ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

琉球泡盛 15.12.07

2016-03-12 | 日本酒
泡盛って30余年程前に新人としての赴任先だった小倉で初めて飲みました。その時のALCの強さと匂いに辟易したのですが・・・。
イメージがガラリと変わってなかなかですねえ。
思ったよりも酸味を感じますし、30度を感じさせないALC感もいいし、土産で泡盛と一緒にもらったソーキそば用のソーキを御摘みにイケます。



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ボーロネーロ カステル デル モンテ ロッソ 2012  トッレヴェント 

2016-03-09 | イタリア
Bolonero Castel del Monte Rosso Torrevento 2012

このワインは、廉価にかかわらず美味しい。果実味たっぷりではありませんが、甘酸渋のバランスも良く、もう一杯と後引く美味しさがあります。

ウーヴァ・ディ・トロイア種とアリアニコ種のブレンドワイン。「神秘の城、世界遺産の「カステル・デル・モンテ」を見下ろす畑で造られています。」とモトックスのWEBにありました。

”(2012)「ガンベロロッソ 2015」 3グラス ”だけのことはありますね。RWGあたりで旨安大賞で出てくるんじゃないでしょうか。

<モトックス情報>
品種:ネーロ・ディ・トロイア(ウーヴァ・ディ・トロイア) 70%/アリアニコ 30%
海外ワイン専門誌評価歴:(2012)「ガンベロロッソ 2015」 3グラス
醗酵:ステンレス・タンク   
熟成:ステンレス・タンク
年間生産量:350000本
栽培面積:250ha
樹齢:20年
土壌:石灰質、年度と沖積土の混ざった土壌



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ドメーヌ・ジョルジュ・ミュニュレ ジュヴレ・シャンベルタン 2006

2016-03-05 | ジュブシャン/マルサネ/フィサン
Domaine Georges Mugneret-Gibourg Gevrey-Chambertin 2006

このワインは、GC Ruchottes-Chambertin のdéclasséした最後の年と思います。惜しむらくは、美味しいのですが(厳しく見れば)ヴィンテージの陰りというべきか、物足りなさがあります。どんなに秀逸な造り手も天候という自然には勝てないということですね。

でも、そういうことも含めて2006を楽しむということからみれば、自然を想いながら、農産物としての葡萄感を楽しむ。よくできたワインだと思いを馳せながら飲ませてもらいました。

弱い年なりに10年熟成の熟成感があり、タンニンの細やかさと柔らかな酸と果実味がバランス良く感じます。
ときおり飲むこういうワインが、微妙な感覚が鈍ってないかいい刺激になります。



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う~ん! 四恩醸造 「窓辺」 橙 2013

2016-03-01 | 日本のワイン
意識的に長め ・・・それでも3年・・・ に寝かせてみました。
でどうだったか。

寝かせた方が当然多少なりとも熟成感は出てきますが、酸味が引き気味になった分だけ甘みが出過ぎになってきます。
フレッシュ感がなくなったと捉えれば、このワインは2年を上限で飲むべきかと思います。で、これが手持ち最後のボトルです。



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ドメーヌ・クーランジュ(?) コート・デュ・ローヌ 2000

2016-02-25 | ローヌ/シャトーヌフ/リラック
Domaine Coulange(?) Côtes du Rhône 2000

ショップからドメーヌと案内がありましたが、エチケットの何処にも情報がありません。小売りもやっている大阪のアンフィニーさんの輸入ラベルのロゴの上に小さな文字で「00 コート・デュ ドメーヌ・クーランジュ」とありました。
ドメーヌ物であれば正々堂々とエチケットに印字すべきですし、これではフランス内では流通できないでしょうし、それとも地酒扱いのワインに対して、アンフィニさんはDomにしたのでしょうか!?

件のワインの香味は、初日は×ですが、2日目は○です。○と言っても酸化が始まって、生き返った感がし始めただけでしょう。色調もピークを超えているし、グラスの残香に醤油ぽさを感じます。コルクの酒石酸の割に初日の果実味の無さは(?_?)もので、一か八かで酒石酸に賭けて2日目まで待って正解でしたが・・・。

確かに2日目以降はちゃんとしましたが、 ・・・テーブルワインのクラスに毛が生えたようなもので・・・ それにしても生産者名の無い得体のしれないワインですが、何かあったら”PL”はどうするんでしょう。



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ワインノムリエの会 Michiko’s Kitchen in 千年葡萄家(中野)

