日本学術会議の任命拒否問題が
大騒ぎとなっている最中・・・
新会員に任命されなかった6名の方々の
著作フェアが開かれていると聞いた。
本郷の東大生協の書籍部である。
大騒ぎとなっている最中・・・
新会員に任命されなかった6名の方々の
著作フェアが開かれていると聞いた。
本郷の東大生協の書籍部である。
さすが東大!と快哉を叫びたい。
余計なことをしてまた睨まれても知らねえぞ!
という意見もなかった訳ではないらしいが
そんな心配をよそに学問の自由のため立ち上がった勇気は
まさしく称賛に値するのではないかと思う。
聞けばわが母校の立命館大学書籍部においても
同様のフェアが開かれていると言う。
政府の顔色など忖度せずに全国の大学でドンドンやったらいい。
とにかくこの内閣のやることはおかしい。
浅学菲才の私は居並ぶ著作とは無縁だが
唯一この本だけは読んだことがあって大いに感銘を受けた。
東大大学院教授の加藤陽子氏が書かれた
<それでも日本人は「戦争」を選んだ>の名著である。
昔のことなので記憶は定かではないが
高校生に対する「公開授業」のかたちで書かれたご本で
日清戦争から太平洋戦争にいたるまで
日本が体験した5つの戦争の資料を丁寧にひも解きながら
日本人がなぜ戦争に至ったかを分析している。
登場する高校生たちも高校生と思えぬ問題意識の高さで
驚くとともに感服したものだった。
果たして菅総理は読んだことがあるのだろうか?
もちろんないだろうなあ・・・