ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

フラワーズ アンドリーンゲール シャルドネ ソノマ・コースト 2007

2013-04-06 | アメリカ/カナダ
FLOWERS Andreen-Gale Chardonnay 2007 Sonoma Coast

こんな春先に異常な低気圧に見舞われて、気象庁も外出を控えるように注意がでました。こんな日はワインということで、昼間からフラワーズを開栓。東海岸のこのクラスは、そんなに飲むこともなかったので今回初めてです。

ショップの謳い文句では、この蔵はキスラー等への葡萄を供給してたとのことで売りにしているようです。でも、ワイン造りには余り関係ないように思いますが・・・ ーー;
このキュベは、最上級キュベのキャンプ・ミーティング・リッジ(CMR)産の葡萄を60%以上使用し、尚且つフラワーズ夫妻の母親のアンドリーンとゲールの名前を冠したワイン。 

期待込めて開栓したのですが・・・・・

開栓時に写真の通りコルクに酒石酸が付いてきたので、糖度が高いのかと思いきや・・・・・、ボトル口から鞣革香、ローストナッツ、遅れて蜂蜜と言った具合で・・・いい塩梅で直球勝負のように香ってきました。

ソノマやナパのシャルドネは熟成が早い、・・・それ故にブル白の熟成との期ズレを起こすので上手くいけば両方の熟成白ワインを楽しめる・・・、と思っていたのですが、味わってみると、このワインは優良ヴィンテージ2007 故なのか、熟成スピードがゆっくりしている。感覚的にブルゴーニュに近いと言えるのか(?)。アタックでの樽の香味は和らいでいても、余韻にまだまだ樽が馴染んでいない表情が出てきます。

”じゃあ何時飲むか? 今でしょ!”
というのは冗談で、2~3年後あたりなんでしょう。セラーでお休み中のムーンセレクト09の飲み頃が見えてきました。 ~_~v

ミネラル系の香が強く、綺麗な酸があるのですが、長期熟成させるには弱い。価格的には、ピュルニーやシャサーニュの1erクラスですので、現時点なら、わたしはブルゴーニュを選択します。まあ、このワインは試し買いでしたので、一先ずこれはこれで。



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