まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

生き残りのテイクアウト

2020年05月23日 | 日記
世の中テイクアウトが大流行である。
私が勤めている五反田のマンションの向かいでも
休業中だった日本酒専門の居酒屋が
急遽衣替えしてテイクアウトの店としてオープンした。



以前は夕方近くにシャッターが開くのが常だったが
今は朝の8時過ぎにはスタッフがやって来て
料理の仕込みに余念がなく9時過ぎには営業を始めている。
とにかく人通りが多いからかなりの繁盛店で
弁当の種類も多いから昼時には行列も出来るほどである。
この店の偉いところは配達もやっていて
電話一本でスタッフが自転車で弁当を届けている。
見るところ店員は男ばかり5、6人だが
それだけの人数の食い扶持を稼ぐのは大変だろうなあと思う。



その繁盛ぶりに刺激されたのか
すぐ隣のビルでも弁当の販売を始めた店がある。
5階の激辛鍋料理の店だが
まさか鍋の持ち帰りをするわけにも行かず
わざわざ1階に屋台風のテーブルを並べて弁当を売っている。
生き残りのためにはなりふり構わずだろうか。



普通にランチ営業をやってる店もあるが
どこの店も感染拡大防止のために
涙ぐましい努力と対策をしていて危機感が感じられる。
ランチや弁当販売では
大した儲けもないだろうにと思うのだが・・・



筋向いは地中海料理の店である。
ここも以前は夜だけの営業で確か会員制の店だったが
背に腹は代えられずランチ営業にも参戦。
地中海料理というのも会員制のレストランというのも
まったくイメージがわかないが
とにかくどこもかしこも必死なのだと思う。



と他人事のように思っていたが
とうとうわがマンションの1階でもついに
テイクアウトの店がオープンした。
ここも夜専門の串焼きの繁盛店だったが
モツ煮や串焼きを弁当に詰めて売っているらしい。
スタッフとも挨拶ぐらいはする仲だし
近々、昼休みに弁当でも買って応援したいと思う。
コロナの終息は依然として見えないが
根性のテイクアウトでぜひ生き残って欲しいものである。