まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

寒の入り

2021年01月02日 | 日記
公園のグラントで凧揚げを見かけたのは
元日の昼下がりでした。
へえ、今どき凧揚げなんてする人がいるんだ・・・なんて
妙に嬉しくなって来たものでした。
よく見ればいくつもの凧が大空を泳いでいました。


そう言えば私にも覚えがあります。
確か長男が幼稚園に上がったばかりの正月でしたか・・・
ほんの思いつきで公園の売店で凧を買い求め
喜ぶかどうか半信半疑でカイトと呼ばれる凧を揚げてみました。
すると長男は上空に揚がった凧を目を丸くして見上げながら
キャッキャッと声を上げて飛び上がるほどの喜びようで
予想外の反応に気をよくした父親は
どうだ凄いだろう!などと面目躍如のひとときでした。
もともとゲームに夢中になるような子ではありませんでしたが
あの時の目の輝きと無邪気さは忘れられず
父親として今でもかけがえのない財産のように思えます。
昔ながらの凧揚げ風景を見かけると
懐かしく切ないような気持になるのはそのせいでしょうか。

今日から「寒の入り」とか・・・
一年で一番寒い季節を迎えて身も縮むような思いです。
皆様もどうかご自愛ください。


残り柿

2021年01月02日 | 日記
寒々とした冬晴れの空に
オレンジ色の柿の実が一つ、二つ・・・
忘れ去られたように輝いています。
時折、ピーピーと啼きながらヒヨドリが飛んで来て
賑やかに実をついばんでいきます。


スーパーの店頭で柿を見かけることも少なくなりましたが
公園ではまだまだ「残り柿」の風情です。
俳句の世界では別名「木守柿」という冬の季語だそうで
野鳥たちにとっては格好の餌になっています。
来年もまた柿の実が豊かにいっぱい実ってくれるようにと
残った柿に願いを込めた木守柿です。
昔から「残り物には福がある」とは言いますが
締め切り間際にギリギリで買った「年末ジャンボ」宝くじは
残念ながら見事にハズレでした。(笑)
今年も福は来たらず・・・でしょうか。

さあ、今日から仕事始めです!
食っちゃ寝の文字通り「寝正月」の連続で
馬体は相当な太目残り状態ですが
老体にムチを入れて頑張るしかありません。
コロナ禍の折柄、皆様もどうかご自愛されますよう。