迷走していた「たんなさん」のつぶやき

※個人の感想です・・・

光市の母子殺害事件 最高裁上告棄却

2012年02月20日 | 社会
光市の母子殺害事件は最高裁が上告を棄却し、死刑判決が確定しました。
結果論になりますが、福田被告が当初から反省をしていれば、無期懲役になってもおかしくなかった、つまり自身の出した反省の色のない手紙と差し戻し審のドラえもんの供述で死刑を確定させてしまったように感じます。
ドラえもんのとんでも供述によって、世論までもを完全に敵にまわしてしまったわけで、人件派弁護士がなにか行動を起こせば、さらに反感を買うような悪循環に陥ってしまったようで、人件派弁護士を苦々しく思っている私にとっては言葉は悪いですが、「ザマアミロ」と言いたくなってしまいます。
ドラえもんを持ち出すのなら改悛の情で訴えたほうが、確率は低くても無期懲役になる可能性があったのではないのでしょうか。
ドラえもんの話をしてから、福田被告が震災に義捐金を出したと聞かされても、今更なにを言っているんだとしか感じません。

それにしてもひとりの裁判官が反対意見を述べたそうですね。
死刑判決を免れるためにドラえもんの供述までをも持ち出すような殺人犯の裁判を差し戻したところで、死刑以外の判決が出るとは考えられないのですが。