移動販売のおじさんは、会計の時にパックの上からアサリを指でぽんぽん突いて
「元気いいよーこのアサリ!」と言った。
そうなんだわ。
元気いい。
元気良過ぎて噛み付き合っているのが二匹。
引き離そうとしてみたがお互いがちりと噛み付いたままびくともせず。
「元気いいよーこのアサリ!」と言った。
そうなんだわ。
元気いい。
元気良過ぎて噛み付き合っているのが二匹。
引き離そうとしてみたがお互いがちりと噛み付いたままびくともせず。
徒歩圏内に来た。
57円均一、冷やかしに行ってみたが特に買いたい物も無し。
それでもトマト買った。
自宅近くまで戻って来れた。
路上に移動販売の魚屋。おばちゃん達二人、小さい毛蟹一匹580円で買っていた。
私も一パック280円のアサリを二パック買った。
500円に負けてくれた。
テンションウナギ上りするわ。
57円均一、冷やかしに行ってみたが特に買いたい物も無し。
それでもトマト買った。
自宅近くまで戻って来れた。
路上に移動販売の魚屋。おばちゃん達二人、小さい毛蟹一匹580円で買っていた。
私も一パック280円のアサリを二パック買った。
500円に負けてくれた。
テンションウナギ上りするわ。
陸橋を渡ったら私の徒歩圏内に近づく筈である。
陸橋に上がってしばし西向きに線路を見下ろし、階段を降りようとすると、
今度は物凄い買い物の大荷物を手に提げたおばさんと擦れ違った。
見るからに重そうで辛そうである。
何でそんな持てないほど買い込むのだろう?
歩き方から見て、もしかして整形外科に通院してないか?
こんな重い大量の買い物を自力徒歩でいつも運ぶのだろうか。
そういえばこの近辺には生活用品や食料品を買いに行ける店が無い。
いちいち買い物するにこの陸橋を上がり降りしているのだろうか。
おばさんははぁーと息を切らせて階段の途中でへたり込み、
欄干を掴んで一休みしている。
つい職業意識が出て、話しかけた。
「随分重そうですね。大丈夫ですか?」
「いやー重たいわ。」
「あそこの店は配達やってくれないの?」
「やってないんだよね。
ヨー○ドーとか○協は配達やってくれるけど遠過ぎて行けないし。
この近辺は店が全然無くて困るんだわ。
あそこの店が一番近いからね。
薬局の***は配達やってくれるから助かるよ。
60歳以上だとカードにシール付けてくれて、配達してくれる。
曜日によって無料だよ。」
「あっうちの親の紙パンツたくさん買うんだけど、いつも私が自分で運ぶの。
配達してくれるんですか?」
「えっ!?あんた何歳?60歳以上の人だけだよ。」
「そっか。。
あの店のカードは親ではなくて私のカードだからな。
ダメでしたか。」
「そうだね。
もっと年取らないと。笑)」
「冬はどうしてるんですか?
道路凍ってつるつるの時も歩いて買い物してるの?
この陸橋を渡って?」
「歩くよ。
いいんだ、運動になるから。」
「腕も膝も痛そうですが、リュックは使わないの?」
「リュック持ってるんだけどねぇ。
私、肩と腰と膝で、整形外科に通ってるのさ。
首もやってるからリュック背負うと苦しくてね、ダメ。」
「一度にたくさん買わないで、少しずつ毎日買って運ぶしかないですね。」
「そうなのさ。
でも今日は57円均一やってたからつい、ね。笑)」
「57円均一?
そりゃ安いね。」
「あんたも行ってみたらいいよ。」
おばさんは今行って来た店の安売りを私に勧め、再び陸橋の階段を上って行った。
見ず知らずのおばさんとすれ違って陸橋の階段の途中で暫し立ち話したのであった。
地域の利便性と住民の高齢化問題について。
私は陸橋を降りたが、さてどーすっかな。
陸橋に上がってしばし西向きに線路を見下ろし、階段を降りようとすると、
今度は物凄い買い物の大荷物を手に提げたおばさんと擦れ違った。
見るからに重そうで辛そうである。
何でそんな持てないほど買い込むのだろう?
歩き方から見て、もしかして整形外科に通院してないか?
こんな重い大量の買い物を自力徒歩でいつも運ぶのだろうか。
そういえばこの近辺には生活用品や食料品を買いに行ける店が無い。
いちいち買い物するにこの陸橋を上がり降りしているのだろうか。
おばさんははぁーと息を切らせて階段の途中でへたり込み、
欄干を掴んで一休みしている。
つい職業意識が出て、話しかけた。
「随分重そうですね。大丈夫ですか?」
「いやー重たいわ。」
「あそこの店は配達やってくれないの?」
「やってないんだよね。
ヨー○ドーとか○協は配達やってくれるけど遠過ぎて行けないし。
この近辺は店が全然無くて困るんだわ。
あそこの店が一番近いからね。
薬局の***は配達やってくれるから助かるよ。
60歳以上だとカードにシール付けてくれて、配達してくれる。
曜日によって無料だよ。」
「あっうちの親の紙パンツたくさん買うんだけど、いつも私が自分で運ぶの。
配達してくれるんですか?」
「えっ!?あんた何歳?60歳以上の人だけだよ。」
「そっか。。
あの店のカードは親ではなくて私のカードだからな。
ダメでしたか。」
「そうだね。
もっと年取らないと。笑)」
「冬はどうしてるんですか?
