豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

時は流れる…北斗市

2020-11-10 17:28:47 | ファース本部

先月まで黄金色に輝いていた稲穂が刈り取られ、既に精米所で新米となり販売されています。

ファース本部本社は、北斗市の中央付近にあり、周辺には田んぼも多く、東隣が上磯中学校、西隣が上磯農協、その向かいにライスセンター(写真)があります。

 

今朝は、刈り取られた稲の切りカブが、真っ白い雪に埋もれておりました。

先ほどまでは、カンカン照り太陽で一瞬に溶けてしまいましたが、またもや粒の大きな雪が降り出しました。気温1度なので積もりませんが、いつかは除雪機の登場となるのでしょう。

 

最近の農家は、完全無農薬、有機農法で耕作しているところが多くなりました。

スーパーマーケットの店頭では、「無農薬・有機栽培」と表記され、生産者の名前までが。

無農薬、有機栽培の作物は、色艶、形状などの見た目が良くありません。

それでも食べてみれば、その作物そのモノの独特な味わいがあります。

 

家づくりでも同じ事が言えて、見た目が良くても住み心地が良いとは限らないものです。

農家の方々は、様々な工夫をこらして早生果樹、標準生果樹、遅生果樹と収穫期を換えます。

無農薬・有機栽培の作物をつくる農家は、草むしりなどの手作業が大変です。

 

私達の家づくりも真に安心、安全を求めるならば一定のコストがかかります。

私も子供の頃は農業を手伝ったことがあります。

一反(300坪・1000㎡)から獲れる米が約8俵(当時は1俵60㎏)、1俵18,000円で約14万円です。

我家は3丁10,000坪の田んぼがあり、14万円×30反で420万円が総収入でした。

 

420万円から工作機械、肥料、人件費などを差し引くと、極めて少ない金額しか残りません。

時代が変わり、良いモノづくりでも採算の合うような農業経営を行うようになりました。

また当方も農業、トビ職を経て「住宅システム」の開発企業を経営して40年となります。

 

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