2018年4月14日
熊本地震の前震が起きた日から2年の月日が経ちました。
今朝も娘たちと、「新学期が始まってすぐだったんだね・・・ あの揺れはびっくりしたね」と朝食をとりながら話しました。
前震が起きた午後9時26分は夕食を終えてゆっくりしていた時でした。
それから約1ケ月間、夜は車に移動して寝る・・・という日々が続きました。
当時の写真を見ると・・・そうそう、熱気で結露して、車内が大変だったなぁ…天気の良い日は車の上に布団を干している風景があちこちにあったなぁ・・・「あの家の人も車中泊しているんだな・・・」と思ったなぁ・・・
16日の本震の後は、大雨警報で避難
子どもたちも数日で避難生活に慣れてきて、準備物も自分たちで揃えてました。
心のどこかには、「この先どうなってゆくんだろう」という感情もあったけれど、それも「今できることをしてゆこう」という気持ちに変わってからは焦ることも無くなってきて、とにかく自分ができることをしてゆこう、と、それぞれの人がそれぞれの持ち場で動いていたことも思いだします。
地震の影響で、様々な行事や大会が延期になったり中止になったり・・・
あきらめなくてはならないことも何度もありました。
でもその中で、それをしっかりと受け止めて前に進む子供達の姿にも元気をもらい、
人と人との繋がり、優しさに触れることが増え、「生かされている」今を本当に一生懸命生きなくちゃと思いました。
2016年のゴールデンウィークは、それまで毎年続けていた須永博士サイン会も出来ず、私も小国に来て20年目にして初めて何も無いゴールデンウィークを過ごしました。
須永博士美術館の上を走る国道387号は、自衛隊や復旧作業に向かう車両がほとんどでした。全国各地のナンバーの車に、「ありがとうございます。」と心から感謝の日々でした。
多くの方が、この地震で犠牲になりました。尊い命が奪われ、そして大切なものがたくさん壊されました。
今、熊本では一歩一歩復興に向けて動いていますが、今日の新聞では「仮住まい 今も3万8千人」とありました。
「生活再建、インフラ復旧 道半ば」と。
その中にも、
「阿蘇北登山道 26日開通」
「命向き合い 夢に一歩」
など、力強い、励まされるニュースもあります。
息子も、この時高校3年生になったばかりで整体師になりたいという夢がありましたが、避難生活をしているうちに、身体のコリが全身の不調に繋がることを実感し、「身体をほぐす、整える、癒す、痛みを和らげる」仕事がしたいという夢がさらに確実なものになり進学し、4月から2年生になりました。しっかり勉強して熊本に帰ってくることを目標にしています。
私たち須永博士美術館も、今こうして開館出来ていることに本当に感謝です。地震の後も、全国の皆様からの励ましや、
ここに来れなくても、全国からご注文をいただく皆様のおかげで、「続けていこう」という勇気をもらっています。
地震の後に届いた須永博士の詩を集めたミニ詩集も、皆様からのご支援で多くの被災された皆様にお届けできました。
これから先、まだまだ生きていたかった方々の分も、日々を大切に生きてゆきます!
がんばるぞ!熊本!
熊本地震の前震が起きた日から2年の月日が経ちました。
今朝も娘たちと、「新学期が始まってすぐだったんだね・・・ あの揺れはびっくりしたね」と朝食をとりながら話しました。
前震が起きた午後9時26分は夕食を終えてゆっくりしていた時でした。
それから約1ケ月間、夜は車に移動して寝る・・・という日々が続きました。
当時の写真を見ると・・・そうそう、熱気で結露して、車内が大変だったなぁ…天気の良い日は車の上に布団を干している風景があちこちにあったなぁ・・・「あの家の人も車中泊しているんだな・・・」と思ったなぁ・・・
16日の本震の後は、大雨警報で避難
子どもたちも数日で避難生活に慣れてきて、準備物も自分たちで揃えてました。
心のどこかには、「この先どうなってゆくんだろう」という感情もあったけれど、それも「今できることをしてゆこう」という気持ちに変わってからは焦ることも無くなってきて、とにかく自分ができることをしてゆこう、と、それぞれの人がそれぞれの持ち場で動いていたことも思いだします。
地震の影響で、様々な行事や大会が延期になったり中止になったり・・・
あきらめなくてはならないことも何度もありました。
でもその中で、それをしっかりと受け止めて前に進む子供達の姿にも元気をもらい、
人と人との繋がり、優しさに触れることが増え、「生かされている」今を本当に一生懸命生きなくちゃと思いました。
2016年のゴールデンウィークは、それまで毎年続けていた須永博士サイン会も出来ず、私も小国に来て20年目にして初めて何も無いゴールデンウィークを過ごしました。
須永博士美術館の上を走る国道387号は、自衛隊や復旧作業に向かう車両がほとんどでした。全国各地のナンバーの車に、「ありがとうございます。」と心から感謝の日々でした。
多くの方が、この地震で犠牲になりました。尊い命が奪われ、そして大切なものがたくさん壊されました。
今、熊本では一歩一歩復興に向けて動いていますが、今日の新聞では「仮住まい 今も3万8千人」とありました。
「生活再建、インフラ復旧 道半ば」と。
その中にも、
「阿蘇北登山道 26日開通」
「命向き合い 夢に一歩」
など、力強い、励まされるニュースもあります。
息子も、この時高校3年生になったばかりで整体師になりたいという夢がありましたが、避難生活をしているうちに、身体のコリが全身の不調に繋がることを実感し、「身体をほぐす、整える、癒す、痛みを和らげる」仕事がしたいという夢がさらに確実なものになり進学し、4月から2年生になりました。しっかり勉強して熊本に帰ってくることを目標にしています。
私たち須永博士美術館も、今こうして開館出来ていることに本当に感謝です。地震の後も、全国の皆様からの励ましや、
ここに来れなくても、全国からご注文をいただく皆様のおかげで、「続けていこう」という勇気をもらっています。
地震の後に届いた須永博士の詩を集めたミニ詩集も、皆様からのご支援で多くの被災された皆様にお届けできました。
これから先、まだまだ生きていたかった方々の分も、日々を大切に生きてゆきます!
がんばるぞ!熊本!