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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

到着した清酒たち

2011-04-23 | 日本酒
清酒が7本届きました(写真左から)

1.伯楽星 特別純米
2.伯楽星 純米大吟醸 雄町
3.東洋美人 一番纏 純米大吟醸
4.東洋美人 特吟・ 米大吟醸 播州愛山
5.醸し人九平次 佐藤彰洋 御点前大吟
6.醸し人九平次 純米吟醸 山田錦
7.獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

宮城の伯楽星は震災に対する応援もあって、人気酒が”超”人気酒です
お店の方でも、伯楽星は一人一種一本に限定していて2種2本しか買えませんでした

先ほど、待ちきれなくて、「伯楽星 特別純米」をホンの少し味見したのですが
クリアな味わいにびっくりしました

この7本は、東洋美人の2本を飲んでみようと思い
同梱で何種類か試してみようと、分からないなりに、注文してみました
ですので、全部初めて飲むお酒ばかりです
しばらくは、ワインと清酒を交互に楽しみたいと思います


酔鯨 純米吟醸 吟麗 (製造2011.03)

2011-04-20 | 日本酒
土佐の清酒ですが
杜氏は広島県出身の土居教治とラベルに記載

面白いですねえ杜氏の出身地を載せるなんて・・・
清酒の杜氏のイメージは
造り手よりもCHATEAUランクが重要視されているボルドーのような感覚でした
ですから、造り手が誰だか分かるブルゴーニュのスタイルと言えるのかも
日本でもブル・スタイルの酒造メーカーは多いのでしょうか (?_?)

酒米:松山三井100%
歩合:50%
酒度:+7
発酵:23日
価格:1,720円

発酵日数が23日間が長いのか短いのか・・・どうなのでしょうか
まあ、これからいろいろと清酒を楽しみながら
何だか一つ一つが新鮮で楽しいですねえ

因みにこの酔鯨は銘柄は知っていましたが飲むのは初めて
しかも酒米も初めて

開封して2時間ほどで温度も上がってきて
舌にトロミも感じるようになってきてバランスが良くなりました
なかなか美味しいですね


東洋美人・伯楽星・醸し人久平次の楽しみ

2011-04-16 | 日本酒
来週は
ワインが中継ぎでホンチャンが日本酒になります

今週末の今晩は・・・・和食で、澤之井の純米で堪能してきました
やっぱり、和食にワインではどう頑張っても日本酒には勝てません
 ・・・自然な流れに逆らうほどのパワーは自分にはもうありません

Let it be あるがままに・・・中学生時代に聞いたビートルズ

最近知り合えた個性ある日本酒ですから
 しっかり飲み比べたいですね来週末着で手配しましょう


まあ家内との約束ですから
一先ず、来週土曜はLEROYのVintage2004 AOC Bourgogne Rouge でいってみます


東洋美人 純米吟醸 愛山 2日目

2011-04-13 | 日本酒
酒米の愛山自体の味わいは昨日が初めての経験でした

今日2日目の味わいがどうなのか
”飲む3日前”というショップのアドバイスを無視しているわけじゃあないのですが
毎日の変化をこのボトル限りで確認したくなり、結果的にショップを無視した格好になっています


今日は10℃から飲みはじめ、美味しいなと感じたのが15℃でした

この愛山は3日目にとアドバイスでしたが
今日でも十分美味しいと言うか、これまでの3種3本の間違いなく上位のレベルですね
昨日のバラバラのバランスは何処へ行ったのでしょう?

家内がいつものように
ワインに合わせと思って作った夕食がハンバーグとポテサラ+生ハム(スペイン産)でした
これがどうしてどうして、下手なワインより合っていました

 ・・・ウ~ン このお酒はパリの★付きレストランでサービスしても問題ありませんね

ここまで来ると
間違いなく、「一番纏」「特吟」を試飲してみたくなりました

東洋美人 純米吟醸 愛山

2011-04-12 | 日本酒
今日は純米吟醸 愛山を開封しました
けれども、開封時の味見程度をして、あと3日間ほど冷蔵庫で保管します

愛山は初めて飲むわけですが
ショップの方から、”飲む3日前に開栓してください”とのことでした

そのアドバイスに従って開栓したわけですが・・・
やっぱりちょっとだけ味見したいのが正直な気持ちです
 ・初日の段階では香りはまあまあ
 ・粘性は写真にもある足が出るほどでなく、無いという方が正しい
 ・甘みが浮いててバランスが悪い

この段階では、3日目の純米吟醸372の方が遥かに美味しいですね
そう今日の主役は、純米吟醸372なんです
総じて、全体のバランスが上がって
開栓初日とは微妙な違いですが、雑味もなく、より綺麗な味わいになっています