2016-02-22 | ワイン会/レストラン
中野の千年葡萄家は分りにくい場所にあり、迷子になり電話確認中にN先輩に偶然出くわしてセーフ。

モトックスさん協賛にて、大橋みちこさんのワインと料理のお話を聞きながらワインを楽しませていただきました。
冒頭に何枚か写真を撮ったものの・・・・・ いつものように酔っぱらって撮り忘ればかり・・・ あちゃー (+_+;


大橋さんがワインに合わせて作ったフルーツコンポート

大橋さんありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

スペインの白、このワインは廉価なのになかなかでした。


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ファゾーリ・ジーノ ソアーヴェ ピエーヴェ・ヴェッキア 2012 

2016-02-20 | イタリア
AZ. AGR. FASOLI GINO di Fasoli Amadio e Natalino 2014

このソアヴェは、ちょっと変ってます。何がって? 
僅かにガルガネーガの香りはするものの、新樽70%なのに (?_?) ビシビシと樽香がするのかと言えばそうでもない。

開栓前は、新樽故のセメダイン香やカンナで削ったばかりの板香などの、樽臭さを想像していたのですが・・・。
イヤー それがどうしてどうして。

熟成感は、ソアヴェのナンバーワンのピエロパンがイメージですが、今回のワインは通常のソアヴェとは別世界です。
カルガネーガ100%でソアヴェらしさが感じられない? 果実味があるようでない。だからといって美味しくないかと言えばそこそこ。
樽が良い面も悪い面も影響していると言えるでしょう。

折角の収量の良さがあるのですから、樽は20%~25%をMaxで造ってほしいですね。

<5日目>
樽の悪さ加減も随分おさまってきたのですが、果実味というより砂糖甘さが目立ち、グラスが進みません。これって甘口? って間違えそう。これだけ甘ければ日持ちしそうなので・・・ ほかに利用価値がありそうです。

<モトックス情報>
地方名:ヴェネト
地区名:ソアーヴェ
品種:ガルガネーガ 100%
飲み頃温度:10度
醗酵:ステンレス・タンクにて主醗酵後、
    トノーにてマロラクティック醗酵   
熟成:オーク樽熟成にて16-18ヶ月熟成(トノー500L、新樽比率70%)
    瓶熟6ヶ月以上
年間生産量:14000本
栽培面積:10ha
平均収量:20hl/ha
樹齢:30-50
土壌:砂利、粘土



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メディチ・エルメーテ コンチェルト ランブルスコ・レッジアーノ セッコ 2014

2016-02-16 | イタリア
Medici Ermete Concerto Lambrusco Reggiano Secco 2014

久々のメディチ(ルネッサンスのあのメディチ家の末裔とのこと)の微発泡のランブルスコ。
独特の酸味と甘味と香りが特徴で、向こう側の見全く見えないまるでインクの色調も、初めて飲んだ時の驚きを思い出します。
でも味わいは普通の赤ワインですし、嫌いでもなくて好きでもなくて、でも2~3年に一度試したくなるんですねえ。
故に、考えてみりゃ、わたしにはエラク不思議なワインなんです。



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セイン 2011

2016-02-12 | スペイン/ポルトガル
Bodega Vinessenes Sein 2011

PP92という・・・ ホンマかいや!
昨年買って、半年寝かせて保管してました。で、強さのある赤ワインが飲みたくなったので開栓。南仏系のワインに多い混醸用セパージュのイメージのムールヴェードル主体で60%(シラー40%)ですが、思ったより柔らかいですね。

安かったはずだけどとリストを見て・・・ ビックリです。某ショップで何度も特価が出てたので、てっきりシールの92に釣られて大量に仕入れたものの試飲してみるとPPが出鱈目で、こりゃイカンと廉売しているのかと思ってました・・・・・ ハハハ ^^; PPはそんな話もよくありましたからねえ。

今更ですが、このワインは購入価格であればビックラポンです!! にしても、92はちょっと大袈裟。89~90なら納得でしょう。



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モトックス ワールドワイン フェスティバル 2016春

2016-02-10 | ワイン会/レストラン
今回から新橋から品川にチェンジ。会場は、以前パシフィックホテル(?)だったホテルの宴会場がTKPガーデンシティ品川と名称変更したようで、今は昔か隔世感があります。

わたしには、テッシュ以外にプリミティーヴォのセッタンタアンニが印象に残りました。

ロゼはやはりセグリエスのタヴェルが群を抜いてますね。


テッシュは展示品は全て試飲しました。N先輩もリースリングは私同様に好みではないはずですが、あまり違和感はなかったようで、特にPN100%のデープ・ブルーが気に入った様子。
写真を撮り忘れましたが、リースリングのアイスヴァインを初めて試飲したのですが、良いですねえ。

テッシュの方・・・マネージャーかな?


