まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

桑の実の郷愁

2020年05月26日 | 日記
日曜散歩の続きですが・・・
犬も歩けば棒に当たるのことわざのように
ヤマボウシの写真を撮った後もスマホ片手に歩いていると
思わぬ「幸運」に出くわしてしまいました。
初夏の日差しが降り注ぐ葉裏に何やら黒い実が・・・



これはひょっとして・・・あの桑の実では!
思い起こせば日本でまだ養蚕業が盛んだった頃に
学校の帰り道によく見かけた伝説の「桑の実」ではありませんか。
もともとおカイコさんが食べる餌ですが
人間が食べても甘酸っぱくて美味しかった桑の実。
公園にも一本だけ桑の木があるは知っていましたが
ここ数年見かけないので枯れてしまったのかと思っていました。
そうか、桑の実は健在だったんだ~!
ユサユサと木を揺するとポトリ、ポトリと実が落ちてきました。



コレコレ、コレですよ!
最近は見るもの聞くもの何かにつけて
激しい郷愁を覚えるお年頃ですから郷愁マックスでした。
下校途中によく桑畑に忍び込んでは
友だちと熟れた桑の実を嬉々として貪り食べたものですが
口のまわりが紫色に染まっているのでバレバレで
いつもこっぴどく叱られたものです。
ああ、そんな時代もあったなあと遠い昔を懐かしみながら
これにて散歩は終了!
せっかくですから桑の実は家に持って帰って
思い切り郷愁にひたりながら
ゆっくり食べようと思います、ハイ。(笑)