須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

毎日感謝

2014年04月28日 | スタッフより
須永博士が小国と出逢ったのは1992年2月。旅先の名古屋から、テレビ出演のために熊本県阿蘇郡小国町へ来たのがきっかけで、須永博士がこの小国町の風景や人に感動して、今ここに須永博士美術館があります。

その時、私は高校3年生でした。東京の自宅でその番組を見ていました。

熊本って暖かいと思っていたけれど、その時の気温はマイナス7度!!
え!!九州なのに!?って驚いたことを覚えています。

それから3年後・・・当時私は高校卒業後に食品会社に就職していたのですが、実は高校卒業の頃から須永博士に「一緒に旅をしよう、手伝って欲しい」と声をかけてもらっていたのですが、悩んだけれど、まだ何も社会の事を知らないでいた私が、このままこの特殊な「詩人」のスタッフとしての仕事が出来るなんて思えなかったので、まずは社会勉強したい。と、就職しました。

4年間働かせてもらったこの食品会社が、今の私にもと~っても大きな経験をたくさんさせてもらった素敵な会社でした。
人間関係も素晴らしくて、先輩や同僚も、いまでも仲良しの人が何人もいます。年齢関係なく、お付き合いさせていただけて、とても充実した4年間でした。

そして、180度違う人生が始まったのが、今から19年前の1996年4月5日でした。

会社を退職し、運転免許を取得し、須永博士と東京を車で出発し、大阪でもうひとり同じくスタッフとして一緒に生活をはじめた私よりも年下の女の子を乗せて・・・大阪からフェリーに乗り、4月6日早朝に新門司港に到着。朝日を浴びながら小国に着いた時、目に見えるすべての風景が輝いていました。

見たこともない、名前も知らないお花がたくさん咲いていて・・・

それまでスーツを着て、お化粧して、高い靴もはいていた自分と全く違う自分になり、それから全国各地、大きな車を運転したり、たくさんの方々と出逢わせていただき・・・

失敗もたっくさん経験しながら、今日までここを拠点に過ごさせていただいています。

四季折々、美しい風景に囲まれてここでお仕事させてもらう幸せをかみしめながら、これからもずっとずっとこの場所で皆様をお待ちしています。



今、周りでは19年前と変わらない花々が今年も咲いています。
































こんなに小さなお花も









やっぱり今も、見えるものすべてが輝いて見えます







須永博士美術館へと向かう道の途中。左へ行くと北里柴三郎記念館、右へ行くと須永博士美術館です。


5月3日からの須永博士展覧会でも展示する、つい先日届いた直筆原画です。
まわりにお花がいっぱいで、見ているだけで明るくなりますね

「世界は広い

そしてもっとひろいのは

人間の心です」


こちらは、3年前に描いたお地蔵様。表情が違いますね。こちらも人気があります。

笑顔

「あなたの笑顔をたやさないでください

あなたの優しさをたやさないでください

あなたのその笑顔をたやさないでください

人はみんな 苦しさに耐えて生きているのです

あなたのその

一生懸命生きている人生を

たやさないでください」

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