豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

リフォームは地域工務店の独壇場…北斗市

2009-04-04 16:16:28 | ファース本部
家の不具合を直したいと思った時に、建築施工した工務店やハウスメーカーにその工事を依頼するのが自然の行動なのでしょう。しかし、実際には施工した工務店やハウスメーカーと疎遠になってしまっている建主さんが少なくありません。

家を売ると言う行為は、売った後、その建主さんからある連絡の殆どが、不具合の申し入れであり、その対応に少なからずお金が掛かります。
つまり、売った家はコストになっているのです。そのため、出来るだけ売った家の建主さんから距離を置くようになっているのが要因です。

家は、出来上がってから建主さんの生活が始まります。
建主さんが生活しながら、そのライフスタイルにフィットさせるための細工を要します。家に使用した建材や、什器備品などに劣化現象が出てくるでしょう。
つまり、家は、住み始めた建主さんと一緒になって生涯にわたり、育て上げる必要があります。

営業だけを行って工事をそっくり下請け業者に外注するリフォーム会社があります。
リフォームの多くは建主さんが住んだまま施工するケースが少なくありません。
それこそ逃げも隠れも出来ない宿命にあり、痒いところに手の届く、近場に存在する地域密着の工務店さんがもっとも得意にする仕事なのでしょう。

そのリフォームの工事をしっかりと実行できる事が、新築をする際、その大事業を託する事が出来る業者かどうかの尺度となります。つまり、誠実で真面目なリフォーム対応は、新築受注への大切な入り口であると言えるのです。

写真は一昨日訪問した、大分市の新規ファース加盟工務店、合資会社「 e―ハウス」さんで撮りました。社長の荻野 晃さん(中央)と奥様の荻野加代子さん、そしてお嬢さんの荻野 藍(あおい)さんです。今では設立が出来なくなった「合資会社」ですが、あえて小さな組織に徹しようとする荻野社長の経営思想を感じます。

地域密着の工務店経営は、奥さまと家族の協力を得ながら、まさに自分の住んでいる地域で、家の町医者的な存在にならなければなりません。
E-ハウスの荻野さんは、小さくとも地域住民に慕われ、重宝がられる存在になろうと努力をしています。
荻野さんのような取り組み姿勢でファースの家を新築するのが理想なのです。

今日の土曜日は、断熱素材の実験データ解析作業をしていますが、北朝鮮のテボドンが発射されると、この北斗市の南方上空を飛んで行きます。
制御が正しく為されれば何の心配も要らないのですが…

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