まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

バイデン時代へ

2021年01月23日 | 日記

遠い海の向こうの話だし政治学者でもないから
とやかく言うつもりはない。
大統領選挙をめぐる不正疑惑も結局はよくわからないし
連邦議会の乱入事件にはさすがに驚いたが
それだって変革期には混乱や暴力はつきものだとも思う。



バイデン大統領が正式にスタートしたと言う。
78歳という高齢はやはり気になるが
就任演説を見る限りではなかなか堂々としたもので
私を支持しなかった人も含めすべての国民のために働くという
力強い言葉にも大いに好感が持てた。
トランプの身勝手な「アメリカ至上主義」という利害中心路線から
ふたたび世界と関わり合う融和路線への転換である。
国民の「分断」から「結束」へ。
と文字で書くのは簡単だが途方もなく骨が折れる選択だ。
真っ二つに割れたアメリカ国民が
ふたたび結束することなど本当にあるのだろうか。
バイデン自身をも言っていたように
民主主義というものは大切だが限りなくもろいものだと
今回は骨身にしみてわかった気がする。
とりあえずパリ協定への復帰はよかったと思う。

ホワイトハウスの新しい報道官は
なかなか聡明そうな女性で名前をジェン・サキさんと言うらしい。
カマラ・ハリス副大統領の手腕にも期待だが
私はこの女性報道官に注目したいと思う。
ホワイトハウスの会見と言えば海千山千のベテラン記者たちとの
丁々発止のスリリングなやり取りが名物だが
バイデン政権ではこの女性が会見のすべてを取り仕切るらしい。
どこかの国の官房長官のぶっきらぼうで不誠実極まりない記者会見に
すっかり慣れっこになっているだけに大いに期待したい。
まさか「指摘は当たらない」とか「お答えは控たい」などとは
口が裂けても言わないだろうと思う。(笑)