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ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

アルティーガ・フステル ダミア カヴァ ブルット 2011 ④

2014-06-14 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Artiga Fustel  Damia Cava Brut 2011

グレープフルーツの香味が過ぎるのは好みではないのですが、少し柔らかみが出てきているかな。刺々しさも治まってきて、普段飲みとしては可成りいい塩梅で飲めます。

3月に飲んだものが同ロット(Degorged:2013年10月17日)でしたが、その時は結構硬めでグレープフルーツが強かった・・・。ところが、たった数ヶ月でモストフロール(第一搾汁)の馴染みが出てくると、千円プラスαの泡ですが、価格に見合わない良い泡に変身です。と言うことは、デゴルジュして8か月そこそこですので、「ダミアはデゴルジュして1年を目安にすれば良い」ということなのでしょう。気楽に飲む泡としてはバッチリです。(^^)



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ドメーヌ・ジャン・タルディ ニュイ・サン・ジョルジュ 1er レ・ブド 2002

2014-06-11 | NSG
Domaine Jean TARDY Nuits Saint-Georges 1er Cru Les Boudots 2002

最近は、わたしにとってある意味で新酒ばかりを飲んでいましたので、ブルの味わいに飢えていたかもしれません。ということで、お題のワインを開栓。自分好みで言えばまだ早いかなというイメージだったのですが・・・。このブドという畑の位置は、ヴォーヌ・ロマネのマルコンソールに面したNSGの最北端。当たると凄いと言われるタルディですので少し期待。

色調は、熟成12年ですが少し早かったようです。
香りは、紫系のブーケ、小梅、カツオ出汁etcがあり、NSGよりVRのような錯覚が・・・。
味わいは、硬さというか、ミネラル感というか、酸のしっかりした味わい。当初は雑味のような、僅かなブーちゃん的な味わいがあったのですが、1時間半程度で薄まってきました。ブーちゃんなら2日目で判明するでしょう。

<2日目>
残念ながらブーちゃんでした。軽いので昨日と変わりませんが、久々に大当たりでした。(T_T)



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ミンコフ・ブラザーズ サイクル ピノ・ノワール 2012

2014-06-09 | 東欧
MINKOV BROTHERS Cycle Pinot Noir 2012

つい先月頭に飲んだばかりですが、ピノが新規取扱で特売とは言えど漱石でおつりがくるなんて・・・。モトックス自体も新発売だったようで、ブルガリアのワインに興味津々だったのですが、これが価格から想像できないくらいと言うと大げさですが、それなりに美味しく飲める。

AOCは何処だか分からないでしょうが、普段飲みでは問題ないです。あと、このクラスで50㎜のコルクはチョッと驚きですし、ボトル差がないのも驚きです。



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ボデガス・アスル・イ・ガランサ アブリル・デ・アスル・イ・ガランサ 2012 

2014-06-07 | スペイン/ポルトガル
Bodegas Azul y Garanza Abril de Azul y Garanza 2012

ボルドーのようで、そうじゃない。しからばリオハかという具合になるのでしょうが・・・
スペインの赤は基本的にテンプラニーニョが好きで、リオハを見つけてる試してみてはいました。悪くはないのですが、モトックス情報の入賞・評価歴は下駄はき過ぎでしょう。CSが10%のようですが、ハッキリ言って混醸しているのが分かりません。

良い印象を持てないのは、余韻に舌に残る雑味のような酸が美味しさを半減させているからでしょう。じゃあ、時間を置けばいいのかというと、こればっかりはこの造り手のワインと初対面ですので分かりません。イメージ的には余韻のバタツキがおさまれば他が落ちるような気がします。要するに若飲みタイプにしたが故の歪のような。・・・・ちょっと言い過ぎかもしれませんが。

<モトックス情報>
原産国:スペイン
地方:エブロ
原産地呼称:ナバーラD.O.
品種:テンプラニーリョ 90%/カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
醸造熟成:醗酵:コンクリート・タンクでマロ・ラクティック醗酵   熟成:50%をオーク樽熟成 3ヶ月(フレンチオーク、ハンガリアンオーク、アメリカンオーク)
年間生産量:85000 本
栽培面積:16ha
平均収量:42hl/ha
オーガニック等の情報:ビオロジック
オーガニック認証機関:CPAEN
コンクール入賞歴:(2012)インターナショナル・オーガニック・ワイン・アワード 2013 金賞(94点)
海外ワイン専門誌評価歴:(2012)「ステファン・タンザー 2013」 90点



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シャトー・ド・ロレ ブリュット クレマン・ド・ロワール NV

2014-06-04 | シャンパーニュ/フランチャコルタ/他
Château de l'Aulee Cremant de Loire Brut N.V.