ここ一週間で、東洋美人のお陰で、今までの日本酒のイメージが変わったのは確かです
いろいろと調べてみると、而今など面白い日本酒が一杯あるようで
こりゃあ、当然、益々興味津々になってきてしまうものです
 ・・・これからしばらくは、予算計上は日本酒に!ですね

次回の購入は、東洋美人の一番纏と特吟の予定です
この2本は共に澄川杜氏の現時点での最高峰と言えるもの
最高峰を登れば、次の山を目指してみましょう
伯楽星、黒龍、酔鯨、飛露喜、醸し人久平次あたりで探してみたいと思います

まあそれは兎も角
今週は”純米吟醸372”と、開封した”純米吟醸 愛山” を楽しみます

ホント、今の心境は遠足前夜の幼稚園児です
ワインとの出会いが新鮮で楽しかった頃を思いだしますね
日本酒は知らない世界だから、全てが新鮮で、味わって知ることが楽しい・・・・(*^_^*)v


東洋美人 純米吟醸 372 

2011-04-09 | 日本酒
東洋美人シリーズの第3弾は”番地シリーズ”です

ワインで言うところの”テロワール”= 田んぼの番地ごとに醸されたお酒です
この番地シリーズは、333、372、437、611の4種類あるようです
それで、このお酒はラベルに「372番地の山田錦100%」と記載されています

今日は8℃から飲み始めました
この温度ではちょっと風味が弱く、バランスが悪く感じます

でもって、少し待って12℃辺りで少し粘性を感じるようになります
ですから、恐らくこの吟醸372も飲み頃温度は15℃~25℃辺りなのでしょう

香りは
山廃吟醸よりも立ってきており
強くはないのですが、自然な感じがします

味わいは
甘すぎず辛すぎずと言えるのでしょうか
ですので、飲み飽きしないが故にグラスの空くスピード速いですね

ワインでは特に重要なファクターですが
 ・・・コクがあってピュアな味わいとバランスは大切なのですが
このお酒は、前回までの2種のお酒の良いところ取りという感じです

但し、香りは、特別本醸造のような香料というか化粧香ではなく
お米の香りを凝縮したような豊潤な香り・・・コクですか?・・・があります


東洋美人 山廃仕込 吟醸 (3日目)

2011-04-08 | 日本酒
今日は、ショップの話で、冷~ヌル燗まで大丈夫ではという勧めもあり
最近の好みの ”ヌル燗”で試してみます

<3日目>
40度辺りまで温めてからいただきました
まあ、この温度ではこの酒の美味しさを出せてないと思われます
バランスが悪くなったというか
温度によるALCの飛散の香りも味わいもあまりよくないですね
<写真は40℃ → ワイン温度計が壊れそうでした(^^;)>


27℃~25℃、この辺りが上限温度と言えるかと思います
やっと芳醇さが戻ってきて、このお酒の適度な甘さが丁度良く感じます
結論的には、15℃~25℃までがこの酒の飲み頃温度ではないでしょうか
<写真は27℃>



この吟醸が東洋美人のスタンダードな吟醸なのでしょうか
であれば、次回から試飲する予定の下記の2本はもう一段高いところで楽しめるのでしょうか

 3.東洋美人 純米吟醸372
 4.東洋美人 純米吟醸「愛山」21BY

楽しみがあると、何だか、遠足前夜の幼稚園生の心境です (*^_^*)

と言いつつ、週末は久しぶりにワインにしようかと・・・

東洋美人 山廃仕込 吟醸 (2日目)

2011-04-07 | 日本酒
開口一番ですが
ワインと違って、良く分からない日本酒の世界って新鮮みがあって楽しいですね

<2日目>
香りは
豊潤さが少しでてきました
でも、香り立ちも良くなってきましたが、未だ今一歩?なのかなあ
特別本醸造に比べると、ワンクラス上のこの吟醸は閉じ気味?であることは変わりないです

見た目は
ワインと同じで、写真にもちょこっと見えていますが
グラスに、涙と沢山の足が出ているので、粘性がそれなりに高いのが分かります
ALCもラベル表示上では15度~16度なので
この日本酒の方がワインよりもALC度数が高いわけですが・・・
ワインよりもグラスが空くピッチが早いし、気持ち良く酔っているのが好いですねえ

味わいは
特別本醸造は芳香さはあっても、どう頑張ってもこの吟醸酒の味わいには付いて来られません (~~)/
何だか深酒しても頭痛がしそうにないピュアな味わい・・・・・これっていいですねえ 

<スタートは12度(写真クリックで拡大)>


<20度まで(写真は18度)>




東洋美人 山廃仕込 吟醸 (初日)

2011-04-06 | 日本酒
日本酒ド素人の私なりに思案した順番=昨日記載の番号順の1~4で
東洋美人シリーズ(今月の)第1弾として試していきたいと思います

先ず、先日の特別本醸造と今回の山廃仕込(吟醸)を比べて見たいと思います

<試飲温度は写真と違って11℃からのコメントです>

香りは
山廃仕込の方が香の華やかさはなく、ワインでいう閉じている状態というのでしょうか
特別本醸造の方が華やかさというか香料を感じました
 ・・・ラベルにも記載があった醸造アルコールの影響?
それとも酵母が違うのでしょうか
 ・・・・下位キュベの方が香るのは摩訶不思議ですねえ まさか香料(?_?)