ヒメネスで造ったブランディ。結構美味しかったです。


レディー・ガフィー初試飲できました。値段程のインパクトはないかな。


このワインはプリミティーヴォ100%ですが、重すぎない、かえって飲みながら楽しめる良いワイン。


今回の驚きは清酒。甘さのだれないキリッとしたなかなかの清酒。3点ともワインに混じって違和感なし。




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ラ・クロワザード レゼルヴ シャルドネ 2014 

2016-02-07 | ラングドック/南西地区/マディラン
La Croisade Réserve Chardonnay 2014

ウ~ン、ここら辺がキリか!
でも・・・ あ~らら、これで2本連続で料理酒行きかな・・・ *_*;



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カステッロ・モナチ ペトラルーチェ ヴェルデーカ・サレント 2014

2016-02-03 | イタリア
Castello Monaci Petraluce Verdeca Salento 2014

このワインのセパージュはヴェルデカと言いますが、スペインのヴェルデホだったんですね。まったくうっかりでした。(^^;
ヴェルデホは古代絵の鹿を追いかける狼の絵がラベルのニシア以来です。
香味で言えば、イタリアの方が香も味わいも重みが無いといえ、要するに、悪くはないけれど凝集感が足りない。
 ・・・ニシアと比べてはいけないかもしれませんが。ま、”週末の男の手料理”に!



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クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ ブルゴーニュ ピノ・ノワール オー・スレ 2012

2016-01-31 | ACブルゴーニュ
Clos du Moulin Aux Moines Bourgogne Aux Seurrets 2012

久しぶりにACブルでそこそこ満足できるワイン。フランボワーズの香や邪魔にならない樽香、バラを感じさせるブーケ感など上のクラスかと思わせます。
と言っていたら、2日目はホンの僅かに雑味が出てきてしまいました。好いワインですが、贅沢なACブルと思ってましたのでちょっと残念!

<モトックス情報>
「オー・スレ」はポマールのコミューンに位置する畑で、シャトー・ド・ポマールの前に位置しています。ポマールの中では低地になっており、この地域では特に素晴らしい条件を備えた畑として知られています。樹齢40年ほどの樹が植えられており、生産量はわずかに5000本未満という限定生産のピノ・ノワール。

醗酵:セメント・タンク 主醗酵後、オーク樽にてML醗酵
熟成:オーク樽熟成 12ヶ月(仏産、228L、新樽10%)
栽培面積:1ha
平均収量:25hl/ha
樹齢:40
土壌:粘土石灰質
オーガニック情報:ビオディナミ / ビオロジック
オーガニック認証機関:Ecocert



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カサノヴァ・ディ・ネリ ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2012

2016-01-26 | イタリア
Az. Agr. Casanova di Neri di Giacomo Neri 2012

3年半振りですが、ここのブルネッロは美味しい。若いのでちょっと硬めで、タンニンを久々に感じながら、美味しいと感じる。好いですねえ、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%のワインが、つまみの宮崎風唐揚げに合います。
ちょっと脱線しますが、この宮崎風って愛媛は今治のセンザンキに下味が似ているような・・・ 。それと、スペイン産の缶つまのイカのスミ煮が結構合ったのを載せておきます。
上級キュヴェの「カサノヴァ・ディ・ネリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2010」を仕込んでいますので、WAでは2017~とあるようですので、ひとまず来年には1本目を開けてみましょう。
この1つ上で最上級キュベの Tenuta Nuova 2010はPP100の影響かえらく高くなったので、PP96であった真ん中のクラスですけれど、買えなかったのもありますが、わたしにはこれで十分でしょう。



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ラ・クロワザード レゼルヴ ピノ・ノワール 2014

2016-01-21 | ラングドック/南西地区/マディラン
La Croisade Réserve Pinot Noir 2014

ペイ・ドックのテーブルワインです。で、一言でいえば、”値段の割に飲める”というもの。この特価品は、わたしが今まで飲んできたワインで一番の廉価品。ヴィンテージは2014なので、ボジョレー・ヌーボーの出来からみれば悪くないVTというところか。

フランス産のピノで1Kを遥かに切ってますから驚き。乱暴な物言いですが、葡萄樹はほっときゃ果実がなりますから、人件費、ビン、コルク、エチケット、減価償却、酒税etc をどのように原価計算するかでしょうが・・・。で、輸出は恐らくEX-WORKSでしょうから、それでもどうでしょう。本数がないとやってけないかな。でも、この価格に関しては、三国ワインさんがガンバってますね。



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