この泡は、昨年の9月に飲んで以来で、酒質もしっかりしていて飲みやすく、苦手の泡にもかかわらず気が向いたときに1本だけのストックを開栓しています。

暑い日にまったりと濃い赤ワインは避けたいですし、じゃあ白で、それなら泡が良いなあっていうパターン。この泡は、つまみも選ばないので重宝しています。



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コスティエール ド ニーム ブラン キュウ゛ェ トラディション 2012

2014-06-02 | プロヴァンスほか南仏
Mas des Bressades Costières de Nîmes Blanc Cuvée Tradition 2012

セパーージュは、ルーサンヌ50%、グルナッシュ35%。ヴィオニエ10%、マルサンヌ5%。一口目の印象はなかなかのワインですが、惜しむらくはルサンヌの香味が弱い。というか特徴が消えていると言える。

ルサンヌの香味に期待して購入してみましたが、勿論 Beaucastel Blanc VV(ルサンヌ100%) とも全然違うし、アンドレ・ペレのサンジョセフ(ルサンヌ50%)とも違う、というか別世界にあるワインと言えるでしょう。果実味とは言いづらい甘さがグラスが進まない理由なんでしょう。



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シャトー・マルテ レ・オー・ド・マルテ 2010

2014-05-29 | ボルドー
Château Martet Les Hauts de Martet 2010

このメルロー100%はなかなかのレベルです。販売店のPRに食いついて見たらなかなかの代物で、これで1.5K以下というのは驚きでしょう。そう言えばここのフラッグシップを飲んだときに只者ではない印象があったのですが、確かに現時点では甘みが走りすぎると感じるので、若干バランスが悪いと言えるでしょう。贅沢な悩みですが・・・。

このワインは、骨格から10年程度で十分熟成しそうなので、セラーの空間を考えて普段飲みに何本かストックしてみますか。 



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カンティーナ・サンタ・マリア・ラ・パルマ アラゴスタ ロゼ 2012 

2014-05-28 | イタリア
Santa Maria La Palma Aragosta Rose 2012

サルディニアのワインは初めてです。
セパージュは、カンノナウ60%、カニュラーリ、モニカ、カリニャーノらしいです。初めて味わう葡萄ですが、南仏のロゼのような感じです。気軽くシーフードに合うのは分かりますので、名古屋風の手羽先に合わせてみましたが、これがそこそこ合っていけました。夏の暑い日にはきーんと冷やしていだくのも良いかも。



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シャトー・ヴァル・ジョアニス シラー トラディション 2009

2014-05-26 | プロヴァンスほか南仏
Château Val Joanis Syrah Tradition 2009

リュベロンというAOCは、(たぶん)初めて飲みます。Côtes du Luberon という1988にAOCに昇格した産地とのこと。フランスだけでも随分広いものだと思えます。位置的には、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(Provence-Alpes-Côte d'Azur)地域圏とのこと。イメージ的には、石灰の山々や草原が広がり、地中海に面した温暖な地域。

シラーが85%のようですが、シラーのグリエ香も弱く、故に15%のグルナッシュの香味が分かりやすい。バランスは良いし、価格的にも満足できて、普段飲みでは問題ありません。

原産地呼称:A.O.C.リュベロン
品種:シラー 85%/グルナッシュ 15%
熟成:オーク樽熟成 3ヶ月
年間生産量:80000 本
栽培面積:25ha
平均収量:35hl/ha
樹齢:30年
土壌:石灰岩、丸い小石
オーガニック等の情報:リュット・レゾネ
コメント:
シャトー・ヴァル・ジョアニスはAOCリュベロンで最も多くのメダルを獲得している優良生産者。黒胡椒の香りと芳醇な果実のアロマ。力強さがありながらもなめらかな口当たりが魅力



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ドメーヌ・ピエール・アンドレ コルトン・シャルルマーニュ GC 1999

2014-05-23 | コルトン/ペルナン/ボーヌ
Domaine Pierre André Corton-Charlemagne Grand Cru 1999

このワインは、2002年だったか、ラベルにある幾何学模様の屋根(が売り?)の大変綺麗なシャトーへ立ち寄った時に買い求めたもの。あれから13年もセラーに寝かせていたんですね。当時は既にEUROでしたが、記憶にあるのは円の記憶で、4千円程度でしたっけか。あ、そうそうショップは当時、シャトーの奥の半地下にあって、小さい看板でKIRINと入っていたかと思います。今ではメルシャン扱いのようですが・・・。

香りはミネラル感がびしっとあり、蜂蜜が少し漂い、白系のブーケがいいです。味わいは、熟成15年で未だ熟成途中。それでも、グラスの足が開栓当初は薄くか細かったのですが、1時間ほどで太く滞留時間が長くなって、GCらしくなりました。

2日目もしっかりしていて、酒躯と酒質が良く分かるようになります。コルシャルは難しいAOCですが、家のご意見番がこれ美味しいよと宣っていますが・・・・・ ご機嫌で撃沈している姿を見ていると本当に分かっているかどうか・・・。実際のところは、まあこれなら一先ずといったところでしょうか。



