ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

シャトー・シガラ・ラボー 1er ソーテルヌ 1994

2013-04-21 | ボルドー
Château Sigalas Rabaud premier cru classé 1994 Sauternes

手持ちの極甘口ワインは、これしかありません。

パリのスーパー・カルフール(Auteuil店)で何だか好い色しているなと思って(確か?)1998頃に100FF強(2,500円程度)で買ったものです。その後でソーテルヌというAOCを知り、甘口と知ったため、赤玉ポートワイン的なイメージが甦ってきて、そのままマンションの地下カーヴに寝かせたままになってました。

今頃になってソーテルヌ(系)に目覚めたのは、春のモトックスの試飲会でシャトー・ギローのヴィンテージ1996を飲んでみて、その辛口にない甘辛で表現できない美味しさに感激したからです。・・・そういや1本だけ持て余してたワインがセラーに ・・・邪魔もの扱いしてたものが・・・ 今頃になって美味しさに気が付くなんて、勿体無かったですねぇ。 ~_~; 

色調や香味において、先般のヴィンテージ1996のCh.ギローよりもこのワインのほうが好みです。香味に、完熟アプリコット等フルーツ、それが蜂蜜漬けになっているようです。WAのヴィンテージチャートでは1994は78点ですが、弱いヴィンテージには感じません。でも、いい年はもっと違うのかもしれませんね。ま、時にはこういうワインもありです。



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