この山廃仕込の吟醸の香はどちらかと言えば膨よさをイメージさせる
香にツンとこないゆったり柔らかさを感じ取れるからでしょうか
こういった柔らかさはワインで言えば・・・
熟成香に通ずるようなイメージが広がるというところでしょうか

味わいは
水っぽさなど微塵もなくて、目の詰まった味わいで
酒米の甘みと芳醇さがじわーと口中で広がっていきます
広がり方はワインのようなブワッと広がるイメージではなくゆったりと広がる様がそれなりに好いですね
ワインで言えば、ACブルと言える特別本醸造の一つ上行くキュベであることは明白ですね

2~3日かけて変化を見てみます


東洋美人 特別本醸造

2011-04-04 | 日本酒
最近、はまりつつある日本酒
ワインと違って酸味がない、味わいのピンキリに幅がない、オヤジが飲むもの
な~んて思っていた自分が単純バカでした

一口飲んで、美味しい!
あっという間に720mlのボトルを空けてしまいそうな酒です

ワイン温度計で10度丁度(写真参照)から飲みはじめ、だんだん温度が上がり常温でも”旨い!”
きっとヌル燗も美味しいでしょう
ショップの話しでは吟醸であっても良いくらいのお酒だとか
やっぱり純米の美味しさがいいですね


東洋美人の4種を試すに良いだろう銘柄を選んでみました

 1.東洋美人 特別本醸造
 2.東洋美人 山廃吟醸
 3.東洋美人 純米吟醸372
 4.東洋美人 純米吟醸「愛山」21BY

この酒造の澄川杜氏が師事した十四代で高名な
”高木杜氏の世界”にもはまってみたいものですが
ここのお酒は有名税も加算されえらく高いものになっています

まあ、今は澄川杜氏の師の高木杜氏ではなく
値上がりする前に、いろいろ試してみたいものです
 ・・・って思いを馳せながらあっという間の半ボトルでした


新潟限定 2010年度版 白瀧純米にごり酒

2011-04-03 | 日本酒
全然お酒には興味がなかったのに
FRに駐在して、簡単な理由でワインにはまってしまった経緯があり
かれこれもう15年もワイン道を歩いてきています

日本酒は、味わいに面白味やバラエティさがなく、オヤジがのむもの・・・・・そんなイメージ
だったのですが、10年前に帰任してから、宴会で先輩から薦められて、少し飲むようになりました

まあ・・・日本人であるのに日本の酒を知らない (^^;
こりゃあいかんなあと思い始めたところでしょうか

で今思うことは、和食にはやっぱり日本酒・・・・・ですね
特に醤油ベースは間違いなく合うというか、意識しなくても良い
食事を楽しむ為のお酒、お酒を楽しむ為の食事(つまみ)
要はお酒と食事を相乗的に楽しむものという原点回帰にもどるんですね

ところで
最近知ったある杜氏は
畑(テロワール)の特徴を酒に出したいが為に畑の番地ごとに醸し瓶詰めしている
ワインの造り手も杜氏も、行き着くところは”同じところ”なかもしれませんね


話しが随分逸れてしまいました

さて、この”純米 にごり酒”は甘口ではありません
端麗純米の魚沼を飲んで気に入って白瀧酒造でひょっとしたらにごりがと思ったら・・・
新潟限定でありました、でもこのお酒は取扱店が少ないですねえ

この発泡にごり酒を早速いただきました
シャンパーニュのような苦味もなく、普段飲みならこっちの方が好みですね
写真の通り、もろみが未だ発酵しているらしいのでガス圧が高くなる場合もあるようです
ボトルの底にあるもろみをゆっくり上下させて瓶内攪拌してから飲んだわけです
どれくらい揺すれば噴くのか試してみたくて
ちょっと瓶内攪拌を乱雑にするとキャップを開けたら泡が溢れてしまいました
でもゆっくり攪拌すればなんてことなく、喉越しにプチプチ感があって
シャンパーニュというよりぺティアンのタイプです

