湿度管理と家の性能…北斗市・本社

湿度管理と家の性能…北斗市・本社
2025年から次世代省エネ基準が義務化になる予定です。
この断熱義務化は、2020年施行予定だったのですが業界の抵抗で25年施行に。
断熱材を多く充填しても、隙間があれば温度管理などは出来ません。

この気密性能を向上させ、それを恒常的（長期間）に維持することはとても難しいのです。
私達は、全館の温度と湿度を省エネで一定化する仕組みづくりを行ってきました。
画像はその概要イラストですが、もちろん一朝一夕で構築できたわけではありません。
何年も繰り返し実験ブースで試験を行い、失敗に失敗を重ねながらの研究開発です。

今日は構築当初から50年目のお付き合いになる、友達が来訪されました。
来訪された友達と知り合ったのが昭和57年、ちょうど50年になります。
住宅システムを構築するには、実験ハウスやボックスの試験でほぼ完璧に完成させてからお施主さまに事情を話し、ご理解を頂いた建主様の家にその仕様を施します。

最低4シーズン（春夏秋冬）を経なければ、お金を戴いて家づくりを行う事は出来ません。
幸いにも私達のお施主さまは、とても積極的に協力してくれる人ばかりでした。
この地域で生まれたファース工法は、網走などの道東で錬磨されました。
現在は、道北から本州最南端、そして高温多湿の沖縄にもファースの家が建築されています。

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