ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

テヌータ・マルシリアーナ ビリッロ 2010 

2013-12-26 | イタリア
Tenuta Marsiliana Birillo 2010

イタリアのトスカーナのワイン。モトックス情報では、セパージュはメルロー60%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%とのことで、評価はWS92 との記載ありですが、アタックの段階ではウ~ンそうかな? という印象で、まあ今は 90くらいはというところか。

その根拠は、まず香りにアルコール臭が強く漂い過ぎて葡萄の香りがきちっと出てない。味わいは、アルコール臭の影響か、味わいを狂わせている。落着くまでにざっと2時間以上かかりました。 ・・・MやCSらしい特徴が香るまで2-3時間掛かるのではちょっと・・・  ^^;

ミケーレ・サッタ ピアストライア 2007でも感じたのですが、イタリア産のボルドー系の味わいはそれなりに仕上がっているけれども、葡萄の香りが難点かもしれません。やはりテロワールの違いは拭えないのでしょうか。

ま、このワインはあと数年したら更に良くなりそうで、購入価格2K未満からみれば素晴らしいワインです。

<モトックス情報>
WS:92   
地方・地区:トスカーナ・マレンマ
醗酵:ステンレス・タンク
   主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵   
熟成:オーク樽熟成 12ヶ月(225L)
年間生産量:86,000本



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