味わいも軽く、発泡感も程よく、適度な甘み(日本酒度+3)、ワインほどではないですが僅かな酸味
これなら夏場にピッタリですね、イメージ通りでした

今回のつまみは自分の手作りです
ホタテの貝ヒモをトマトベースでアンチョビを隠し味に使って1時間半煮込んだものの
 ・・・お酒を嗜む時はお酒との相性も考え、少量のつまみ程度にしています
 ・・・家飲みではお酒のカロリーを考えて栄養過多にならないようにしています


いまいちの姫 菊姫

2011-03-28 | 日本酒
この菊姫は、加賀菊酒本舗の一番安いお酒

蔵元:菊姫合資会社
産地:石川県
造り:普通酒
原料米:山田錦他
日本酒度:+1
精米歩合:70%
アルコール度:14.5度
酸度:1.4

上級ものは菊理媛(くくりひめ)や黒吟などありますが、2007年IWCで金賞を受賞したのが 山廃純米酒 菊姫「鶴乃里」です。この情報を何処かで聞いて一度試してみたいなと思っていた矢先に、酒造会社のほぼ地元の片山津温泉に行く機会ができたのですが空振りに終わったままでした。

でまあ、これでも試してみようと最下位のものを買ってみました
味わいのコクはないけれどバランスの良いお酒と言うのでしょうか 
香りはアルコール臭的でそれが酵母臭なのでしょうか?・・・今一歩です

でも800円のお酒でしたので、いまいちでもそれなりに満足です


・・・2日目これがどうしてどうして!
吟醸香も飛んできて、ヌル燗でなかなかの味わいになりました
好みで言えば、若干のというか酸味が気持~ちあるとGOODです

久しぶりにヌル燗でスイスイ・・・でも酔ってないなあ (^^;
ウーン・・・値段を出さないといけないのかなあ?
日本酒もはまると大変そうですねえ 


はじける上善 180ml スパークリング 白瀧酒造

2011-03-27 | 日本酒
テイスティンググラスが割れてなくなりましたので
昨日グラスを買い求めたBIGCAMERAの店頭で見つけた、在庫限り半値=198円にて購入

昨夜はそのままいただきました
で、今日は昨日の味わいイメージからレモンをアレンジしてみました

"美味しい"泡リキュールに大変身 (*^_^*)v

吟醸香を余韻に残す為にちょっと好みではなかったのですが
これであれば
お気に入りの一つになった ”端麗純米の魚沼”の線上にあるお酒っていうイメージです
 ・・・と言いますか、苦味の強いへたなシャンパーニュならこの泡の方が好みです

この泡缶は容量が小さくて・・・あっという間になくなって・・・もうちょいと飲みたい!
で、前々から気になっていた 発砲系の「辛口 純米にごり酒」 を手配してしまいました 

 

端麗辛口 魚沼

2011-02-23 | 日本酒
端麗純米 魚沼

ワインの備忘録にブログを残しているのですが
訪問していただいている方には申し訳ないのですけど今日は日本酒です

昨日は会社の飲み会があって日本酒と芋焼酎で和食でした
実は一昨年前から酒は”ヌル燗”
会社の大先輩から教えていただいてからはもっぱらこれ
飲み会では常温~人肌までの甘すぎず辛すぎずの酒に嵌ってます

まあ今日は前々から気になっていたこのお酒を見つけて買ってしまいました
ビウズのCHABLISが残っていたのでトンカツとの合わせで飲み比べてみました・・・

白瀧酒造いいですねえ
この酒のバランスが良いのでしょうね

和食には日本酒が自然に合う
勢い込んでワインに合わせることはないと思えます
酒度や酸度もあって確かに酸味を僅かながらも感じます
ちなみにこの酒は日本酒度+4・・・・・辛口です
千円で買える美味しいお酒です

次回はここの生原酒も試してみたいですねえ


平成22年立春絞り 梅錦

2010-02-11 | 日本酒
平成22年立春絞り 梅錦



この日本酒は”立春朝搾り”という梅錦の生原酒

節分の夜から一晩中もろみを搾り続けて
立春の早朝に搾りあがったばかりの火入れをしない生原酒

酒蔵でしか味わえなかった新酒の味わいで
お酒を造る人・届ける人・飲む人…〈立春朝搾り〉に関わるすべての人の
無病息災、家内安全、商売繁盛を隣の神社である大西神社の神主さんがお祓い祈願

神事的なラベルはそういう意味なんです

ですから数量が限られていること
地元でしか手に入らないこと
2月4日の立春にしか飲めないこと



とてもフルーティな日本酒で甘味が果実のような甘味で
口中にトロミ感も感じ素直に美味しい

こんな限定品、ワインだったらいい値段になりそうですね
でも1500円と手にしやすい価格で、食事にも合って
いい立春になりました