないですね。

ラスボスはアルコールだな、私の場合。
でもこれは今のところ制限する気が実はない。
だって前よりずっと減ったもの(当社比)。

そのうち減るかもしれないし減らないかもしれない。
自然にまかせます。

っていうか、かえって酒に強くなっちゃいました!

というのはね
昔のちゅん平さんみたいにそもそも消化機能がなくて肉食べるのしんどい人がいる。
タンパク質大事、ってきいて一生懸命肉や魚食べようとしても食べられない人がいる。

そういう人は相当深刻にタンパク質不足だそうです。
だから内臓機能もしっかりしていない。内臓だってタンパク質でできてるから。だから余計食べられない。余計タンパク質不足になる、の負の芋づる。

だからタンパク質チャージすると内臓強くなるのは当たり前。
だったら肝臓だって強くなるの当たり前だろうよ。

今までの身体アプローチって、蹲踞にせよ一人金魚にせよ眠れないにせよきちんと疲れるにせよ私が軽々とクリアしてきたものが多かった。
子どものうちに自然にクリアしたもの。

でも廣木さんに教えてもらった伸筋優位の身体がラクだという発見。
そしてタンパク質チャージと糖質制限は初めて自分自身の役に立つかなという感じです。



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ゾンビ化といえば

2018-11-17 11:05:18 | 日記
JDD(発達障害ネットワーク)の全国大会、第一回目はほぼ動員かけられた感じで駆けつけました。
当時はギョーカイとも仲良しだったんで。
それから二回くらい行ったかな。
そのうち私自身はギョーカイと疎遠になり行かなくなりましたが、それでも隆盛は続いていたと思います。長沼先生が遅く申し込んだら入れてもらえなかった年もあったし。
いつの間にかギョーカイメジャーと握手するのに1000円払う握手会イベントとか
全国大会なのに参加申し込みが80人とか
自称センターオブセンターとしてどや顔で放課後デイの格付けビジネス始めたけどどうやら続いてないとか
ゾンビ化が目立ってきました。

そういえば毎年冬に全国大会やっているけど今年もやるのかなと思って昨日見に行ったら、12月2日に文京区でやるそうです。センターオブセンターですな(場所が)。
こんな交通の便のいいところ、さぞみんな殺到しているだろうと思ったら
募集人員が200名。何千名だった時代もありますからこじんまりしてきましたな。
先日南雲さんが九州でやった講演会で600名とか言ってたなあ。

そして定員200名のうち何人集まっているか見ると

13名。

こんだけのギョーカイメジャーが集まって13名。
あと一ヶ月切ってて13名。

この前のおっさんたちの会は一晩で60名のお申し込みいただいたんですけどね~。

JDDとかのえらい人たちを私は敬意(と揶揄)を込めて「ギョーカイメジャー」と呼んできたのに、これじゃあどっちがメジャーかわかんなくなっちゃうじゃないですか。
まあみんな、肩書きより治す人の方が好きなんだよね。

ていうわけで応援しようと応援ツイートをしたら、二人増えたよ。
ぱちぱちぱち。
参加総数が15人に。

えらい大先生たちが受付に座ったりすると思えないのでスタッフもいるでしょうけど(15人だったら受付も一瞬で済むと思うけど)
このままだとスタッフや講師の方が参加者より多そう。
バックアップする薬屋さんもがっかりしそう。
それにね
今ならマンツーマン指導が受けられるかもしれませんよ!

っていうかさあ、これだけのJDDの危機。
JDDとつながり深い、がご自慢のあまちゃん県ギョーカイの皆さんは駆けつけるべきでは。

そしてもし駆けつけるのなら
あなた方が「重度で全介助が必要」と判断したみるさんが青春18切符で来るんだからぜひ鈍行で来てね。

それか仙台から新宿までバス。仙台までは鈍行。

もっともみるさんは、勤務五日目にして新人の指導をするようになったりシフトじゃない日も来てくれない? とか言われるようになっているらしいですから、そのうち東北新幹線で来るようになるかもしれませんけどね。まあ学費のために貯金をがんばりたいみたいですから、若さを頼りにまた鈍行で来るかもしれないけど。

ともかくこの人を「重度」「全介助」と判断したんだから、あまちゃん県のギョーカイ人はすごい体力の塊みたいな人ばっかりなんだろうよ。その体力を今こそ使ってJDDの危機を救うんだ!


