治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

神田橋先生からの贈り物

2011-07-06 07:33:33 | 日記
さて、先週末、私が九州でおいしいお魚と芋でできた水(焼酎ともいう)を堪能していたころ
九州から東京に向けてもこもこの小包が一つ旅をしていたようです。

神田橋先生からの贈り物。
どうしてもこもこだったかというと、本が二冊入っていたから。

こんなお手紙が添えられていました。


「すばらしい本ができましたね。ありがとう。
これでボクの夢が達成される方向が見えてきました。
長沼先生に本を進呈して下さいな。」


おおお、
「活かそう! 発達障害脳」へのおほめの言葉だ!
これはうれしい! 感涙!

そうなんです。
神田橋先生の本を作って以来

1 脳神経機能の特性に基づいた
2 その人なりの細かい診断を可能にし
3 発達援助につなげる

ことができる先生がどこかにいないかという問題意識を持っていて

「ニキさんの仲良し」と認識していた長沼先生にたどりついて

という経緯があったので、このおほめの言葉はうれしいです。

さっそく長沼先生にご連絡。
神田橋先生の最新刊「技を育む」(中山書店)のサイン本を転送しました。
長沼先生も早くお読みになりたいようです。

私も「浅見淳子様」とサインされた一冊をいただきました。
これまたうれしい。

先生がこの本を執筆中にもお話を伺っていました。
ご自分の治療は名人芸だといわれるけど、理論的に積み上げてきたものだということが、この本の中には書いてあるそうです。
楽しみです。
今読んでいる本を読み終わったらすぐ読みます。

ところで、長沼先生のお返事から得た情報。
最新の「現代のエスプリ」が発達障害とパーソナリティ障害の特集で
神田橋先生が巻頭言を書いていらっしゃるとか。

というわけで朝からぽちりました。

ニキさんも「活かそう! 発達障害脳」の脳地図を熱心に読んでいるみたいだな。
日記に書いてあった。

皆さんはご自分の脳地図、描けましたか?