まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

地図帳の愉しみ

2017年02月09日 | 日記

新聞のオリコミに
こんな豪華な広告が入っていました。
その名も「日本大地図」という全3巻の地図帳です。



これは富士山の立体パノラマですね。
あくまでも広告ですから話半分として聞かねばなりませんが
発売以来、バカ売れの地図帳だそうです。
実際、その色鮮やかなオリコミ地図を何枚か見たところ
ビジュアル度という点では群を抜いていて
宣伝文句の「心躍る地図の旅へ」という惹句に激しく惹かれました。



私の高校時代はこんな地図帳でした。
出版元の「帝國書院」という名前に覚えがある人も
多いのではないでしょうか。
小学校の頃から地図を見るのが大好きな少年でした。
家が貧乏で旅行に行くような機会もめったになかったこともあり
地図を見ながら見知らぬ土地に思いを馳せる
そんな夢見る少年でした。
理数系は死ぬほど嫌いでしたが地理は大好きで
確か大学受験も社会は「地理」を選択したような気がします。



クラスメートと「地名当てクイズ」をするのが楽しみでした。
出来る限り聞いたこともない難解な地名を出題して
どれだけ早く見つけられるかを競うのですが
ゲーム感覚の楽しみで勉強にもなるので一石二鳥でした。
ヒマさえあれば地図帳を広げている
ちょっとネクラな少年だったかも知れません。



旅行の時は必ず地図を持参します。
それはガイドブックに載っている地図であったり
コンパクトな日本地図であったり
今でも結構、普段使いで地図を利用していますねえ。
最近は温泉地ばかりですが・・・(笑)

地図帳というのは人間の想像力を刺激してくれる書物ですねえ。
例えば九州の地図を例にとると・・・
豊臣秀吉の朝鮮出兵はどういうルートで行ったのか?
なぜ有明海では海苔養殖が盛んなのか?
種子島のロケット発射基地は島のどこにあるのか?
歴史から産業、最新の科学技術まで
さまざまに想像力がふくらんで見ていて飽きません。
そう言えば、あの頃つき合っていた彼女は
確か佐賀県の〇〇の出身だったけど今頃どうしているのかなあ
などと余計な想像がふくらむことも。

地図帳の愉しみは奥が深いです。(笑)