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ミニワイン会 in 高円寺

2014-05-22 | ワイン会/レストラン
ワイン会(Espace-Vineux Japon)仲間 N先輩とN氏とわたしの3人で、気軽な持ち寄り会にて、高円寺のブラッスリー・ボジョレでワイン会をしました。1人で飲むにはいろんな種類が飲めないですし、人数が多すぎると味わう程飲めないというのが個人レベルのワイン会。今回は1人1本持参でしたので、たっぷり飲めました。

<飲んだワイン>
1.Kistler Chardonnay Sonoma Coast 1998 (N氏持参品)
2.Dmaine Jean-Marc Pillot Chassagne Montrachet 1er les Macherelles 1999 (私の持参品)
3.Domaine René LECLERC Gevrey Chambertin 1er Combe Aux Moines 1985  (N先輩持参品)

<寸評>
キスラーは、カリシャル98なので峠を越えた古酒の雰囲気が漂います。
  キスラーのボトル写真を忘れてしまいました。Nさん、ごめんなさい。m(_ _)m
ピヨのマシュレルは、予想通り早めで閉じ気味。時間が経って少し開いたかな。
ルクレールは、流石に良い素性の畑だという香味で、'85でやっとピークに入っている。







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ファルネーゼ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ カサーレ・ウ゛ェッキオ 2012 

2014-05-16 | イタリア
Farnese Casale Vecchio Montepulciano d'Abruzzo 2012

ウ~ン(?_?)  評判が良いらしいですが、印象としては普通の酸味があるモンテプルチアーノです。開栓仕立ては、硬さも酸味も強いのですが、徐々に開いてきます。でも、このセパージュに関しては、知識もあまりないせいか、どこが良いのか良く分かりません。コッレフリージオに較べると、MLFの影響か微妙に乳酸ぽいところがあるのが違いでしょう。

それなりに飲めますが、暑い日にはちょっと重いなあと感じます。



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ヴィーニェ・エ・ヴィーニ プリマドンナ シャルドネ・ディ・プーリア 2012 ②

2014-05-14 | イタリア
Vigne e Vini Chardonnay di Pugli PRIMADONNA 2012 

冒険心で探求しているうちに出会ったワインで、出会い頭の印象ではなかったか、印象が変わってないかなど、初飲みから3ヶ月たって心配になり開栓してみました。

値段の割に果実味もあり、酸もしっかりあって、ドライフルーツもあって、普段飲みの白として気に入っています。それにしても、ボトル差もないのは嬉しいですね。



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ダットン・ゴールドフィールド ダットン・ランチ シャルドネ RRV 2010  

2014-05-13 | アメリカ/カナダ
Dutton Goldfield Dutton Goldfield Chardonnay Russian River Valley 2010

前宣伝が、キスラーに葡萄を供給とのことなので試し買いしてみました。キスラーに供給していたのは、フラワーズ以外にも栽培者がいたんですね。ネゴシアンとしての腕がしっかりしていたから優良な栽培者が供給しているんでしょう。

香りは、鞣し革、石灰などの香りが柔らかく蜂蜜も出ているし、芳醇で艶っぽいところがカリシャルらしいです。味わいは、写真の通り粘性も高く、香味通りで酸味もしっかりしていていいですねえ。

カリシャルとしては上物で、ブルの1erあたりと遜色ないでしょう。RRVと言えば、キスラーの Vine-Hill Vinyard '04 は2年前にピークで飲んだのもあって、凄みがあって圧倒された覚えがあります。そこまではいかないまでも、廉価なワインがその片鱗を感じさせてくれたのは嬉しい誤算です。



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ドメーヌ・ソフィ・ベルタン ピノ・ノワール 2012

2014-05-09 | ロワール
Domaine Sophie BERTIN Pinot Noir 2012

今年は、基本的に同じものは飲まない主義の一期一会で進んできて、それが何せ面白い。今回は、久しぶりのロワールのピノ(BIOだそうで)です。今までになかなかロワールのピノで美味しかったというワインに会えてなかったのですが、今回のワインは、ブルではなく産地当てはできないけれども、値段の割になかなかの代物。

そう言えば、インポーターは大阪のアンフィニー。確かショップもやっていて、なかなか有名ではないけれど良いものを取り扱われるイメージが残っています。要するに、今回のワインも有名銘柄ではないので安く設定できたのでしょう。銘酒に旨いものなし(^^;)・・・・・ではなく、銘酒に安いものなしとでも言うんでしょう。

失敗もありますが、直感的で、イメージ的で、初めてのAOCで、できるだけ初めての葡萄で、・・・・・ って自分に対する条件設定をしてみると、世の中広いというか世界はまるっきり広いという、飲んでも飲んでも底付くことがない数のワインがあることが分かってくる。「狭い世界=フランスワインへの拘り」があったからこそ、今は逆にその奥深さ分かるのかもしれません。




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