道路凍ってつるつるの時も歩いて買い物してるの?
この陸橋を渡って?」
「歩くよ。
いいんだ、運動になるから。」
「腕も膝も痛そうですが、リュックは使わないの?」
「リュック持ってるんだけどねぇ。
私、肩と腰と膝で、整形外科に通ってるのさ。
首もやってるからリュック背負うと苦しくてね、ダメ。」
「一度にたくさん買わないで、少しずつ毎日買って運ぶしかないですね。」
「そうなのさ。
でも今日は57円均一やってたからつい、ね。笑)」
「57円均一?
そりゃ安いね。」
「あんたも行ってみたらいいよ。」
おばさんは今行って来た店の安売りを私に勧め、再び陸橋の階段を上って行った。
見ず知らずのおばさんとすれ違って陸橋の階段の途中で暫し立ち話したのであった。
地域の利便性と住民の高齢化問題について。
私は陸橋を降りたが、さてどーすっかな。
とりあえず自宅の方角と思われる向きで歩く。
歩いていると陸橋に出た。
陸橋の階段を降りて来たおにっちゃんと擦れ違った。
以前何度か街で見かけた事ある。
インパクト強過ぎてこちらは一度見たら忘れないが、
先方は目の前に人がいても視界に入っていないらしい。
以前、市内駅近くの観光客向けぼったくり市場の前で、
頭にぼんぼりのついた毛糸の帽子、全くの袖無し服でナマ腕、
ビキニラインすれすれの極短ショートパンツにナマ脚、
靴底の薄いスニーカーでぺたぺたと歩いていた。
頭髪はひっつめポニーテール、ギャルっぽい白いバッグを肩から下げ、
両手両足にはストラップと光り物アクセサリー満載で
歩くとジャラジャラ、身動きするとジャラジャラ、
まさに鳴り物入りで、音楽を聴きながら歩いているのか
耳からイヤホンのコードが垂れている。
最初に目撃した時は外気マイナス12℃の厳寒期、
真冬の凍結路面だった。
遠目には高校生くらいの女の子に見えたが
至近距離に来たのを見て四肢が凍傷にならないか!?と仰天した。
その真冬と今日も全く同じ格好でぺたぺたと
陸橋の階段を下りて擦れ違い、通り過ぎて行った。
スーパーの生鮮食品コーナーや道端でも何度か見かけたが、
いつも同じ格好で闊歩していた。
面白いなぁ若い人は。
歩いていると陸橋に出た。
陸橋の階段を降りて来たおにっちゃんと擦れ違った。
以前何度か街で見かけた事ある。
インパクト強過ぎてこちらは一度見たら忘れないが、
先方は目の前に人がいても視界に入っていないらしい。
以前、市内駅近くの観光客向けぼったくり市場の前で、
頭にぼんぼりのついた毛糸の帽子、全くの袖無し服でナマ腕、
ビキニラインすれすれの極短ショートパンツにナマ脚、
靴底の薄いスニーカーでぺたぺたと歩いていた。
頭髪はひっつめポニーテール、ギャルっぽい白いバッグを肩から下げ、
両手両足にはストラップと光り物アクセサリー満載で
歩くとジャラジャラ、身動きするとジャラジャラ、
まさに鳴り物入りで、音楽を聴きながら歩いているのか
耳からイヤホンのコードが垂れている。
最初に目撃した時は外気マイナス12℃の厳寒期、
真冬の凍結路面だった。
遠目には高校生くらいの女の子に見えたが
至近距離に来たのを見て四肢が凍傷にならないか!?と仰天した。
その真冬と今日も全く同じ格好でぺたぺたと
陸橋の階段を下りて擦れ違い、通り過ぎて行った。
スーパーの生鮮食品コーナーや道端でも何度か見かけたが、
いつも同じ格好で闊歩していた。
面白いなぁ若い人は。
歩いているうちに寒くて耐えられなくなった。
その場近くの飲食店に入った。
寂れきって人の足の遠退いた地域を少しでも活性化しようと
「フリースペース+飲食」みたいな店が廃屋だった建物を利用して営業している。
とにかく寒い。
その場近くの飲食店に入った。
寂れきって人の足の遠退いた地域を少しでも活性化しようと
「フリースペース+飲食」みたいな店が廃屋だった建物を利用して営業している。
とにかく寒い。