まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

シカゴ交響楽団の夜

2019年02月01日 | 日記

ピアノ小僧こと我が家の音楽好き息子が
久しぶりにクラシックコンサートに出かけたようです。
センター試験もとりあえず終わり
あとは本番のピアノの試験を残すのみという忙中閑。
前々からずっと楽しみにしていた演奏会です。

リッカルド・ムーティ指揮のシカゴ交響楽団。
現代を代表する巨匠が振るヴェルディの「レクイエム」です。
と言っても私はよくわかりませんが
シカゴ交響楽団はウィーンフィルなどと並び称される名門管弦楽団です。
レクイエムとは死者の鎮魂を祈るミサ曲で
モーツァルトが有名ですがヴェルディにもあるんですねえ。
もともとはC席ですら29000円もする高額チケットということで
我が家の経済事情では即却下だったのですが・・・

ところがところが・・

若い人にもっともっとクラシック音楽をを広めたいというスポンサーの好意よってチケットのごく一部を5000円という破格の値段で販売。ネットでの争奪戦となりましたが息子はみごとにゲットしました。

えーと、スポンサーは大和証券グループでしたか・・・
景気のいい株屋さんに大いに感謝です。
コンサートの会場は上野の東京文化会館大ホール。
早めに入場したらしい息子から写メが送られてきます。

おお、これがその3階席ですか。
すでに後ろには合唱団も入場して開演間近のようです。
ヴェルディの「レクイエム」はミサ曲ですがオペラ的な要素もあるそうです。
息子は小さな頃からオペラに凝っていましたが
あんな西洋の歌芝居のどこがいいのか・・・
私なら間違いなく5分もせずに爆睡だなあと思いつつ
ビールの酔いが回ってすでに酩酊状態でした。

私はもうすっかり熟睡でしたが
遅くに降りしきる雨の中を帰ってきたようです。
大好きなクラシックを心ゆくまで愉しんで
さぞかし心ときめく充実した冬の夜だったことでしょう。
受験までの忙中閑、ぜひ本番の演奏でも躍動して欲しいものですねえ。