迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

前立腺針生検を受けました(その2)

2015年01月17日 | 健康
(その1の続き)
最初に肛門周辺にとろりとした感じ(多分)の麻酔液(かな?)を塗られます。
次いで、前立腺の状態を確認するためにやや太めの器具(棒のようなものかな?)が挿入されます。
これでゴニョゴニョされるので当然不快な感じはありますが、この先のことを考えるとこのくらいは涼しい顔で頑張ろうと思ったものです。
この作業が終わるととりあえず一休みです。
データを確認し、組織を採取する針を刺す場所を決めるための時間です。
説明書では12~14ヶ所に針を刺すと書かれていましたが、私の場合は18ヶ所でした。
18ヶ所と聞いたときは、「ホント勘弁してくれよ」と思いました。
なぜなら、針を刺す時にバチン、バチンと大きな音がするけど大丈夫だから、という説明を何度か受けていたからです。
そんなことを18回もやられるとはついていないですね。

一休み(5分弱か、それとも2~3分か?)が終わると不安と恐怖の組織採取です。
先ほどよりもやや細くなった器具が挿入されます。
2~3ヶ所(だったかな?)麻酔が打たれるのですが、チクッという程度の刺激で、痛みまでではなかったです。
続いて位置を確認しながら、具体的には採取する位置番号を読み上げながら採取します。
音についてはバチン、バチンではなくパチッ、パチッのように聞こえました。
そしておなかへの刺激ですが、1回目はやや大きな刺激を感じましたが、2回目以降は慣れのためかさほどの刺激ではなかったです。
子供の頃、銀玉鉄砲というもので遊びましたが、それを空撃ちしたような感覚でした。
ただ、針を刺す場所を決めるためにお尻の中をぐりぐりとされるのが不快でした。
16回位までは正確に回数を確認していたはずなのに、それから4回もパチパチやられたのは意外でした。
多分、かなり混乱していたのだと思います。
背中を丸め、膝を曲げてお尻を突き出すという、楽な体勢ではありませんから。

さてさて、18回のパチリが終わり、ホッとしたのですが、一番の苦痛はこれからでした。
これは当初の説明にはなかったことなのですが、肛門内の針を刺した場所の止血をするということで、また指(多分。止血のためのガーゼなどがまかれているのかもしれないが、確認できないので正確なことはわかりません)を挿入されるのです。
止血ということで指で押されるのですが、指が当たる部分には膀胱があります。
膀胱は指の刺激を受けて排尿するよう脳に指示を出します。
つまり、おしっこがしたくなるのです。
この状態が3~4分。
脂汗を流しました。
おしっこを我慢するのは苦しいです。
指が抜かれると不思議と排尿感はなくなりました。
なのに、場所を変えてもう一回とは。
もちろん、同じように我慢我慢の脂汗。
汗だくになってようやく終了。
その後、後処理をしてもらいやっと終わったのです。
40分間の苦行でした。

歩いて手術室に入ったのですが、帰りは病棟の看護婦さんに車イスを押してもらい病室に。
ベッドで1時間安静にしてくださいと言われました。
(その3に続く)