鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県観光協会定時会員総会

2018年06月18日 | 議会活動

平成30年6月18日(月)

 

 公益社団法人静岡県観光協会定時会員総会に来賓として出席しました。今年度は県議会文化観光委員会の委員長を仰せつかり、初めての公務として出席したもので、セレモニーや表彰式だけでなく、最後まで残り全ての議案審議を傍聴させていただきました。会員数は平成24年度に246社だったものが、平成29年度は正会員特別会員を含めて323社に増えており、この2年間に急増しています。

 

 総会の流れは、最初に本会の会長である本県知事が主催者あいさつ、続いての来賓あいさつは県議会議長と国土交通省中部運輸局長代理が述べられました。

 観光功労表彰では、会長感謝状が「寸又峡温泉和紙あかり展」などを開催し日本一清楚な温泉保養地寸又峡の発展と川根本町のまちづくりに貢献した望月孝之前川根本町まちづくり観光協会長と、富士山を活用したスポーツイベントの誘致や富士宮料理旅館組合の組合長として食の安全確保に努めた亀山隆前富士宮観光協会副会長に贈られました。

 会長表彰状では、観光、歴史、伝統芸能、食文化などの資源発掘や、電車やバスなどの交通機関と連携した観光商品開発などにご尽力いただいた7名の方が表彰されました。

 ふじのくにしずおか観光大賞の大賞には、「可睡斎ひな祭り」を開催し、交流人口の増大に貢献された秋葉總本殿可睡斎が受賞し、奨励賞には2団体が表彰されました。

 

 審議全体を通じて感じたことは、本県は世界レベルの有形無形資産を有する地域で、その中には富士山やジオパークなどとそれらに関連する歴史や文化、農産品や人材も含まれ、世界から注目される環境が整っています。来年にはラグビーワールドカップがエコパスタジアムを会場に、またその翌年には東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技が伊豆市や小山町・御殿場市、裾野市などを会場に開催されます。さらに、今年度よりJR6社によるデスティネーションキャンペーンが3年間にわたり展開されるなど、本県の観光振興にとって追い風が吹いており、これらを今こそ活用していくことが重要です。まさに、県内外の観光関係者を総動員して、推し進めることがあらゆる審議内容から感じ取ることができました。言い方を変えれば、ここ2~3年が勝負の時といっても過言ではありません。

 

 審議の最後には、最近問題が表面化した「駿河湾カーフェリー存続の要望」について議論され、全員一致で近日中に知事宛に要望活動を行うこととなりました。

 

 21日から県議会6月定例会が始まります。今日の総会に立ち会って収集した様々な情報を参考に、議会活動に活かしていきたいと思います。

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