上越に家を構えて気がつけば10年。晴れた日に水平線上に浮かぶ佐渡の島影。高田瞽女は佐渡には足跡は残していないが、町屋が残ると聞く。
台風25号が残したうねりの船酔いに苦しみながら、佐渡に渡った。
まずは直江津港から小木港に。所有時間は100分。
千石船展示場(宿根木)
今回の旅の相棒はホンダダックス。75CC改(50CCのバイクに75CCのエンジンを載せている)だから小さいながらもトルクがあり、力持ちだ!二人乗りも楽にこなす。
佐渡島定番の宿根木集落。当時の佇まいを残すべく手入れが行き届いた、古い民家が狭い路地を挟んで多くあるが、生活臭のない、血が通った雰囲気はない。映画のセットのようで、私はあまり好みではない。
生活感があって建物は息づくと思うからだ。
20台ほどの駐車場の奥、潮風よけをくぐり散策する。
こんな光景が町屋にはお似合いだ!
小さな子に声をかけてみる。こんな路地をゆっくりと、30分ほど。
吉永小百合が、CMで歩いて有名になった船形の家。
10月8日、宿根木集落にて。