まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

拝啓・藤田奈々子様

2019年02月18日 | 日記

初めてお便りいたします。
この年でファンレターを書くなど恥ずかしき限りですが
昨日のレースを見て思わずペンを取りました。
JRAの女性騎手がG1レースに騎乗するのは史上初とかで
世間の注目も一通りではなかったはずですが
よくプレッシャーに耐えて素晴らしい騎乗ぶりでした。

最近はテレビ観戦ばかりですが
貴女のレースをいつも胸ときめかせて拝見しております。
美しく、可愛らしく、また凛々しく、雄々しく
むくつけき男どもを蹴散らしてゴールを駆け抜けるお姿は
ただただカッコイイの一言です。
この高揚感は恥ずかしながら「老いらくの恋」かも知れません。
デビュー当時は非力さや未熟さが目立った騎乗も
最近はようやく落ち着いた的確なレース判断が出来るようになって
競馬ファンの支持も急上昇と聞きました。
我がことのように嬉しいです。
初のG1騎乗も快挙というより当然の結果かも知れません。

昨日のフェブラリーステークスも
結果は五着でしたが「大健闘」と言っていいのではないでしょうか。
騎乗のコバノキッキング号は距離不安がある上に
生来の気性の悪さもあって乗りにくい馬ではありますが
そんな馬をなだめすかしながら
直線だけで五着まで追い込んで来るとは立派というしかありません。
結果的にはレースのアヤでもう少し流れが速ければ
ゴールまで突き抜けるシーンもあったのではないかと残念です。
もともとは力のある馬ですから捲土重来を期待します。
レース後のインタビューで「やっぱり違った風景だった」と
感想を述べておられましたが
G1初勝利はもっともっと違った風景が見えることでしょう。
その日が来るのもそう遠い日ではなような気がします。
末筆ながら落馬などの事故に気をつけて
これからもますますの健闘・大活躍を祈ります。