8月31日夜の国会議事堂前。
私も仕事帰りにチラッと覗いて見たのだが
異様な盛り上がりを見せていた。
周囲に「国葬反対」のシュプレヒコールが響き渡り
その列は途切れることなく続々と続いていた。
あの安保法制以来ではなかろうか。
岸田首相はどうするつもりだろうか。
ここまで来て国葬を中止する勇気があるのだろうか。
私にも似たような覚えがあるのだが
その時の雰囲気やムードでついつい大風呂敷を広げて
後で後悔することが何度もあった気がする。
ちょうどそんな状態で今さら引っ込みがつかなくなった。
まさか旧統一教会問題がここまで拡大するとは・・・
自民党を救うのは今しかないと思う。
世論もかつてないほどに盛り上がっている。
学者や弁護士、宗教家を中心にネットでの署名は15万を超えた。
岸田さんは「丁寧に説明する」が得意の口ぐせだが
国民は今さら言い訳じみた説明より「即時中止」を求めている。
東京新聞のコラム氏はこのまま国葬を強行すれば
それは「丁寧な説明」などではなく「丁寧な独裁」だと批判する。
前首相の功績や在任期間の長さなど問題ではなく
一国の首相がカルト教団の「広告塔」として権勢をふるい
民主主義をここまで破壊した罪は深い。
誤りを正すにはばかることなかれと言うように
ここで「国葬中止」を決断することが唯一残された道ではなかろうか。
ねえ、そうでしょ、岸田さん。(笑)