GOGOGO! ギョーカイ、ファイトー!!
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あなたの大事な2000円

2018-11-17 10:19:40 | 日記
青いお祭りが末期を迎えているようで、某先進地域ではついに塔を照らすのに寄付を募り始めたようです。
一口2000円。何口でも。

最初から指摘していることですが、どこのタワーも商売で青くするのです。
誰かが青く照らし代を払ってきたのです。
たとえば地元の親の会とかにどっかの代理店が「自閉症を理解してもらいましょうよ。国連の定める~」とか言って、日本では年度初めのみんな慌ただしい時期に一般人が見るか見ないかわからない一晩の青い光のために自閉っ子の親たちがすがるように払った会費数十万を一晩で使ってきたのです。それが青いお祭りの実態です。
でもどうやら、金が尽きたようですね。

2000円+税で『自傷・他害・パニックは防げますか?』が買えます。
そうすると自傷・他害・パニックがどうやれば治まるのか、そもそも起こさないために家でできることは何か、わかります。
2000円+税で『感覚過敏は治りますか?』が買えます。
感覚過敏が治るものだということ、そのためにおうちで何ができるかを知ることができます。
2000円+税で『愛着障害は治りますか?』が買えます。
ずっと昔からの生きづらさの原因がわかり、癒やされていきます。
2000円+税で『人間脳の根っこを育てる』が買えます。
療育センターでのトランポリンやバランスボールにはなじめなかった子でもできる身体の育て直しの方法がわかります。
2000円+税で『発達障害、治るが勝ち!』が買えます。
支援ギョーカイの仕組みがわかります。



某先進地域では、お祭り委員長も地元のギョーカイ大物からどっかの校長先生に代わり、上層部がもうやってらんないやと思っていることがありありだそうです。
そもそも学校にも寄付を募りにきて、教師達は年度初めの忙しい時期にかり出され、日当を請求するそうです。
いやいや行っているのだし、労働者としては日当を請求するのは正当な権利ではありますが、こうやって青いお祭りは血税をも無駄にしているのです。

そしてお母さん達は奴隷労働です。
無償の労働です。
しばしばギョーカイ人は人の市場価値を見誤りますが、それは自分たちが日々無料でお母さん達を無料で使役しているからです。
平気で他人を無償で使う人々に就労支援なんかできっこないのは当たり前のことなのです。

青いお祭りの収支を見ると、だいたいは会場費とか、出てくるよくわからないエンターテイナーに持って行かれているそうです。
だったら金がなきゃやるなよ、という話。

でも始めた以上そういうわけにもいかないようですね。
あと数年、私たちは青いお祭りのゾンビ化を見守ることになるのでしょう。

消費者として賢くあるためには、手元の2000円を関係者以外誰も注目しない一晩の青い光に投じるか、今目の前にいる子をラクにするヒントをくれる本に投じるか

自分の頭でよく考えることですよ、皆さん。

私は奄美シマ唄大好きなので、この新発売のアルバムに、私の大事な2000円を使いました。
週末、思い切り聴きます!




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やることやってから

2018-11-16 10:28:25 | 日記
さて、南雲さんとの共同ブログ、更新しました。

17歳の原点



ここから話を始めます。

そう。南雲さんは学習障害とリンクされがちだけど、精神疾患サバイバーでもあるんですよ。
そしてそれを経験したからこそ、子ども達の未来に熱い思いがあるんですね。
そこから話を始めたいと思います。

それとみるさん。

皆さん気にしていらっしゃると思うのでちらりと書きますが
頑張っておられますよ~。
初めての企業就労なのに。

あんまり詳しく書くと暴虐非道なあまちゃん県ギョーカイの妨害があるかもしれないからここまで。
でも安心してください。
今までの努力は見事に実っています。

私たちの仲間がみるさんに懇々と言ったのは
「就労支援なんて通さなくても就労できる」ということです。
そしてそのとおりになりました。
それはね、やるべきことをやったからです。

ところが保護者の人でもやるべきことやっていない人が多いですね。
悪意なくやるべきことやっていない人が多い。
というか、長年のギョーカイ人に威張られ生活のためか、そういう習慣ができていないというか。
すぐに折れる癖がついちゃっているんですね。

たとえば、うちの著者さんたちがどこかに講演とか呼ばれるとします。
告知お願いしますと言ってこられます。
私はわりと明瞭に

・チラシはJPEGで(PDFよりさっさとこのブログに貼れる)
・チラシのネームはテキストで(コピペが簡単)
・FBではないURL

をお願いします。
なぜFBがイヤかというとアカウント持っていない人とかが見られないことがあって(私も普段FBにつなげていないガジェットで見るとログイン要求されたりして)めんどくさいからです。
そして「つながりませ~ん」って言ってこられるのは告知を仲介しただけの私なんですよ。知るか! っていう話です。

チラシだけ送ってこられてテキストないと、皆さん私がチラシの内容をぽちぽちと打ち直すことを期待されているんですかね、って思います。相手の立場に立ってないんですな。

そしてURLください、というと「ありません」とか言われる。地域活動していらっしゃる皆さんは紙のチラシをせっせと配ればいいかもしれませんが、花風社に頼むっていうことは全国区なんですよ。URLはぜひ設けてほしい。しかもFBじゃないところに。

そしてURLがないと「すみませんでした、あきらめます」とか言うんですけど

それがダメ!

