ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ヴィレーヌ ラ・フォルチュンヌ コト・シャロネーズ 2008

2010-11-04 | サントーバン/マランジュ/ラドワ
A et P de Villaine LA FORTUNE 2008


随分久しぶりのフォルチュンヌ
前回はブログには未掲載ですが
当時はVT05のディゴワンヌとの、若木と成木の飲み比べをしてみました

今回が前回から間が空いたのは
争奪戦が度を越していたこともあり、05の追加分も含め06、07と見送りました
でもこのワインは2500円で、リーズナブルなデイリーワインと言えるでしょう

シャロネーズとしてはベストワインの一つだと思ってはいます
円高に加えて、景気の低迷と、空洞化などに拍車がかかり、国内需要の冷え込みが・・・・・
いつもなら争奪戦になっていたヴィレーヌのワインも例外なく影響しているのではと思えます
故に各ショップで08が未だあるのでしょう 

さてこのワイン久しぶりですが
やはり5年以内に飲むべきワインであって決して長熟ではありませんね
VT05の最上級のメルキュレ レ・モンでも
5年間でまったくの浦島太郎になって黄昏を楽しめなくなりました

それでも、若飲みするには絶好のワインと言えるでしょう
薄くピンク色が入るのがヴィレーヌの特徴でしょうか 
ちいちゃなフランボワーズ、ミネラル香が若草の青々とした香りに混じって
柔らかく味わいにも現れて、そんな素直な飾らない味わいがいいですね
05に比べて葡萄の強さは気持ち弱いのですが
このワインは抽出による強さを求めるワインではない筈なので丁度イイ
試し買いの1本でしたので、この価格ならもう少し買い込んでおこうか言うところですね



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