鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

県議会6月定例会に向けて準備

2018年06月14日 | 議会活動

平成30年6月14日(木)

 

 静岡県議会6月定例会が来週21日から始まるのに伴い、どのような審議を予定しているか議案説明がありました。

 

 議案の概要は、6月補正予算案として債務負担行為の変更や追加があります。債務負担行為とは、支出のことで当初の予算額が変更となったり、新たに発生するものに対し議会の承認を得るものです。

 変更では浜松市沿岸地域防潮堤等の整備事業が、追加では日本平山頂シンボル施設への指定管理導入、富士山静岡空港の基本施設に係る更新投資、昨年10月の台風21号により被災した清水海岸の復旧があります。

 

 条例改正では、地域再生法の改正に伴い、本県への本社機能の移転等を促進するための事業税および不動産取得税に関する特例の延長に伴う条例改正。地方税法の一部改正に伴い、一定基準を満たす住宅の耐震改修を行った場合について、不動産取得税の申告方法等を定める条例。個人番号を利用することができる事務に、高等学校等奨学給付金の支給事務を追加する条例改正。地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部改正に伴い、療養病床の病床数の算定に関する措置を改める条例改正が予定されています。

 当局からの説明に対する議員からの質問では、本県への本社機能移転等に関し、取り組んだ平成28年度、29年度の効果がどのようであったかに対し、13社が本県内に移転し、625人の新たな雇用が生まれるなど、大きな成果が得られたことなどが報告されました。

 

 そのほか、土木・建築請負契約の一部変更、富士山静岡空港の民間事業者による公共施設等運営権の設定、人事案などが議案として上程予定です。

 

 今期は、常任委員会の文化観光委員長として委員会運営に采配を振るうことになり、前述した日本平山頂シンボル施設や富士山静岡空港関連議案などは、私の委員会が所管することになりますので、委員長としての責任をしっかり果たしていきたいと思います。

 

 議案説明後の会派の議員総会では、今年度、会派から議員提案する条例2案について、プロジェクトチームにて検討された草案説明があり、県議会全体で審議を目指すことになりました。私が県議になって以降の7年間は、議員発議での条例制定が積極的に行われ、議会の責任を果たしていることを感じています。

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