そんな態度だからギョーカイ系支援者になめられるんです。
そんなビクビクしているから「発達障害がある以上は就労支援がないと就労できないだろう」なんて弱気になるんです。

浅見「URLください。FBじゃないURL」
講演主催者「わかりました。1時間待ってください」

といってさっさとURLを取得するのが正しい社会人です。
そこで「URLないので今度は告知結構ですすみませんでした!」という弱気さではなんの仕事もできない。そして親がそれほど弱気だと特性のあるお子さんの就労なんて遠のくばかり、ギョーカイのめんどりになるばかりでしょう。

こっちが要求しているのはたった三つなのです。

・チラシのJPEG
・チラシのネームはテキストで
・FBじゃないURL

「あれを出せ」と言われたら出すのが社会人の基本なんです。
その基本もできていない人が講演を主催してどうなんのかな~と思います。
そして自分がやるべきことをやっていないから社会に相手にされないのに「社会は冷たい」と思っている当事者保護者のなんと多いことか。チコちゃんに叱られますよ。

厳しすぎますかね? 私。
でも社会人の感覚としては当たり前だと思うんですが。

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新ブログ 最初の話題は

2018-11-15 12:09:21 | 日記
さて、新ブログ「片道切符でいいんですか?」ですが、最初の書き出しは私から投げかけます。
すでに南雲さんは色々語るべき事を用意してくださっているようですよ。



特別支援教育にしろ、就労支援にしろ、皆さんご存じのとおりのていたらくなのですが、最初の話題はそのどっちでもないのです。
でももちろん、特別支援教育や就労支援はいずれたっぷりと締め上げる取り上げることになると思います。どうぞお楽しみに。
我々が何を最初の話題としたか。
明日かあさってにはアップしたいと思っています。

さて、昨日も寝しなに少しずつ「日本国紀」を読んでやっと室町時代まで来ましたが、相変わらず教科書のように普通のことが書いてあるだけ。ただ数千年に及び日本史がストーリーテラーの手で通史になるとおさらいとしては便利と言えば便利ですね。
それで再発見したこと。
平安時代末期からの皇室のていたらくが武士の台頭を招いた。
武士の世を作ったのは源氏ではなく実質北条氏。これは永井路子氏とかも指摘していたことだしそうだなあと前から思っていました。
それと鎌倉時代は政情的にはつまらん争いごとが多く元寇もあったけどそのせいか文化的には豊かだった。文学も「平家物語」を初めとする傑作が生まれていますし宗教も新しい動きがあった。
私は『発達障害者支援法は誰を救ったか?』の中で日本の宗教史を絡めてギョーカイディスをやっています。引用します。

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 そして祈りの象徴として建立した奈良の大仏みたいなのが発達障害者支援法であり、それにより各所に設置された発達障害者支援センターは護国寺みたいなもんなんである。
「支援センターを頼ってみたがなんにも役に立たなかった」という声は多いが、当たり前なんである。そこで提供されるのはただの祈りであり、伸びたい・成長したい・社会に進出したい当事者保護者が求めているものはほとんど用意されていないのだから。

 考えてみよう。飢饉や疫病を防ぐのに必要なのは生産性を上げることであって、ならばどうすれば生産性が上がるか探求することであって、祈りでは解決しない。当たり前のことである。
 けれども知識もなかった時代、なすすべもないお上は飢饉や疫病を前にやむにやまれず大仏を建立することにした。各地から技術者をその生まれ故郷から、家族から引き離して使役する。労務者もたくさん必要だ。こうやってたくさんの人々の幸せを犠牲にして大仏は建立された。
 でも飢饉はやまない。当たり前のことだ。私度僧たちの暴走は続く。当たり前のことだ。祈りで救われるとお上が誤解しているのだから、祈りを本業とする連中はますますつけあがるのである。
 そこでお上は遣唐使を派遣し、先進国である唐からえらいお坊さんを連れてくることにする。けしからん私度僧たちを駆逐するため外からの権威による免許皆伝システムを作ろうというのである。これは特別支援教育の黎明期にTEACCHだABAだと洋物をありがたがり外国のえらい先生を連れてきたりその先生との親密度を日本人の支援者たちが誇ったりの狂乱状態だった発達支援ギョーカイの近過去そっくりである。

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この「祈りを本業とする役立たず支援者」からその権威と信用を剥ぎ取るのが花風社の言う「ギョーカイを潰す」なわけですが、同じような宗教改革は鎌倉時代にもあって、何が起きたかというと

・えらい人に救ってもらうより自分で自分を救う南無阿弥陀仏方面(浄土宗)



・修行系(禅)

が生まれたわけです。

まあこういうこと繰り返してきたとなると、私の目指している

・発達援助の非医療化

とか

・ありのまま系から修行系へ

の流れも無理がなく自然に起きることのようですな。

歴史から学ぶことは多いわ。

というわけで

『発達障害者支援法は誰を救ったか?』



読んでみてください。スカッとしますよ!
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